自分が作った部品が使われているクルマに乗る
BSミーティングの会場で出会ったビートオーナーには、少し意外な背景がありました。ホンダ「ビート」に使われている部品を作っていたというのです。定年退職後もなお、ビートと向き合い続けるその姿勢は、単なるクルマ趣味とは少し違います。ホンダとともに歩むことになったきっかけや、オーナーのDNAを息子さんにもしっかりと引き継がれているというお話を聞きました。
彼女の人生を変えた「S660」!“オーナーとしての熱量”が足りないと思っていたが今や立派な“ホンダガール”
転職のきっかけはホンダディーラーの営業マンとの商談
「ビートのドアハンドルやキーシリンダーは私が作っていたんですよ。じつは定年するまで、ホンダ車の部品を作る関連会社にいたんですよ」
宮崎県に本拠を持っていた自動車部品メーカー「ホンダロック」は、スイスの世界一の時計産業をモデルに、本田宗一郎が自費で宮崎県の工業発展と地域貢献を目的に、世界一のキーロックメーカーを目指して設立したのが1962年のことである。以来、キーシリンダーやドアハンドル、ミラーといった周辺部品の製造を担ってきた。自身が手がけた部品が使われているビートを愛車にしているのは、濱砂憲幸さんだ。
「サンルーフ付きのスポーツカーのカッコ良さから、プレリュードが出た時に憧れましたね。クルマの見せ方も良かったんですよ」
芸能人を使わずにクルマを主体とした映像と音楽のテレビCMに影響を受けて、初代プレリュードを愛車にしたという。そして2代目プレリュードへの乗り換えの話をディーラーの営業マンとしていたときに、ホンダの思想を知ることになる。
「きっと営業マンは熱心なホンダファンだったんでしょうね。ホンダの成り立ちなどを熱心に話してくれるんですよ。当時、私は別の仕事をしており、それも自分にとっては天職だと思っていましたが、宗一郎の言葉『やりたいことをやれ』という精神に刺激を受けて転職しました」
歯科技工士で培った技術でホンダ車のパーツを開発
もともとは歯科技工士として取締役技工部長という役職を務めていた濱砂さんであったが、「ホンダ」で仕事をしたいという思いから、1991年にホンダ関連会社のホンダロックへと転職した。歯科技工で培った技術はいかんなく発揮され、鋳造・プラスチック成形技術を活かしてホンダ車の新機種担当となり、在籍中の仕事のなかのひとつとして、ビートをはじめとするさまざまなホンダ車の樹脂パーツの開発に携わった。
管理職まで勤め上げ、2021年に定年退職を迎えてからも「やりたいことをやれ」の精神は愛車ビートへと注がれることになる。
「汎用のシザードアのヒンジがあったので、これも何度か図面を作って完成させました。今日も雨ですが雨漏りもないですよ」
下道で宮崎から埼玉へ!ビートと走る5日間は車中泊
愛車カスタムとして、この日もドアを跳ね上げ式にしているビートが数台いたが、まさかDIYでの作業とは驚きである。さらにもっと驚いたのが、濱砂さんのビートはなんと車中泊仕様となっていることだ。じつは宮崎県の自宅から有料道路を使わずに下道だけで、BSミーティングの会場である埼玉県狭山市まで来たという。
「この車中泊仕様ですが、じつはバージョン2なんです。昨年(2024年)は助手席を取り外して前後に寝られるスペースを確保したのですが、若干の傾きが出てしまい、疲れが取れませんでした。このバージョン2では横向きに寝ることで安眠快眠できます」
事前にしっかり工程表を作り、温泉施設があって車中泊可能な道の駅などを1日の走行目標として、5日間かけて狭山へとやってきた。
「じつは何度か日本一周もしているので、埼玉くらいは楽々ですよ! 昨日(2025年10月25日)は県内に住んでいる息子の家に泊まったので、さらに爽快な朝を迎えられました」
そうした濱砂さんの背中を見て育った息子の直輝さんは、日立Astemoでショックアブソーバーの設計に携わるだけでなく、このBSミーティングでも実行委員会として、トークショーの司会進行を務めた。さらには仲間たちとビートでK4GPという耐久レースに参戦。その遺伝子は確実に受け継がれている。離れて暮らしていても、素敵な親子関係を築いているようだ。
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みんなのコメント
エンジンは3気筒SOHCだったけど、8000rpmまでストレスなく回った。
ハンドリングも優秀だった。