こんなに嬉しい3位はない！ 悪夢の土曜日から一転、笑顔の岩佐歩夢「速さと強さがあるのは間違いない」｜スーパーフォーミュラ第4戦

　モビリティリゾートもてぎで行なわれたスーパーフォーミュラ第3戦・第4戦。土曜の第3戦では悔しさのあまり感情を爆発させた岩佐歩夢（TEAM MUGEN）だが、日曜に会心のレースを見せたことで笑顔でサーキットを去ることになった。

　もてぎ戦では初日フリー走行で苦戦しながらも、第3戦の予選では6番手に食い込んだ岩佐。レースペースは良く表彰台争いにも絡んだが、ギヤトラブルに見舞われてしまいマシンを停めた。良いレース運びを見せていただけに、岩佐は悔しさのあまりコックピットで絶叫した。

　一夜明けた第4戦では予選9番手に沈んだものの、それでもやはりレースペースの良さは健在だった。セーフティカーラン中の1周目で多くのマシンがピットインする一方、岩佐はステイアウト戦略を採った。レース後半にタイヤ交換を終えた際には太田格之進、牧野任祐のDOCOMO TEAM DANDELION RACING勢の後ろ3番手で復帰することに成功し、最後は牧野に肉薄しながら3位でフィニッシュした。

　またも勝利には届かなかったものの、前日の悔しさを晴らす内容の良いレースだったことから、岩佐はかなり満足感を得ている様子。会見でも珍しく笑顔が目立った印象だった。

「こんなに嬉しい3位はない、というようなレースでしたね」と岩佐は言う。

「昨日は自分たちの最大限のレースができていたと思うので、その中でトラブルが出てああいった形で終わってしまい、本当に悔しかったです。自分たちの力を結果で示せないのは本当に悔しいのだと実感しました」

「予選はQ2でいくつかの問題があり順位を落としてしまいましたが、レースでは自分たちの力、スピード、チームワークを見せつけることができました。結果にも満足していますし、自分たちのパフォーマンスをこれから示す上で、スタートラインに立ったかなと思います」

「速さと強さがあるのは間違いありません。あとはとにかくまとめる力が必要です。（次戦）オートポリスは昨年ポールポジションながら悔しい思いをしましたし、その（敗れた）相手はダンディライアンなので、やり返します！」

Comments

[ge5********]

岩佐選手はもうレースペースは角田をしのいでるかも？(ﾟ∀ﾟ)