越後妻有に春到来！ 4月26日、「越後妻有の春 2025」が開幕

豪雪の冬を乗り越え、緑豊かな春を迎えた越後妻有を舞台に「越後妻有の春 2025」が開催される（4月26日～7月18日）。

過疎高齢化の進む日本有数の豪雪地、新潟県の越後妻有地域（=大地の芸術祭の里）を舞台にした「大地の芸術祭」。2000年から3年に一度開催されているトリエンナーレは、日本中で開催されている地域芸術祭のパイオニアとして知られている。トリエンナーレ以外にも、季節ごとに企画展やイベント、ツアーを開催しており、4月26日（土）からスタートする「越後妻有の春 2025」もそのひとつだ。

通年公開の越後妻有里山現代美術館MonETでは、三宅感「無色の人 春」として企画展示室内が春の様相に新展開。鉢＆田島征三 絵本と木の実の美術館では、企画展『ちきゅうパスポート』原画展と『龍』原画展が5月12日まで開催され、5月3日には田島征三と広松由希子のトークイベントを予定。また、5月24日からは企画展『森の歌がきこえる』原画展が始まり、5月29日には田島征三とルートマニー・インシシェンマイによるトークイベントが開催されるなど、さまざまなイベントを実施予定だ。

まつだい「農舞台」フィールドミュージアムでは「山菜まつり」を開催。春の味覚を満喫できる「山菜ビュッフェ」や「ふきのとう味噌づくり」体験、「山菜と春の里山キーホルダーづくり」や里山散策と山菜の天ぷらを楽しむプログラムなど、家族で楽しめる企画も目白押しだ。

春の越後妻有で、アートと自然、食を満喫する旅を楽しんでみては？ なお、イベントを通しての共通チケットの販売はなく、各施設の個別鑑賞料が必要となる。最新の情報や詳細は公式HPで確認を。

越後妻有の春 2025開催期間：4月26日（土）～7月18日（金）
閉館日：祝日を除く火・水曜
※一部施設により定休日が異なる
https://www.echigo-tsumari.jp/event/20250426-spring/

文・長谷川あや