フェラーリのルイス・ハミルトンは、F1マイアミGPでのチームオーダーを巡る無線の数々について謝るつもりはなく、まだ胸の中に炎が燃えている証だと語った。
40歳を迎えたハミルトンは、F1通算362戦参戦と現役F1ドライバーの中で2番目に経験豊富なドライバーとなっているが、相変わらずモチベーションは高いという。
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先日のマイアミGPでも、ハミルトンはチームメイトのシャルル・ルクレールの後ろに張り付いた際に、チームに無線でチームオーダーを要求。チームの戦略担当に厳しいプレッシャーをかけた。
12番グリッドからハードタイヤでスタートする、上位陣とは逆の戦略を採ったハミルトンは、ピットストップを終えた直後には8番手につけていた。ハードタイヤを履くルクレールに追いついたミディアムタイヤのハミルトンは、チーム無線でレースエンジニアのリカルド・アダミに話しかけ「タイヤが焼けてしまった」と不満を漏らし、「チームワークが良くない」と嘆き、「そうしている間にお茶でも飲んでくれ」と付け加えた。
ハミルトンはさらに、自分のコメントは「皮肉であり、怒りですらない」と明言した。
「確かに、僕が無礼だったかどうかとか、何を書かれるかは分からない。正直なところ、僕はそうは感じなかった」
「僕はただ、勝ちたいだけなんだ。僕の中にはまだ火があって、それが少しずつ出てきているのを少し感じる。ファイターであることを謝るつもりはない。まだそれを望んでいることを謝るつもりはない。チームのみんなもそう思っているはずだ」
結果としてフェラーリはハミルトンを前に出したものの、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)を攻略することができず。そうこうしているうちに、ルクレールがハミルトンに再び接近。チームは再び2台のポジションを入れ替えた。
チーム代表のフレデリック・バスール代表は誤解を解き、チーム内の調和を保とうとしている。
「この状況では、(ハミルトンは)ピットウォールでの私の気持ちを理解しなければならない。彼は私を信頼できるし、私も彼を信頼できる」
「私が決断を下さなければならないとき、私はフェラーリのために決断を下す。データなどを見るために30分もかかるわけではない。コース上で誰が一番速いか、それが私が決断を下さなければならないとき、私はフェラーリのために決断を下す。データなどを見るために30分あるわけではない。コース上で誰が一番速いか、それがDRSによるものかどうかを判断しなければならない」
「少し遅かったかもしれないが、判断するのに1周か1周半かかった。後ろにいるときは、次のコーナーで入れ替えないといけないという気持ちがあるし、前にいるときは『DRSの効果でないか見てほしい』と言う。10周後には逆の状況になっていたと思う」
マイアミでのレースは、フェラーリが表彰台を争うことができなかった今季最初のグランプリとなったが、ハミルトンは今後予定されているアップグレードやフロントウイングの柔軟性に関する検査厳格化によって、ライバルに対するパフォーマンスに好影響をもたらすと期待している。
「マシンが抱えている問題のいくつかを解決すれば、メルセデスやブルズ(レッドブル)との戦いに戻れると心から信じている」
そうハミルトンは語った。
「次のレースでは違うことを試してみる。これからもプロセスに取り組んでいく。表彰台を目指して戦える時が来るのを楽しみにしている。そうなれば素晴らしいね」
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