この記事をまとめると
■遮断機も警報機もない「第4種踏切」が全国に2400カ所存在する
【公道では誰もやらない!】なぜ教習所では踏切横断の際「クルマの窓を開ける」と教えるのか
■通行者数や費用面から改良が進まず事故も発生している
■基本的な確認動作と地域全体での注意喚起を事故防止策とするしかないのが現状
見るからに危険で事故も起きているのになぜ対策されない?
鉄道網が発達している日本において、踏切はかなり身近な存在だが、その踏切は第1種踏切から第4種踏切まで4つのタイプにわけられている。
第1種踏切は、遮断機と警報機がセットになった、もっともメジャーな踏切。第2種踏切は、かつてあった一定時間を限り踏切保安係が遮断機を操作する踏切で、現在は設置されていない。第3種踏切は、警報機はあるが遮断機はないタイプ。そして第4種踏切は、遮断機も警報機もなく、踏切警標しかない踏切。なんと列車の接近を知らせる装置はない!
この第4種踏切については、都市部で見かけることはほとんどないが、地方を中心にまだ全国で2408カ所(国土交通省の統計:2023年3月末時点)も点在していることがわかっている。これは、全踏切の7.4%に相当する数だ。
前述のとおり、第4種踏切には遮断機も警報機もないため、遮断機と警報機がある第一種踏切よりも事故発生率が高く、子どもや高齢者が被害に遭うケースが目立つ。直近では2024年の4月に群馬県高崎市で、小学生が電車と接触し亡くなる痛ましい事故が発生している。
そうした第4種踏切の危険性はかねてから指摘されており、警報機・遮断機つきの第1種踏切へのアップデートを進めようとする動きはあるものの、第4種踏切のあるところは列車の運行本数が少ないローカル線で、1日の通行人数が10人以下というところが大半というのが現実。おまけに、警報機と遮断機をセットで設置すると約1300万円かかるため、なかなか抜本的な対策には至っていない。
こうした第4種踏切での事故を防ぐには、
1.踏切の直前で確実に一旦停止 2.左右をよく見て、近づいている列車が来ていないかを、視覚的、聴覚的に確認する 3.横断先に渡りきれるスペースがあるかをチェック 4.安全が確認できたら、速やかに渡る(子どもや高齢者は踏切内で立ち止まってしまう可能性があるので要注意)
と、この4つを守ることが欠かせない。いずれも、踏切のタイプにかかわらず共通した遵守事項だが、周囲の人も目を配らせつつ基本を忠実に実行し、踏切事故を1件でも減らしていくしかない。
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