10月31日~11月3日、イタリアのバレルンガで、FIA国際自動車連盟とSROモータースポーツ・グループが主催した新たなモータースポーツイベント『FIAモータースポーツ・ゲームス』が開催され、3日間で6競技が行われた。金メダル1個、銅メダル2個を獲得したロシアが初のチャンピオンに輝き、GTカップで濱口弘/笹原右京組が優勝した日本は金メダル1個で総合3位タイという結果となった。
このFIAモータースポーツ・ゲームスは、これまで行われていた国別対抗戦のFIA GTネイションズカップから発展。GTカップ、そしてKCMG製の新シャシー『KC.MC-01』を使ったF4カップ、TCRを使ったツーリングカーカップ、ドリフト競技のドリフティングカップ、さらにカートスラロームカップ、グランツーリスモSPORTを使ったデジタルカップという6競技が10月31日から3日間に渡って争われ、オリンピックのように上位3名/組に金・銀・銅のメダルを授与。各エントラントは国ごとのエントリーとなり、国別のメダルカップも設けられる。
モータースポーツ版オリンピックは成功なるか? 日本代表はGTに濱口/笹原組、F4に小高が参戦
イタリアのバレルンガを会場にして争われた第1回目のFIAモータースポーツ・ゲームスは、レースウイーク開始に先立つ10月30日、ローマを舞台にパレード。厳かな雰囲気でGTやTCRのマシンがパレードしたほか、出場選手が入場行進するセレモニーが行われた。
10月31日からは各カテゴリーの競技が行われていくが、GTカップをリードしたのは。日の丸が描かれたFFFレーシングチームのランボルギーニ・ウラカンGT3を駆る濱口/笹原組日本チーム。予選でポールポジションを獲得すると、レース1では雨に苦しみ10位となったが、11月3日のメインレースでは途中雨によるセーフティカーを挟みながら、スタートの濱口、そして交代した笹原がリードを守り、見事トップチェッカー。金メダルを獲得した。
「チームが素晴らしい仕事をしてくれました。今季は多くの成績を残すことができ、とても嬉しく思います。右京選手が素晴らしい仕事をしてくれたのも大きいです。初めてのGT3カーとは思えませんでしたね」と濱口。
また笹原も「まず、レースの機会を与えてくれた濱口選手に感謝しています。こうして素晴らしいチームと仕事ができて嬉しいですし、日本人として今日は完璧な一日を過ごせたと思います」と喜んだ。
一方、F4カップには日本チームとして小高一斗が参戦したが、予選レースを走行できず、メインレースでは16位フィニッシュと悔しい結果に。日本チームとしては、濱口/笹原組の金メダルにより、国別対抗では3位タイという結果となった。
国別対抗を制したのは、ツーリングカーカップでクリム・ガブリロフが金メダルを、カートスラロームカップでオレシア・バシュチェクとウラジラフ・ブシュチェフが銅メダルを獲得したロシア。イタリアとオーストラリアが2位タイ、日本とともにオランダ、ウクライナが3位となった。
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