WW2に実在した“クマの兵士” 動物なのにガチで人間扱いの「一般兵」となった理由とは？

イランで保護されポーランド軍と出会う

　クルマや通信が発展する以前の人類の戦いでは、動物が活用されてきました。騎馬隊や荷馬として活躍する馬、警備用の犬、伝令用のハト、砂漠で活用されるラクダなどです。しかし、戦場で活躍する動物のなかには、これらの人間が使役する動物とは一線を画し、一兵士として人間と同等に階級を持ち、戦場で働いた“兵士”がいます。それが「ポーランド軍の英雄」と呼ばれたヒグマの「ヴォイテク」です。

　シリアヒグマのヴォイテクは、今から80年以上も前、第二次世界大戦中のポーランド軍の輸送部隊に所属していました。

Comments

[Mike]

日本軍でも同じような話がありましたね。中国戦線で親を亡くした豹を日本の兵隊が連れて帰り部隊で飼って一緒に移動するようになったとか。豹は日本兵にとてもなついていたということです。やがて豹は日本に送られ東京の動物園で飼育されますが、空襲が激しくなり他の猛獣とともに毒殺された悲しい話です。当日も豹は人間を信用し容易に毒物を口にしたようです。

[pea********]

地球ドラマチックで見ましたよ
戦後はイギリスの動物園で淋しく余生を終えたらしいけど
ポーランド語が聞こえるとすぐに反応してたそう。