酷使された旧車のラジエータファンモーターが悲鳴をあげている
この夏の猛暑で、古いスポーツカーやヤングタイマーに冷却系のトラブルが多発しています。筆者のマツダ初代「ロードスター」も渋滞時に水温が急上昇。原因は電動ファンモーターの故障でした。電動ファンは予兆なく壊れるうえ、純正部品は製造廃止や価格の高騰が進んでいます。なかには数年で数倍に跳ね上がったケースもあり、旧車オーナーにとって深刻な問題です。気候変動による猛暑と部品不足が重なる今こそ、早めの点検やパーツ確保が必要になっています。
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平成以降のクルマで水温計の針が動き出したら要注意!
この夏は猛烈な暑さが続いた。8月5日には群馬県の伊勢崎市で41.8℃を記録し、国内の最高気温を更新した。全国各地で40℃超えの地域が出現している。ここまで暑いと、少し旧いクルマではトラブルが出ない方が不思議なくらいだ。実際、この夏は冷却系統に問題が出ているヤングタイマーが増えている。
筆者が所有する初代ロードスター(NA型)もその1台だ。空いている道をスムースに走っているときや夜間は正常だが、渋滞にはまると水温計がぐんぐん上昇する。「昭和のクルマではあるまいし、オーバーヒートなんて無縁だ」と思っていた筆者も、これには驚かされた。
調べてみると、原因はラジエータの電動ファンモーターが寿命を迎えていたのであった。初代ロードスターの冷却ファンは2個あり、クルマの前から見て右側がラジエター専用、左側がエアコンのコンデンサー用である。
ロードスターに限らず、ラジエータファンのモーターは予兆なく壊れるため、厄介だ。しかも、外気温が低かったり、走行風が十分ラジエータに当たっているときは水温計に異常が見られないため、故障に気がつきにくい面もある。
初代ロードスターの電動ファンは水温が102℃から108℃になると作動する仕組みだ。これが回るべきタイミングで回らないと、すでに水温はかなり高い温度になっており、たちまちリザーバータンクから冷却水があふれ出す事態となる。
ちなみにヤングタイマーの一部も含め、最近のクルマの水温計はインジケータ程度と思ったほうが懸命だ。メーカーとしては、オーナーが水温の上下に敏感になりすぎないようにと、一般的に70℃から105℃くらいの間ではメーターの針は中央を指すように設定している。もし、針が動き出したら水温はオーバーヒート寸前になり始めていると思ったほうが賢明だ。
電動ファンモーターはある日突然壊れるため、旧車オーナーは予防整備的に、症状が出る前に新品に交換したほうがいいだろう。ディーラーでも、2024年あたりから電動ファンモーターの故障車は定期的に入庫していると話す。ロードスターやマツダ車に限らず、1990年代のスポーツカーで、電動ファンのモーターが壊れるのは珍しいことではなくなってきた。猛暑でラジエータファンの稼働率が高まっていることも、故障発生件数増加の原因かもしれない。
純正パーツの製造廃止と価格高騰はさらに怖い
電動ファンモーターが予兆なく壊れるのも怖いが、もうひとつ怖いのは、純正パーツの製造廃止と急激な値上がりだ。
例えば、1990年デビューの日産P10型「プリメーラ」の場合、2024年まで5万円だった純正のラジエータファンモーターが一気に4倍の20万0000円に爆上がりしたという。オーナーの間で悲鳴が上がっていると聞く(初代ロードスターの純正部品は、じつはまだ3万6322円であった)。
最悪、中古を探す手もあるが、故障も怖い。部品の値上げ、欠品、製造廃止も怖い。旧車オーナーには、今のうちに新品パーツを確保しておくことをおすすめしたい。
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