イスラエルを拠点に革新的なEVプラットフォームを開発
イスラエルの「REEオートモーティブ」が、次世代EVプラットフォームのプロトタイプを3種類同時に発表。それぞれの走行シーンを紹介する動画をリリースした。
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イスラエル・テルアビブを拠点とするREEオートモーティブは、eモビリティ技術を展開するテクノロジー企業。REEオートモーティブは伝統的な考え方にとらわれず、完全にフラットで拡張性が高くモジュール化された次世代EVプラットフォームを開発することで、顧客に対して様々なEV車両や自動運転車両をデザインする自由を提供している。
REEオートモーティブの電動プラットフォームを活用することで顧客は、例えば配送業やロボットタクシーなど、将来の用途に対応した自動車を開発することができるという。
今回発表雨された次世代EVプラットフォームは、配送用EVを想定。それぞれが完全に走行可能なプロトタイプは、革新的で適応性に優れたREEオートモーティブのモジュラー式プラットフォーム・アーキテクチャーを特徴とする。現在、電動商用車に対する需要は、新型コロナウイルス感染下における通販の急速な拡大により、大幅に高まっているという。
通販市場の急速な拡大にる配送需要の拡大
全面的なバイワイヤ技術でステアリング、ブレーキ、ドライブを作動する「REEcorner」によって構成されるREEオートモーティブのEVプラットフォームは、ドライブトレイン、パワートレイン、サスペンション、そしてステアリングの部品をすべてホイールアーチ内に集約した。
さらに従来にない革新的な技術が「REEboard」の完全にフラットなデザインを可能にし、顧客はEVプラットフォームに搭載するボディデザインのサイズと形を自由自在に選ぶことができる。
REEオートモーティブの共同創設者兼CEOのダニエル・バルエルは、この革新的なプラットフォームについて、以下のように説明する。
「現在、特にe配送用のEV車両の需要が大変伸びています。これには温室効果ガス削減に向けた世界的対策やECブームが大きく加味しているほか『サービスとしての移動(MaaS)』に対する関心が急上昇しているのも理由です」
「今回発表しましたように、当社のモジュラー式プラットフォームはeモビリティー業界で着実に革命をおこしつつあります。当社のプラットフォームは、お客様にとって格別な白いキャンバスとなり、自動運転のラストマイル配送車でも、コンパクトな作りにも関わらずゆったりとした車内空間の市内シャトルでも、専有面積に比べ定格荷重の高い便利な小型配送車でも、ニーズに合わせた自由なEVのデザインを実現します」
様々な用途に対応する3種類のEVプラットフォーム
発表された動画では、REEオートモーティブが開発したモジュラー式次世代EVプラットフォームのうち3つがレーストラックを走行している場面を紹介している。「P1」「P2」「P4」のプラットフォームがバイワイヤ技術で巧みに完全制御されているのが分かるはずだ。
1.3トンまでに対応する「P1」プラットフォームは、最終的な配送を行う市内配送車向けとなる。「P2」プラットフォームでは2.5トンまでのスケールアップが可能で、乗客と貨物の輸送を目的にデザインされた。そして4.5トンまでの「P4」プラットフォームは、北米の配送市場を対象とした特注品となっている。
この画期的なアプローチは、eモビリティと通販事業における巨大な需要に応えるために、REEオートモーティブが提供するソリューションとなる。
2020年8月、REEオートモーティブはグローバルOEM契約をインドのマヒンドラと締結。初段階として商用車市場向けに上限25万台の電気自動車を開発・生産するための戦略的コラボレーションを成立した。これはアメリカ自動車製造者同盟、KYB、武蔵精密工業、日本精工、三菱商事など、業界トップの多国籍企業との間に結ばれた一連のパートナーシップの成功事例に続くものとなる。
REEオートモーティブはまた、業界で権威ある賞を数多く受賞してきた。2020年だけでも「ブルームバーグNEF (BNEF) パイオニア賞」と「ACES電化/モビリティサービス賞」を受賞したほか、ヨーロッパ製品デザイン賞においても高い評価を得た。また、TU-Automotiveによる「テック・カンパニー・オブ・ザ・イヤー」と、米ファストカンパニーの「世界で最も革新的な企業」にも選ばれている。
どのようなデザインにも対応可能なモジュラー構造
REEオートモーティブは、車両要件に合わせた最適なサイズのモジュラー式プラットフォームをカスタマーに提供。つまり、プラットフォームの重量・寸法、用途に合ったサイズの「REEcorner」モジュールを指定できる選択権が、カスタマーに用意されている。
すべてのREEプラットフォームは自動運転機能にも対応可能。どのようなADASインターフェイスとも互換性を持つことができる。複数の冗長システムと、ステアリング、ブレーキ、そしてドライブのバイワイヤ制御を統合することで、最高水準の効率性と安全性が約束されている。
この結果、自社ブランドのEVを企画するメーカーをはじめ、配送・ロジスティックス、そして小売業などの企業は、多様性に優れたREEプラットフォームをフルに活用し、ニーズと要件を確実に満たすEVをデザインすることができる。バルエルCEOは、REEオートモーティブのアドバンテージを以下のように説明した。
「REEが目指すのは次世代EVプラットフォーム業界のトップです。すでにマヒンドラやKYBなど、世界でも有数のOEMやティア1サプライヤーと戦略的提携を結んで、将来のEVを開発しています。アダプタブルデザインとモジュラー式を特徴とする当社のプラットフォームは、商用EV、自動運転ラストマイルデリバリーポッドなど用途を問わず、優れた多様性とボディデザインにおける自由度を提供します」
「また、新型コロナウイルス感染症によりECブームが前例のない勢いで加速しています。EV車両の必要性は飛躍的に高まる一方です。REEプラットフォームをゼロエミッションEVの基盤にしたいという私たちのビジョンがいま、現実となりつつあります」
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