MotoGPイギリスGPの予選は、ヘビーウエットコンディションで行なわれたが、アレックス・マルケス(グレシーニ)はコース上のデブリが多く、まるで地域選手権のようだったとレースディレクションを批判した。
MotoGPイギリスGPの土曜日は朝から激しい雨に見舞われ、予選およびその前のプラクティスは厳しいコンディションで実施された。
■アレックス・マルケスが逃げ切りスプリント初優勝。王者バニャイヤまさかの14位|MotoGPイギリスGP
特に予選では多数のクラッシュが発生。ポールポジションを獲得したマルコ・ベッツェッキ(VR46)や、3番手となったアレックス・マルケスも転倒を喫した。
アレックス・マルケス曰く、Q2のいくつかのコーナーではクラッシュによって多くの砂利がコース上に出てしまっていたようで、赤旗を出してセッションを中断し、コースを清掃するべきだったと主張した。
予選後、パルクフェルメで自身の転倒について訊かれた彼は「ハイサイドだった」と振り返った。
「ラッキーだったよ。その後で他のバイクに乗ったんだ。でも多くのクラッシュを目の当たりにしたよ。マルコがクラッシュしたところは芝がたくさん出てしまっていた。他にもいくつかのコーナーがそうだった」
「これが世界選手権なのか、地域選手権なのか分からないほどだったよ」
「こんなことは許されない。こんなときは赤旗が必要だし、コースをきれいにする必要がある」
「アクアプレーニングも多かった。コンディションは限界ギリギリだった」
マルケスの言うように、コンディションが悪化すればスプリントレースの実施は不可能だと考えていたライダーは多かったようだ。
KTMのジャック・ミラーは、「バイクが走っている間はアスファルトはクリーンで、なんとか走行できる状態だった。でもQ1とQ2の間に水が溜まってしまうんだ」と語った。
そしてライダーたちは午後の早い時間にミーティングを開き、現地時間午後3時から行なわれるスプリントレースに出走するかどうかを協議することにした。
このミーティングには、ライダーとプロモーターのドルナ・スポーツとの連絡役を務めるFIMのセーフティ・オフィサーのロリス・カピロッシも出席する予定だったが、幸いにしてMotoGPの予選後に雨は止み、コンディションは徐々に回復していった。
なかなか路面は乾かなかったものの、MotoEのレースやMoto3とMoto2の予選、そしてMotoGPのスプリントレースは無事に行なわれ、アレックス・マルケスがスプリントで優勝を飾った。
ただ、基本的にドライコンディションになると予想されている日曜日も、にわか雨が降る可能性があるという予報となっており、再び雨に悩まされることになるかもしれない。
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