レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1スペインGPを勝利し、3連勝を飾ることになった。しかしレース序盤にターン4でスピンした時は「とても驚いた」と認めた。
フェルスタッペンは2番グリッドからスタート。首位を行くフェラーリのシャルル・ルクレールを追った。しかし9周目のターン4でハーフスピンを喫してしまい、マシンはグラベルへ……これで4番手までポジションを落とすことになった。
【F1動画】まさか! フェルスタッペンとサインツJr.を翻弄した”魔の”ターン4
ルクレールは直接のライバルが脱落したことにより、独走状態。スペインGP勝利は間違いないと見られたが、パワーユニットのトラブルに見舞われリタイア。フェルスタッペンは戦略を切り替えて前を追い、優勝を手にした。
「ターン4でコースオフしてからの30周は、非常に苛立っていた。だって本当にびっくりしたんだ。ブレーキングを遅らせたり、オーバースピードでコーナーに入ったつもりは全然なかったからね」
決勝レースで、このコーナーでコースオフを喫したのはフェルスタッペンだけではない。フェラーリのカルロス・サインツJrも、このターン4でコースオフしたひとりだ。フェルスタッペン曰く、突風によって空力バランスを乱したのが、コースオフの原因だという。
「今日はすごい突風が吹くことがあった。あるラップは全てが安定しているように感じたけど、次の周では突然、場所によってはオーバーステアが増えるような状況だった。それは、僕を驚かせた。理想的な状況ではなかった」
なおコースオフしたことによって、マシンにダメージを負うことはなかったようだ。
「コースに戻ると、マシンは問題ないように感じた。だからもちろん、ラッキーだったよ」
ただポジションを落とした後、フェルスタッペンのレースがスムーズだったわけではない。DRSが不調で、開いたり、開かなかったり……それが影響して、メルセデスのジョージ・ラッセルをなかなか抜くことができなかった。
フェルスタッペンはその状況は「非常に苦痛だった」と説明。問題を回避するために、様々な方法を試したと語った。
「できることは何もなかった」
そうフェルスタッペンは語った。
「ある時点でストレート上で、50回くらいDRSを開こうと操作した。でも開かなかったから、明らかに問題があった」
「色々試してみたんだけど、故障していたんだ」
結局抜くことができなかったため、フェルスタッペンは作戦を3ストップに切り替え、タイヤの違いを活かしてラッセルを攻略。最終的にはペレスにポジションを譲られる格好となり、優勝を手にすることができた。
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