マクラーレンのテイラー・バーナードは、今季の東京E-Prixは初開催となった昨年とは違う展開になるはずだと語った。
6月1日に21歳になるバーナードは、今季大きな飛躍を見せているドライバーだ。開幕戦のサンパウロE-Prixでシリーズ最年少表彰台記録となる3位を獲得すると、第4戦ディルイーヤE-Prixで初ポールポジションを獲得。第6戦モナコでもポールを獲得し、ランキング4番手につけている。
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バーナードは今季これまでのシーズンを振り返り、一定の満足はしているものの、ハングリーさは失われていないと語った。
「(今季これまでは)とても素晴らしいよ。ただここ2週間はアップダウンが激しくてポイントを獲得できていない。モナコではポールポジションを獲得したけど、レースではあまりポイントを獲得できなかった。僕たちはその流れを今週末に変えたいと思っている」
「だけど、僕は今ランキング4番手につけているんだ。もしシーズンの開幕前にそうなると聞かされていたら喜んだだろうね。だから物事を冷静に考えれば、今の順位にはとても満足しているけれど、もっと得点を稼ぎたいと強く思っているし、飢えているんだ」
日産のパワートレインを使うマクラーレンにとって、東京E-Prixは第2のホームレースといってもいい。FP1では、日産のノーマン・ナトーがトップ、オリバー・ローランドが3番手と速さを見せている。
バーナードは東京E-Prixの走行開始を前に、東京E-Prixの意気込みを次のように語っていた。
「昨年オリー(ローランド)はここでとても良い結果を残した。彼はポールポジションを獲得し、レースでは2位になった」
「日産にとってのホームレースだし、もちろん僕たちのパワートレインにとってもね。だから日本のファンのサポートが今週末、プラスアルファを与えてくれることを期待している」
しかし残念ながらバーナードは、FP1でウォールの餌食となってしまい、終盤のアタック合戦に参加できず22番手に終わってしまった。
昨年の東京E-Prixはオーバーテイクがしづらく、エネルギー管理が重要なレースだったことから出遅れが大きく響く展開だったが、今季のGen3 Evoはアタックモードを使用すると四輪駆動化。大きくポジションを上げることができる戦略要素となっている。
また新たな戦略要素として、土曜日のレースはピットインして急速充電するピットブーストが導入される。土曜日は雨が降る可能性の高い予報となっていることからも、一筋縄ではいかないだろう。
「アタックモードの加速は信じられないほど速いんだ。アタックモードを誰かが使うたびに4~5ポジションが上がるので、隊列がミックスされるんだ」
そうバーナードはアタックモードについて語った。
「昨年の東京で言えば、レースは退屈ではなかったけど、オーバーテイクするのがとても難しかった。今シーズンはアタックモードの要素によって間違いなく違うレースになると思うし、それがどう変わるかはやってみるまで分からない」
「ピットブーストがある土曜日のレースは雨になると思うので、雨の中でピット・ブーストがどう機能するのか見るのが興味深い。毎回言っていることだけど、それがチームにとってどう機能するのか分からないんだ」
「僕たちはただ、自分たちが正しい手順を踏んでいることを確認し、レース後に何が起きているのかを見直すだけだ」
金曜日は苦汁をなめたバーナード。土曜朝のFP2では4番手まで挽回しており、彼がどんな活躍を見せるか、東京E-Prixの見どころのひとつになるかもしれない。
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