FIFAワールドカップ2026で優勝候補に挙げられるフランス代表から、ファッションアイコンとしても注目される6選手をピックアップ。試合会場入りやオフの装いを紹介する。
近年、サッカー選手はピッチの外でも自身の個性を発信する存在となったが、各国のビッグクラブで活躍する選手たちは、ファッション好きが多いことでも知られている。なかでも、FIFAワールドカップ2026で優勝候補の一角に挙げられるフランス代表には、ラグジュアリー、ストリート、モード、ヴィンテージなど、それぞれ異なる美意識を持つ選手たちが揃う。世界最高峰の舞台で繰り広げられる熱戦はもちろん、ファッションセンスにも注目したい6人をピックアップ。
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1.ジュール・クンデ
まず外せないのがジュール・クンデだ。フランス代表とFCバルセロナで活躍するディフェンダーは、サッカー界を代表するファッションアイコンのひとりとしても知られている。試合会場入りで披露する私服は話題となり、そのスタイルはチームメイトからも一目置かれる。2024年にはジャックムスのキャンペーンにも起用され、2025年にはパリで開催された「ジャックムス SS26」のショーにも来場するなど、ファッションウィークの常連としても存在感を放っている。
1986年のジミ・ヘンドリックスのコンサートグラフィックTシャツに色落ちしたデニム、足元にはウエスタンブーツを大胆に合わせたスタイルは、ルイ・ヴィトンのモノグラムバッグやサングラス、そしてジュエリーを重ね付けすることで、ロックやヴィンテージカルチャーのムードを自然に取り入れている。
ラグジュアリーブランドだけでなく、音楽や古着、ストリートカルチャーへの関心が見えるのもクンデの魅力。派手さよりも、自身の好みや美意識を感じさせるスタイルは、ファッションファンからも支持を集めている。
2.ミカエル・オリーズ
クンデと並び、近年フランス代表でファッション好きとして注目を集めているのがミカエル・オリーズだ。本人が積極的にファッションを語るタイプではないものの、代表合宿や試合会場入りで見せるファッションは毎回話題となる。
この日はバレンシアガのセットアップに、同じくバレンシアガの「3XL Extreme Lace Sneakers」を合わせたリラックス感のある着こなしを披露。そこにエルメスの「オータクロア40」を合わせることで、リュクスなムードを加えている。オーバーサイズのシルエットと上質なバッグの組み合わせは、まさに今のフットボーラーらしいスタイル。派手な色使いや装飾ではなく、シルエットやアイテム選びで個性を表現するのがオリーズ流。フランス代表の新世代を象徴するスタイルアイコンといえるだろう。
3.イブラヒマ・コナテ
フランス代表の守備を支えるイブラヒマ・コナテ。ストリートからラグジュアリーまで幅広く着こなし、試合会場入りのスタイルが話題になることも少なくない。
この日はアクネ ストゥディオズのバーガンディのボンバージャケットを主役に、プラダのオーバルサングラスを合わせた。深みのある色使いが印象的なスタイリングで、足元にはエルメスの「Limité」アンクルブーツをセレクト。ラグジュアリーブランドを取り入れながらも、肩の力が抜けた着こなしに仕上げている。コナテは鮮やかなカラーや大胆なアイテムを取り入れることも多いが、この日はシックなトーンでまとめた。
4.ラヤン・チェルキ
ラヤン・チェルキはプレー同様、私服もどこか自由で型にはまらない。スポーツやストリートの要素を自然に取り入れるところに彼らしさがある。
この日はY-3のニットセーターを主役に、ワイドパンツとアディダスの「XLG MTW」を合わせた。ブラウンのレザーバッグやティントレンズのサングラスも相まって、どこかモードな雰囲気。ファッションを楽しんでいることが伝わってくる、チェルキらしい着こなしだ。
5.マルクス・テュラム
マルクス・テュラムはモードブランドを積極的に取り入れた着こなしを好み、そのスタイルはサッカー選手というよりもファッションウィークの来場者を思わせることもある。
この日はボーンモチーフが大胆にあしらわれたレザージャケットを主役に、コム デ ギャルソン・オム プリュスのショーツを合わせた。足元にはリック・オウエンスのブーツをセレクト。ブラックを基調としながらも、それぞれのアイテムが強い個性を放ち、アバンギャルドな雰囲気を漂わせるスタイリングに。
6.マヌ・コネ
2024年にフランス代表デビューを果たしたマヌ・コネは、ストリートからモードまで幅広く取り入れながら、常に自身の個性を反映した着こなしを楽しんでいる。
この日はマリーン・セルのデニムジャケットを主役にしたオールブラックのスタイリング。リック オウエンスのワイドパンツが生み出すボリューム感に加え、首元から覗くムーンモチーフやゴヤールのバッグが着こなしに奥行きを与えている。シンプルな色使いながらも、一つひとつのアイテムが強い存在感を放ち、コネのファッション観を感じさせる装いだ。
編集と文・伊藤稜大(GQ)
GQ JAPANでは、FIFAワールドカップ2026に向けた特集「GQ Global All-Stars」を展開中。選手インタビューからユニフォーム、観戦スタイルまで、ワールドカップを多角的に楽しむコンテンツを順次公開中。
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