レッドブルF1代表「ブラバム、ピケ、ラウダ、セナ、スチュワート…。マックスはついに偉大なる存在に並んだ」

　2023年F1カタールGPの土曜スプリントで、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが3度目のF1ドライバーズタイトルを獲得したことを受け、チーム代表クリスチャン・ホーナーがコメントを発表した。

「マックスの3度目の世界選手権が、ここで決まった。彼は偉大なるドライバーたちに並んだのだ。（ジャック・）ブラバム、（ネルソン・）ピケ、（ニキ・）ラウダ、（アイルトン・）セナ、サー・ジャッキー・スチュワートのグループに入った。マックスにふさわしい場所であり、彼が受けるに値する結果だ」

「マックスは私が会ったなかで最も競争心の強いドライバーだ。情熱、心、豊かなスキルによって、彼は最も優れた存在になった。何が起ころうとも成果を出し続けるという自信は、彼ならではのものだ。ウエット、アウトラップ、さまざまなコンディションで、それを見ることができる」

「マシンと一体になる能力、ステアリングを握っているときに自分を信じる心は、間違いなく際立っている。我々がこれまで見たすべてを超えている」

「しかし、この勝利に対する責任は、ひとりの人間だけにかかるものではない。チームの大勢の人々の力なしには実現できなかった。シーズンを通しての彼らのモチベーションの高さはとても素晴らしく、サーキットの現場とファクトリーで働く隠れたヒーローたちが、このチャンピオンシップ獲得に関わってきた」

「マックスがタイトル3連覇を達成するために必要なすべてのツールを用意するために、皆が努力をしてきた。この結果はその努力の賜物だ。今夜はじっくりこの勝利を祝い、マックスを祝福したい。そして明日のレースでまた戦おう」