MotoGPの2024年王者であるホルヘ・マルティンが、アプリリアを2025年末で去る意向である事がわかった。
マルティンは昨年、ドゥカティファクトリーチームへの昇格が叶わなかったことで、アプリリアへの移籍を決断。同年にMotoGP王者となったあと、鳴り物入りでアプリリアへ移った。
■MotoGP、長期欠場ライダーの復帰前に特別テストを許可へルール調整。再び大怪我のマルティンに朗報?
しかし、彼は今やアプリリアからの早期離脱を検討しているようだ。マルティンはフランスGP終了時点でランキング上位に入っていなかった場合、他メーカーからのオファーを受けることのできる契約条項を盛り込んでおり、それを利用する意向だとAutosport/Motorsport.comの調べでわかった。
Autosport/Motorsport.comの把握している情報では、マルティンとアプリリアの契約は、現時点では2026年の拘束力を持っていないことがわかっている。アプリリアとの契約には第6戦フランスGP終了後にタイトル候補に入っていなかった場合、他チームからのオファーを自由に受け入れる事を認める条項が含まれているようだ。
そして第6戦フランスGP終了時点で、マルティンは合計0ポイント。ランキングでは最下位だ。ただマルティンは今季6戦中5戦を、怪我によって欠場している。
2024年にアプリリアが契約を交わした段階では予想もできなかったシナリオのはずだが、マルティンが離脱した場合、MotoGPのライダー市場には予期せぬ混乱が発生するかもしれない。
マルティンはプレシーズンテスト時の転倒で怪我をすると、開幕戦で復帰を目指したものの自主トレーニングで更に負傷。第4戦カタールGPでようやく復帰できたが、決勝レースで転倒し再び重症を負ってしまった。現在も復帰時期は明らかになっておらず、7月中旬のドイツGPまでに復帰できる可能性は少ないと見られている。
ただマルティンにとっても選択肢は多くない。現在の他ライダーやチームの契約はその多くが2026年を節目としているためだ。考えられる中で最も理に適っているのは、今季で契約が切れるホンダのルカ・マリーニのシートだろう。ただホンダもマルティンとアプリリアが正式に別れない限り、動きは見せないはずだ。
■マルティン、アプリリアとの極秘交渉
マルティンは5月9日にアンドラの自宅から、週末にフランスGPの行なわれるル・マンへと車で移動したという情報をAutosport/Motorsport.comは掴んだ。彼は人目や注目を避けてサーキットには向かわなかったが、ミーティングを複数回実施し、そこでアプリリア側に契約解除の条項の発動意向を伝えた。
当然、このマルティンの意向はアプリリアには衝撃的なものとなったが、アプリリア側はマルティンの離脱に対し、契約違反の法的措置を取ることも辞さない姿勢のようだ。
またマルティン側もアプリリアへのリスペクトから、判断を9月中旬に行なわれるサンマリノGPまで先延ばしする意向もあるという。
アプリリア側はマルティンが負傷により欠場していたため、条項は適用されず、トライアル期間を延長する義務はないと主張。ライダーの離脱を阻止する法的な根拠があると考えている。
なおマルティンは他のアプリリア陣営のライダーのパフォーマンスを注意深く見ており、RS-GPが移籍の説得を受けた際に設定された期待に応えられていないと感じている。
アプリリアでのチームメイトであるマルコ・ベッツェッキは、今シーズンまだ表彰台に上がれておらず、陣営のランキングトップはトラックハウスの小椋藍の10位という状況だ。
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みんなのコメント
環境変えたいんだろうな?
実質何も仕事してないないと見なされても仕方ないと思うけど
対応力は弱いと感じる
ドカティの24モデルは誰が乗っても速い結果だし