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ボルボの小型SUV「ボルボEX30」大きな可能性を秘める小さな車が新登場

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ボルボの小型SUV「ボルボEX30」大きな可能性を秘める小さな車が新登場

新しいボルボEX30は、ボルボ史上最も小さなSUV。

EX30は、ボルボ車に期待される安全性を追求して設計されており、交通量の多い都市環境において、ドライバーと周りの人々の両方を守ることを目的としている。一つの例として、車のドアと自転車の衝突事故の防止に役立つ、自転車用の特別な安全機能を搭載しており、自転車やスクーター、ランニングをする人の直前でドアを開けようとすると、音と表示によって警告がなされるというもの。このようにEX30には、最先端の保護安全技術を用いた高い安全基準が導入されている。

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電気自動車として生まれたEX30は、ドライバーが必要とするすべてのスマートテクノロジーを搭載し、真に高性能なSUV体験を提供する。専用アプリには、車に関連するすべてのサービスが含まれており、充電機能から混雑した駐車場で車を見つける機能、車をロックする機能、さらには冬の寒い日に車内を温める暖房機能まである。また、EX30は、時間と共に進化するソフトウェアのOTA(無線アップデート)を受信できるようになっている。スタート価格は約36,000ユーロとなっている。

しかも、スタート価格だけではなく、トータルの維持費がボルボの他のどの電気自動車よりも低く、電気自動車の小型SUVセグメントの競合他車を大きく引き離すという調査結果が出ている。

ボルボ・カーズのCEOであるジム・ローワンは、「人々が電気自動車への乗り換えを検討する際、価格と維持費が依然として最大の課題の1つであることを私たちは知っています。ボルボEX30は、私たちがプレミアムな電動モビリティをより多くの人々に提供し、自動車産業と社会が必要とする完全電動化への移行を促進し、加速させることを可能にします」と述べている。

ユーザーの思い通りの方法で

EX30は、利便性の高いサイズ、スマートなテクノロジーに加え、選べるさまざまな構成要素があり、それぞれの好み、ニーズ、ライフスタイルに対応できるように設計されている。

このような柔軟性と利便性は、販売方法にも反映されていて、利便性と選択の自由を中心に考えられており、購入、リース、サブスクリプションなどが用意されている。

ボルボ・カーズのCCO(Chief Commercial officer) 兼副CEOであるビヨン・アンウエルは、「EX30の『Care by Volvo』は月額599ユーロからで、既存のお客様だけでなく、ボルボブランドに初めて接するお客様にとっても魅力的な選択肢になると強く確信しています。EX30を通じて、私たちは新しいお客様との関係を構築し、長期的にお客様との関係を維持することができるのです」と述べています。

シームレスな顧客体験

フラッグシップ・オンラインストアvolvocars.comを通じて、シンプルで直感的かつスムーズな購入プロセスを開発することに注力した結果、不明瞭な手数料のない透明性の高いオンライン価格とわかりやすい内容により、新しいボルボEX30を簡単に注文することが可能となった。

このオンラインにおける販売プロセスは、オンラインとオフラインのチャネルをシームレスに融合させ、最高の顧客体験を実現するというボルボの強い意志が反映されていて、販売店を訪れる、都市型スタジオに足を運ぶ、ウェブサイトを見る、ボルボ・カーズ・アプリを使うかにかかわらず、誰もが同じように素晴らしい有意義な体験を味わうことができるという。

EX30は、今年、オンラインと実店舗を完全に融合した消費者直販モデルに切り替える最初のマーケットとなる英国に加え、他の特定のマーケットでもオンラインで販売される。

来年から、EX30にはクロスカントリーバージョンが加わる。この特別仕様の電気自動車の小型SUVは、2024年に受注を開始し、その年の後半に生産を開始する予定となっている。

EX30クロスカントリーは、どこにおいても一目でその存在を認識することができるようにデザインされていて、フロント、リア、サイドのスキッドプレート、フロントバンパーとトランクリッドのブラックパネル、そして、スタイリッシュなクロスカントリーのスタイルが目印になる。また、ボンネットに取り付けられた小さなスウェーデン国旗もポイントとなっている。

ボルボEX30クロスカントリーは、ボルボのクロスカントリーの長い伝統を受け継いで、記念すべきラインアップが展開される。このモデルには、さまざまな特注仕様が用意されており、より高い最低地上高、19インチのブラックホイール、特注タイヤを装着した18インチホイールのオプションなどがある。

Text:アウトビルトジャパンPhoto:Volvo Car Japan

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