ツインリンクもてぎで開催されているスーパーGT第8戦。GT500クラスのポールポジションを獲得した#36 au TOM’S LC500の中嶋一貴と関口雄飛は、予選中のセットアップ変更がポールポジションを引き寄せたと明かした。
午前中に行われた公式練習では、6番手だった36号車。中嶋は、走り始めからマシンに良い感触を持っていたようだ。
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「気温が低かった走り始めから感触が悪くなく、しっかりとタイヤを確認することができました。決勝に向けてタイヤ選択に不安はありません」と、中嶋は話した。
ところが、その中嶋が担当した予選Q1では、マシンがオーバーステア傾向になってしまっていたという。チームで話し合ってセットアップを調整したことがポールポジションにつながったようだ。
「Q1に向けて変更したこと(セットアップ調整)があまり良くなかった感触があったので、チームと話し合ってセットアップを変えたことが結果的にうまくいったのかなと思います」
「Q1の感じからするとポールは遠いかなと思っていましたが、(関口が)うまくやってくれました」
Q2を担当した関口は、1分35秒964をマーク。今季2度目のポールポジションを手にした。
「『できることはやろう』というのは常に思っていることなので、エンジニアや中嶋選手と話し合って、セットアップを変更していきました」と、関口は話した。
「Q1ではクルマがオーバーステアだったんですが、それが少し残っている程度になり、タイムも出たので上手く合わせ込めたかなと思います」
予選の結果、チャンピオン争いは#6 WAKO’S 4CR LC500と#37 KeePer TOM'S LC500の2台に絞られた。
決勝中に雨が降るのではないかという予報もある中、ポールからスタートする36号車のふたりは、ドライコンディションでのレースを希望。タイトル争いと関係ない位置を走り、勝ってシーズンを終えたいと意気込んだ。
「僕たちは残念ながら関係ないところにいますけど、チャンピオンがレクサス同士の争いになったので、あまり周りを気にせずに思い切ってやりたいと思います。今年、僕たちは雨絡みのレースでスムーズにいった記憶があまりないので、てるてる坊主を正しい向きでつけるしかないですかね。最後に勝とうというつもりでもてぎに来たので、それをしっかり達成して帰りたいと思います」(中嶋)
「僕たちはチャンピオン争いとは関係ないですから、チャンピオン争いをしている人たちとはレースをしないようにして、ぶっちぎりで逃げたいですね。もてぎのコースは、雨になったら話は別ですけど、ドライなら抜きにくいので、ポールポジションの優位性は他のサーキットより大きいと思います。それを最大限に活かしてレースしたいですね」(関口)
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