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乗ったぞホンダCL500! スクランブラースタイルの中に大型二輪の余裕やツインの鼓動があり、乗り手を選ばない!!

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乗ったぞホンダCL500! スクランブラースタイルの中に大型二輪の余裕やツインの鼓動があり、乗り手を選ばない!!

 低中速ではツインらしいパルス感を伴いつつ扱いやすいトルクを発揮し、スロットルを開ける楽しみを心地良いサウンドとともに堪能できます。

 ライダーの耳から近い位置にあるアップマフラーのおかげで、歯切れの良い排気音がよりはっきり聴こえるのが嬉しいかぎりで、アクセルを開けて加速するたびにヘルメットの中でニンマリ、頬が緩むではありませんか。

スクランブラースタイルのスポーツモデル、ホンダのCL250に乗ってみたら、味わい深い乗り味とレトロモダンなルックスにハマりました!! ~夜道雪のちょっと寄り道~

 そして、高回転はDOHC4バルブならではのシャープな吹け上がり。最高出力は46PSと、数値的なインパクトはありませんが、実際の走りで物足りなさを感じることはなく、どこからでもビシッと加速でき、キビキビ走ってくれます。

 モードセレクターはなく、味付けは“素のまま”一択ですが、これが絶妙としか言いようがありません。オールマイティなシーンに応える“さじ加減”で、それでいて冒頭で述べたようにアクセルを操るライダーが思わずニンマリしてしまうような味付け。セッティングを徹底追求していることがわかります。

 アクセル操作に対して、唐突であったり神経質さは皆無。穏やかで扱いやすいのに、乗り手がパワーを欲しいときには力強く応えてくれるから、持て余すことなく操れる感覚が持てるのが楽しさに繋がっています。

 穏やかと言うと、のっそりしていると思われがちですが、それは誤解。マイルドでありながら、トルクフィールに程よくパンチが効いて、市街地走行で多用する常用回転域ではとても味わい深い。高いギヤを使って、トコトコ走らせることもできますし、そのままシフトダウンを横着し、アクセル操作だけで加速することにも対応してくれます。

 もちろんギヤをガツンと落とせば、猛ダッシュもできますし、コーナー進入でのシフトダウンもスムーズ。アシスト&スリッパークラッチを標準装備したことで、シフトダウン時の衝撃を逃してくれ、後輪が跳ね上がるホッピングも抑止してくれます。

 街乗りが楽しいのは身のこなしが軽く、視線を高くしていることも大きなポイントで、これが『CL500』の持ち味とも言えます。

 スクランブラースタイルは名ばかりではなく、実際にサスペンションストロークをフロント150mm、リヤ145mmと余裕を持たせていることも見逃せません。前後サスを伸ばした結果、シート高は790mmと若干高め。数値的には『CL250』と変わらず、『レブル500』や『レブル250』とは10cmほど高くなりました。

■シート高CL500:790mmCL250:790mmレブル500:690mmレブル250:690mm

 幅が広く、グリップ位置の高いバーハンドルがゆったりとしたライディングポジションをもたらし、気軽さを乗り手に感じさせます。視線が高く、混雑する都会でも目からの情報が得やすいのです。

 12リットルの容量を確保しておきながら、小振りでスリムな燃料タンクはニーグリップパッド付きで、しっかり下半身をホールドできます。このパッド、デザインのための要素ではなく、機能もちゃんと果たしているのです。さすがはホンダ!!

■タンク容量CL500:12リットルCL250:12リットルレブル500:11リットルレブル250:11リットル

CL250:12リットルレブル250:690mmレブル500:690mm

 自然な位置にあるステップはワイドタイプで、これもまたリラックスした乗車姿勢に貢献。制振ラバーが不快な振動を軽減し、高速巡航も快適なものとしています。

 シート高は790mmで、数値的には『CL250』と同じ。『レブル500』や『レブル250』とは10cm高くなります。身長175cm、体重67kgのライダーの場合、写真の通り。両足を地面に下ろすと、カカトがうっすら浮くか着くかという感じで、足つき性に不安はありません。車両重量も200kgを切り、押し引きなど取り回しもアンダー400と変わらぬイージーさです。

■シート高CL500:790mmCL250:790mmレブル500:690mmレブル250:690mm

■車両重量CL500:192kgCL250:172kgレブル500:191kgレブル250:171kg

 インナーチューブ径41mmの正立式フロントフォークは、初期荷重からよく動いて路面追従性に優れます。ワイドピッチであるとともに、飛石や泥などからインナーチューブを守るフォークブーツを備えるのも、スクランブラースタイルの演出に一役買いました。

 19インチの大径ホイールとの組み合わせで、ヒラヒラと軽快なハンドリングをもたらし、高い視線と幅広なハンドルで操る感覚が、扱いやすいエンジンと相まって、気軽さであったり高いコントロール性を生み出しています。

 ツインショックのリヤサスペンションもなめらかに動き、荒れた路面やフラットダートも臆せず駆け抜けられる安定性を発揮します。5段階のプリロード調整機構を備え、ライダーの体重や荷物の重量に合わせて最適な車体姿勢を保ちます。

 セミブロックタイヤを前後に履き、しなやかな足まわりでフラットダートも走れる。ストリートの中で土の匂いを感じさせ、親しみがわく佇まい。それでいて、大型二輪免許が必要な“500”らしく、高速道路でも余裕を見せ、ワンランク上の走りが楽しめます。

 今回は普通二輪免許から大型二輪免許へステップアップしたばかりのビッグバイク初心者である高梨はづきさんと『CL500』に乗りましたが、聞けば彼女は初の大型バイク体験。試乗後に感想をたずねると「大型とは思えないほど、イージーに乗れました」とのこと。たしかに危なげなく乗っていましたし、取り回しで苦労する様子もありませんでした。

『CL500』はそんなビギナーにもうってつけですし、ベテランも唸らせる1台になりそうな予感がしてなりません!

 車体価格は86万3500円。今回試乗したブルーの他に、グリーンの車体色も選べます。

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みんなのコメント

4件
  • 500はおそらく数年で生産中止になるから気になる人は手に入れた方がいいです。
    レブル250のオーナーなら分かると思うけど、箱根新道の登りとかは力不足を感じるから車検気にしないのなら500はとても良いバイクだと思います。
    私はハンドル幅が気になるので、そこはコンパクトなアップハンドルに変えるかな。
  • ビッグバイク初心者ほど排気量デカいバイクに乗りたがると思うけど。自分もだけど。
    500とか半端なの乗るくらいなら車検ない250選ぶんじゃない?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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