現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > じつは20年以上前から王者の貫禄たっぷり! 初代アルファードを振り返ったらみんな乗りたくなるのも当然の中身だった

ここから本文です

じつは20年以上前から王者の貫禄たっぷり! 初代アルファードを振り返ったらみんな乗りたくなるのも当然の中身だった

掲載 51
じつは20年以上前から王者の貫禄たっぷり! 初代アルファードを振り返ったらみんな乗りたくなるのも当然の中身だった

 この記事をまとめると

■アルファードはトヨタにおける大人気モデルの筆頭だ

いまでこそアルヴェルの影に隠れてるけど初代は凄かった! 発売後1カ月で1万7000台も売れた「初代エルグランド」の衝撃

■初代モデルは2代目エルグランドのライバルとして2002年に誕生した

■ライバルを凌駕する車内空間と質感で最初からミニバン王者に相応しい1台であった

 アルファードは最初から大ヒットモデルだった

 いまや日本の高級車、VIPやハイエンドミニバンを望むユーザーの定番車種となったのが、トヨタ・アルファードだ。姉妹車のヴェルファイアとともに3度目のフルモデルチェンジを実施し、2023年に発売された4代目アルファードは中古車が新車価格を上まわるほど、新車、KINTO、中古車ともに超人気。デザイン、車内の豪華さ、装備の充実度、全列の快適性、そして走りのよさなど、現時点で国内にライバルなきプレミアムな存在になっている。510万円からのX ハイブリッド(2WD)も加わり、ますます人気は加速しているところだ(あわせてヴェルファイアも人気。そして間もなく新型日産エルグランドが発売される予定……)。

 そんなトヨタ・アルファードだが、ここではいまに至るアルファード人気のスタート地点である初代アルファードに迫ってみようと思う。

 初代アルファードはそれまでのグランビア、レジアスなどの4モデルを統合し、2002年5月22日にデビュー。ちなみにライバルとなる日産エルグランド(初代は1997年~)の2代目が2002年5月20日の登場だから、まさにそれにぶつけてきた、真っ向勝負を挑んだミニバンである。

 もちろん、トヨタ最上級ミニバン、ミニバンのフラッグシップを目指したモデルだ。エスティマ用の前輪駆動プラットフォームを流用し、そこにひとまわり大きいボディを架装した。ボディは全長4800×全幅1805×全高1935mm、ホイールベース2900mmというサイズだった(現行モデルは全長4995×全幅1850×全高1935mm。ホイールベース3000mm)。

 パッケージは2列目キャプテンシートの2/2/3名配列の7人乗りと、2列目ベンチシートの2/3/3名配列の8人乗りを用意。パワーユニットは220馬力を発生させる3リッターV6エンジン(1MZ-FE型)と、最高出力159馬力となる2.4リッター直4エンジン(2AZ-FE型)を揃え、ミッションは5速または4速AT。駆動方式はFFまたはビスカスカップリング式センターデフ付フルタイム4WDの2種。上級グレードのサスペンションには、セミアクティブ制御のH∞TEMSを備えていた。なお、当時の10・15モード燃費は8.3~9.7km/Lだった。

 その初代アルファードの人気、存在感を一躍高めたのが、2003年7月に加わったハイブリッドモデルである。131馬力となる2.4リッター直4(2AZ-FXE型)に前13kW(11.2kg-m)、後ろ18kW(11.0kg-m)のモーターを付加し、Super CVTと組み合わされていた。

 しかも、10・15モード燃費は4WDで16.4~17.2km/Lまで向上したのだから、大柄で重いミニバンのハイブリッド化のメリットが大いに生かされたことになる。ハイブリッドモデルにはAC100V/1500Wコンセントも用意され、車内外でさまざまな用途に使えたのも大きな魅力だった。

 ちなみに2006年当時の平均月間販売台数は、アルファードが6992台、エルグランドが2606台と、すでに大きな差がついていたのである。

 なお、2002年登場時のパワースライドドアは左側のみであったが、2003年7月の改良時に両側パワースライドドアとなっている。

 デビュー当時からその存在感は圧巻

 当時の筆者の試乗リポートを要約すると、「サイズからは想像もできないほど乗用車的、いや、高級サルーンに匹敵するドライブフィール、乗り心地が魅力で、爽快な見下ろし感覚のドライビングポジションながら、滑らかなステアリングフィール、快適無比な乗り心地、巡航時の車内の静かさなど、さすがにLLクラスのプレミアムミニバンだけのことはある。しかも、V6、直4エンジン、駆動方式を問わず、巨体を走らせていることを忘れさせてくれるほどの軽快で安心感あるフットワークを披露し、カーブ、山道でもドライバーの意思通りのラインに乗せることができ、その際の挙動もじつに穏やか。そうしたシーンでフワフワとした大きめのロールを伴いがちな2代目エルグランドより遥かに走りの安心感がある」。

「車格にあうのはV6のほうで、フル乗車をしても余裕の加速力と上質感たっぷりの乗り心地を示し、車内の静かさも一枚上手。直4モデルは4名乗車ぐらいであれば加速力に不満はないが、エンジンを高回転までまわすシーンでは車内が一気に騒々しくなる」。

「やはりこの時代でも真打ちはハイブリッド。直4エンジンベースながら、直4モデルよりずっとパワフル、トルキーに走り、もちろん、燃費性能はシリーズベスト。後輪モーター駆動の4WDはあらゆる路面状況、速度域でより高い安定感をもたらす。ドライバビリティのよさから、大柄なボディサイズにもかかわらず、街なかでもじつに走りやすい。ミニバンとして重要な車内の広さも、全長4795×全幅1795×全高1910mmのエルグランドより余裕がある」と記している。

 室内空間の話が出てきたところで、当時の初代アルファードと2代目エルグランドの車内の筆者による実測値を詳細に紹介するとしよう。全高が高いことから全列の頭上高や2列目席のシートサイズではアルファードが圧倒し、膝まわり空間では2列目席がエルグランド優勢。3列目席は両車同等。ラゲッジルームはよりボックス型ボディのエルグランドがフル乗車時の奥行き、幅、フロア地上高の低さでリードしていたようだ。

 いずれにしても、このクラスのミニバンでいち早く時代を先取りしたハイブリッドモデルを投入し、より商用車っぽくない洗練されたスタイリングが与えられ、高級サルーンに匹敵する乗り心地、静けさ、走行性能を実現した初代アルファードは、いまに至る絶対的存在感、人気を、もう25年近く前の2002年の時点で手に入れており、トヨタのフラッグシップミニバンとしての成功が約束されていたというわけだ。

 なお、初代アルファードの中古車価格は50万~70万円程度だが、さすがに20年以上前のクルマになるため、その後のメンテナンス費用は覚悟が必要だろう。どうしても……というなら、乗りつぶすつもりで、ネッツトヨタなどのディーラー系で探すといいかも知れない。

文:WEB CARTOP 青山尚暉
【キャンペーン】毎日機械洗車が50%オフ!お得に愛車をピカピカに(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

【試乗】そりゃ売れるのもわかる! 日本で大人気のボルボXC40に改めて乗ったらやっぱり最高だった
【試乗】そりゃ売れるのもわかる! 日本で大人気のボルボXC40に改めて乗ったらやっぱり最高だった
WEB CARTOP
新型エルグランド買うならAUTECH LINEがイチオシ!! アルファード対抗の“売れ筋ど真ん中”はこれだ!!
新型エルグランド買うならAUTECH LINEがイチオシ!! アルファード対抗の“売れ筋ど真ん中”はこれだ!!
ベストカーWeb
450万円のランクルってバグでしょ!! 新型ランドクルーザーFJは“小さい本格派”で本当に買いなのか
450万円のランクルってバグでしょ!! 新型ランドクルーザーFJは“小さい本格派”で本当に買いなのか
ベストカーWeb
地味に嬉しい「9mm」の差? 新型「CX-5」乗ってわかった“進化のベクトル”とは
地味に嬉しい「9mm」の差? 新型「CX-5」乗ってわかった“進化のベクトル”とは
乗りものニュース
うぉっ! プリメーラ復活かよ……って色めき立つのは早すぎた!? 往年のファンには「これじゃない」感漂う新型プリメーラの正体とは
うぉっ! プリメーラ復活かよ……って色めき立つのは早すぎた!? 往年のファンには「これじゃない」感漂う新型プリメーラの正体とは
WEB CARTOP
マツダ新型「CX-5」 3代目はどんな進化を遂げたのか
マツダ新型「CX-5」 3代目はどんな進化を遂げたのか
くるまのニュース
トヨタ アルファード、一部改良でPHEVモデルの新グレード 「Z」を設定
トヨタ アルファード、一部改良でPHEVモデルの新グレード 「Z」を設定
くるまのニュース
新型エルグランド先取り試乗・気になる走りの実力は!?
新型エルグランド先取り試乗・気になる走りの実力は!?
グーネット
セダンでもクロスオーバーでもない。BMW 3シリーズの新バリエーションは、5ドアのグランツーリスモだった【10年ひと昔の新車】
セダンでもクロスオーバーでもない。BMW 3シリーズの新バリエーションは、5ドアのグランツーリスモだった【10年ひと昔の新車】
Webモーターマガジン
トヨタ「新型ランドクルーザー“FJ”」を解説  新車450万円の「“コンパクト”クロカン四駆」
トヨタ「新型ランドクルーザー“FJ”」を解説 新車450万円の「“コンパクト”クロカン四駆」
くるまのニュース
ヴェイロンに挑むと意気込んだスイスの「ウェバーF1」! いつの間にか立ち消えた謎のプロジェクトの中身
ヴェイロンに挑むと意気込んだスイスの「ウェバーF1」! いつの間にか立ち消えた謎のプロジェクトの中身
WEB CARTOP
アウディが1001馬力の新型スーパースポーツをリリース! 単なるR8の後継じゃないハイテク戦闘機の中身
アウディが1001馬力の新型スーパースポーツをリリース! 単なるR8の後継じゃないハイテク戦闘機の中身
WEB CARTOP
【試乗】世界のどこにもライバル不在の「我が道」っぷり! これがフランスの高級車「DS N°8」だ!!
【試乗】世界のどこにもライバル不在の「我が道」っぷり! これがフランスの高級車「DS N°8」だ!!
WEB CARTOP
アウディ新型「Q3」発売 6年ぶり全面刷新  最新の動向を販売店に聞いた
アウディ新型「Q3」発売 6年ぶり全面刷新 最新の動向を販売店に聞いた
くるまのニュース
トヨタ「アルファード」一部改良 さらに盤石なグレード展開に
トヨタ「アルファード」一部改良 さらに盤石なグレード展開に
くるまのニュース
トヨタ新型「ハイラックス」を発売 1年7か月ぶりに日本復活
トヨタ新型「ハイラックス」を発売 1年7か月ぶりに日本復活
くるまのニュース
トヨタ「ヴェルファイア」一部改良モデル 最上級グレードとは
トヨタ「ヴェルファイア」一部改良モデル 最上級グレードとは
くるまのニュース
ロシアのクロカン四駆「ラーダ・ニーヴァ」50年目でやっと大幅改良! あらゆる点が新しくなったがヤッパリ電動化なんてドコ吹く風だった
ロシアのクロカン四駆「ラーダ・ニーヴァ」50年目でやっと大幅改良! あらゆる点が新しくなったがヤッパリ電動化なんてドコ吹く風だった
WEB CARTOP

みんなのコメント

51件
  • エガちゃんねらー
    この頃のアルファードってヤンキーとは
    あまり縁がなかった気がするのは思い込み?
  • khg********
    この頃のは残クレファード感が薄い

    今のはガオーっていう威嚇する下品な顔だけど残クレという悲惨な状態。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

559 . 9万円 1485 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

27 . 0万円 1699 . 0万円

中古車を検索
トヨタ アルファードの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

559 . 9万円 1485 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

27 . 0万円 1699 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村