この記事をまとめると
■イモラでは地元ファンが公園でレースを観戦している
ドイツからイタリアまでWECの取材でマイカードライブ! クルマ移動の費用が高騰しているのはドコの国も同じだった【みどり独乙通信】
■タンブレロのセナ慰霊碑やパスタ縁石などイモラならではの見どころも満載
■イモラのモータースポーツが街に溶け込んだ風景に感動
公園からの覗き見もなかば公認なイモラのWEC
酷い渋滞に遭いながらも、1年ぶりにイタリアのイモラへWEC(世界耐久選手権)の取材へ自走でやってきました! イモラといえば、世界中のセレブリティ御用達のフェラーリの地元ですから、早朝から真っ赤なフェラーリのユニフォームとキャップを被った数多くのファンの方がサーキットへ駆けつけました。
イモラのサーキットのすぐ近くには大きな公園が隣接しているのですが、お散歩コースになっている脇道からフェンス越しにコースサイドも結構しっかりと見えちゃうのです。
流石にF1が開催される際には広告バナーを張り詰めてまったく見えなくしてしまいますが、WECのときはそこまで厳しくありません。ですから、公園の内外からチケットなしでも十分にレースを楽しむことができるんですよ。
実際に数多くのファンの方がレジャーマットを敷いて場所取りをしておられるのですが、すごく雰囲気がいいのです。お家からお弁当やおやつ、ドリンクをもち寄ってピクニックをしながら、お友達やご家族など、さまざまな方が無料でレースを楽しまれている姿はとても微笑ましいのです。私がイモラ近郊に住んでいたら、間違いなくこのピクニックコースを選択するでしょう。
もちろん、スタンド席のチケットを購入すれば、もっと間近に走行シーンを観ることはできますし、パドックチケットを購入すれば、運がよければドライバーにも会えますが、木陰でのんびりおにぎりを食べながらの観戦も楽しいのではないでしょうか。
ドイツ人はレジャーマットの上も土足の方が大半ですが、イタリア人は日本人のように靴を脱いで上がっている方を多く見かけ、なんだか親近感が湧きました(笑)。
少し歩きますが、無料で入場出来るWECのイベント広場には十分な数のトイレや給水所が設けられていますので、セッションの合間にトイレに行くついでに、ショップやフードトラックをチェックしに行くこともできます。
モータースポーツが根付いた街
多くのファンが楽しくピクニックをしながらレースを観戦されている場所のすぐ側では……。亡くなってからすでに32年も経ちますが、世界的に人気の伝説のF1ドライバー、アイルトン・セナが事故に遭ったコーナー「タンブレロ」の裏手に慰霊碑が建立されており、そこへ向かうまでの道案内も出ています。
セナファンやモータースポーツファンのみなさんにとっては、一度は訪れてみたい場所なのではないでしょうか。このレースウィークには、セナの現役時代を知らない若い世代の方を多く見かけて感慨深かったです。
1994年のサンマリノGPのレースウィークでは、セナの亡くなった1日前の4月30日には、日本でも活躍したローランド・ラッツェンベルガーがこのイモラの「トザ」というシケイン手前で亡くなりました。2日連続でふたりの偉大なレーシングドライバーが命を落とすという痛ましい事故が起きたこのレースウィークを、2度と繰り返してはいけません。
ラッツェンベルガーが亡くなった近くの「トザ」の縁石には、このWECの開催直前にイタリア名物のさまざまなパスタが描かれて話題を呼びました。私もわざわざそのパスタの描かれた縁石を観に行ってきました(笑)。世界中からファンが訪れるサーキットとあり、イタリア観光や文化のPRの一環のようです。
そのパスタ縁石をレーシングカーが迫力ある走りで駆け抜けていくなんて、一体誰が考えついたのでしょうか。なかなかよいアイディアで、楽しい気分になりますね。
日本のサーキットにもお寿司やおにぎりや焼き鳥の他に、たとえば岡山なら桃、もてぎなら餃子、鈴鹿なら伊勢海老など各地の名産を描いていただけたら楽しそうですね。
ところで、私たちはメディアシャトルでコースサイドまで連れて行っていただけるのですが、なんとワイン用のぶどう畑を発見! イモラのコースサイド近くでまさかワインが作られているなんて思ってもみませんでした。
もしも来年に再びイモラを訪れられるのなら、事前にワイナリーなどもチェックしておきたいですね! ほとんどお酒は飲めないのですが、たまには友人らと1杯を楽しむこともありますので、イモラ産ワインをぜひとも次回は手に入れたいものです。
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みんなのコメント
それこそCカーの耐久レースとかそんな人気もないし、
どこでも好きなところで見れたしね。