■切れ長のヘッドランプと大開口アンダーグリルが特徴
一般社団法人 日本自動車販売協会連合会が発表した2021年3月の登録車販売台数ランキングによると、首位のトヨタ「ヤリス」に続き2位を獲得した車種はトヨタ「ルーミー」となりました。
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2021年に入り、3か月連続でランキング2位を獲得するなどルーミーの好調ぶりが目立ちますが、じつはルーミーにはおよそ半年前に消滅した姉妹車が存在したといいます。いったいどういうことなのでしょうか。
ルーミーにかつて存在した姉妹車の名前は「タンク」といい、ルーミーやスバル「ジャスティ」と同様、ダイハツ「トール」のOEM車として2016年11月に発表されました。
ルーミーとタンクは、フロントフェイスの形状の違いで差別化されており、ルーミーは厚みのあるヘッドランプと面を強調されているのに対し、タンクは切れ長のヘッドランプと大開口アンダーグリルが特徴。
さらにそれぞれ標準グレードとカスタムグレードが設定されていたことから、トヨタは2×2で4通りのフロントフェイスを設定したと説明していました。
なお、ルーミーとタンクは販売チャネルによって売り分けられるという違いもあり、ルーミーはトヨタ店とカローラ店、タンクはトヨペット店とネッツ店で取り扱われていました。
ともに背の高い両側スライドドアを備えたトールワゴンとして人気を博していましたが、発売後、トヨタは2020年5月に全車種全店併売化を実施。これとあわせて姉妹車を一本化し、「レジアスエース」(ハイエース姉妹車)や「サクシード」(プロボックス姉妹車)などを廃止しました。
その後、2020年9月におこなわれたルーミーのマイナーチェンジにあわせて、タンクも廃止に至りました。
なお、前述したルーミーとタンクのフロントフェイスの違いについて、マイナーチェンジ後は標準グレードが旧タンクの系譜を継ぐデザインを採用し、カスタムグレードが旧ルーミーの系譜を継ぐデザインとなるなど、棲み分けがおこなわれています。
冒頭に記した現在のルーミーの販売好調さも、もともと人気車種だったふたつの姉妹車を統合したことを考えれば、説明がつくといえるでしょう。
それではここでクイズです。
次の選択肢のうち、タンクの2018年暦年(1月から12月まで)の新車販売台数は、姉妹車であるルーミーと比較してどの程度だったでしょうか。
【1】約65%
【2】約75%
【3】約85%
【4】約95%
※ ※ ※
正解は【3】の約85%です。
日本自動車販売協会連合会の発表によると、2018年の両車の販売台数は、ルーミーが8万6265台、タンクが7万3799台(ルーミー比で85.5%)です。
ちなみに2019年暦年の販売台数はルーミーが9万1650台、タンクが7万4518台(ルーミー比で81.3%)という販売実績となっています。
※クイズの出典元:カーデイズ
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みんなのコメント
姉妹車の存在なんて気にしない。作っているメーカーも知らない。もっと言えばトヨタのシールが貼ってて、ご近所のトヨタのディーラーでたまたまあった存在。ハイブリッドも関心なく。軽四よりちょっと大きいいクルマなだけのクルマ。
でも、この手のクルマを買う大衆の存在がこの国には必要。