F1カナダGPのプロモーターにとって、緊張の日々が続いている。昨年のレースでは、3日間のレースの始まりと終わりに混乱が生じたため、このイベントはF1、チーム、メディア、ファンからの厳しい視線に直面しているからだ。
昨年のカナダGPでは、主催者、地元警察、およびサーキット内外への人員送迎のために起用されたサービス業者によって考案された昨年の計画は完全な失敗に終わり、週末の特徴だったひどい天候によって状況はさらに悪化した。それにより、市内に移動させられるまで数万人の人々が最長3時間にわたり、激しい雨のなかぬかるんだエリアに取り残されることになり、計画が大きな誤りだったことがわかった。
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F1との長期契約があるにもかかわらず、グランプリの将来が疑問視されているという認識は深刻な結果を招き、長年プロモーターを務めたフランソワ・デュモンティエが辞任し、送迎サービス業者全社との契約が即時に打ち切られた。この失敗は全員の仕事に大きな混乱をもたらしたため、F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは全チーム代表に謝罪の手紙を送らざるを得なくなり、F1はこのような混乱の再発を防ぐために強力な措置を取ることを誓った。
現在は、完全に新しいシステムとサービスが導入されている。新しい計画の成功はレースの存続にとって非常に重要だ。ケベック州観光大臣のキャロライン・プルーも、昨年のグランプリについて話すなかで大きな混乱があったことを認め、目にした状況を「恥ずかしく」感じたという。
イベントをプロモートする『Octane Racing Group』を代表し、同社COOを務めるサンドリン・ガノーは、「昨年は最悪の事態に見舞われました」と状況を説明した。
「昨年起こったことの多くは、コミュニケーション不足が原因でした」
「今年は、私たちがF1にこのような形で伴走してもらう初めての年です。これは、試験のために勉強し、今その成果を発揮しなければならない状況のようなものです。そのため、私たちがプレッシャーを感じているとは言いません。私たちは信じられないほどの意欲に満ち、刺激を受けていると思います」
学びのプロセスの一環として、カナダGPのプロモーターは、ヨーロッパと北米のいくつかのレースに参加し、交通渋滞への対応を現地で確認した。ガノーは、「今回のF1カナダGPは、カナダの実力を世界に示すことになるでしょう」と自信を見せている。
[オートスポーツweb 2025年06月13日]
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