アウディは、2026年のF1パワーユニット開発について前向きな最新情報を提供し、同社のエンジニアがすべての目標を達成していることを示唆している。
2022年の夏、アウディはパワーユニットサプライヤーとしてF1に参入するという野心的な計画を発表したが、この動きは、電力の増加と100%持続可能な燃料の使用が際立っている新レギュレーションの導入と一致するものだ。
アウディF1はドライバー選択を急がずも、今年の後半に決断を下すべく「活発に活動している」とザイドルCEOが認める
F1プロジェクトを確固たるものにするため、インゴルシュタットを拠点とするアウディは、ザウバーとの戦略的パートナーシップを選択し、最終的にアウディがスイスを拠点とするザウバーの100%の株式を取得することとなった。この契約はザウバーのブランドを全面的に刷新し、F1の新時代の幕開けとなる2026年シーズンまでにヒンウィルのチームを本格的なアウディのワークスチームへと変貌させることを意味している。
22台の最新鋭のテストベンチと多数の高度な開発ツールを誇る、ノイブルクにあるアウディの最先端施設では、過去18カ月にわたり舞台裏でたゆまぬ努力が続けられてきた。このインフラは、ザウバーのヒンウィルのファクトリーと相まって、“真のファクトリーチームモード”を育み、協調的で効率的な開発環境を確たるものにしている。
アウディ・フォーミュラ・レーシングのCEOであるアダム・ベイカーは、この進歩を垣間見せるべく、いくつかの有望なニュースを共有した。
「内燃エンジン、電気モーター、バッテリー、コントロールエレクトロニクスで構成される当社のパワーユニットは、わずか2年でテストベンチ上でダイナミックに動作している。さまざまなコンポーネントをひとつのユニットにうまく組み合わせることは、ハードワークと優れたチームワークの結果によるものだ」
「アウディのパワーユニットは、すでにテストベンチでレース距離のシミュレーションをカバーしている。2023年は、個々のコンポーネントで多くのテスト時間を獲得し、並行して得られた経験を次の構造段階に組み込むことができた」
「重要なマイルストーンと目標が達成されたことから、チーム全体に素晴らしい雰囲気がある」
アウディにとってF1は新しいものではあるが、アウディ・フォーミュラ・レーシングのCTOを務めるステファン・ドライヤーによると、他のハイブリッドおよび電気モータースポーツカテゴリーでの経験は、エンジニアにとって大きな資産となっているということだ。
「激しさは、パフォーマンス開発にとって素晴らしいキーワードだ」とドライヤーは語った。
「これまでのところ、我々はこのフェーズにおいて設定したパフォーマンスと効率性の目標をすべて達成している」
「さらに2022年からは、F1で長年の経験を持つ強力なパートナーとともに燃料開発を進めている。これは、我々のプロジェクトにとって大きな決め手となるものだ。2026年の新しい持続可能な燃料は、競争力との関連性がいっそう高まるためだ」
ベイカーによると、アウディにとってさらに利点となっているのは、「白紙の状態」から始めることと、パワーユニット開発のコスト上限内で運営することであり、それによって「競合他社と肩を並べる」ことができるという。また、F1部門がアウディの自動車ハブに近いことも大きなメリットだ。
「インゴルシュタットにある親会社のアウディに近いことは、多くの面で我々にとって大きな利点となっている。この地域には、特にドライブトレイン部品開発の技術専門家が多い」
「他のF1パワーユニットメーカーは、イギリス、フランス、イタリア、日本に拠点を置いている。競合他社から従業員を引き抜こうとすると、彼らは通常は他の国に移らなければならない。それは課題となるが、我々の場合はそれほど大きなことにはならない。人々は雇用主を変えるだけでなく、住む国を変えることも覚悟しなければならない」
「我々が、他のすべてのパワーユニットマニュファクチャラーから経験豊富なエンジニアや技術者を採用することに成功したという事実は、我々のプロジェクトと所在地が、国際的な専門家や才能の持ち主にとっても魅力的であることを示している。現在、我々は23カ国から集まった従業員が構成する幅広いチームを擁している」
「アウディは幅広い国際的基盤を持っているだけでなく、アウディスポーツの既存のモータースポーツの専門知識を外部のF1の専門知識によって強化した。これにより、学習曲線が大幅に加速された」
「誰もがプロジェクトのスピードを最大限に上げ、F1への参戦を心待ちにしている。モチベーションも非常に高く、力強いチームスピリットを感じている」
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みんなのコメント
ルマンで積んだポルシェの経験も間違いなくプラスに作用すると思う。
ただ、そのPUを載せるシャシーはザウバーである事が唯一の不安点。
返り咲いて欲しい気持ちしか無いけど、今シーズンをみると大丈夫なのかな?と思う。