MotoGP第13戦サンマリノGPで、レプソル・ホンダのホルヘ・ロレンソは、チームメイトでレースウィナーのマルク・マルケスから47秒差の14位でフィニッシュした。
ロレンソは第8戦オランダGPで胸椎骨折を負うと以降はレースを欠場。第12戦イギリスGPから復帰を果たした。だが復帰2戦目となるサンマリノGPは、彼自身の予想よりも悪い結果となったようだ。
■ロレンソ、不振の原因は“安定感の欠如”だとチームマネージャーに反論
同GPでのロレンソの目標はトップから30~40秒差で27周のレースを走り切るというものだったが、気温が26℃まで上昇した事と、予選後に施したセットアップの変更が役に立たなかった事が要因だと、彼は語った。
「シルバーストンでは、僕はレースにあまり期待していなかったから、実際にプラクティスよりも速いペースを示せたことには驚いたよ。それで、今回はその逆だった」
ロレンソはそう語る。
「僕らは先頭集団のペースに接近できることを少し期待していた。でも予想よりも悪かったんだ」
「残念だけど、この気温とMoto2の後のグリップ不足で、バイクを減速させるのに苦戦した。ただ適切なタイヤ選択をしたかは分からない。プラクティスよりも早くブレーキをかける必要があった。望んだようなペースは得られなかったんだ」
「どんどん悪くなっていって、前のバイクは先に行ってしまった。47秒差は僕の予想よりも大きい差だったよ。ただシルバーストンよりは近づくことができた」(※シルバーストンは56秒差)
ロレンソはイギリスGPの際、背中の痛みが増していたことで妥協を強いられたと認めているが、今戦はレース中の不快感がかなり少なくなったと語っている。
ただ彼は、次戦アラゴンGPで一足飛びの進歩が生じる見込みは否定した。そしてアラゴン戦以後のアジア・オセアニアのフライアウェイ戦については、よりプッシュし結果を出すことが目標になると語った。
「シルバーストンのレース後には、歩くのさえ厳しいかなりの痛みがあった」と、ロレンソは言う。
「今も痛みは感じるけど、3週間前に比べたら良くなっている。バイクに乗ってもよりプッシュできるんだ」
「1回のレースで大きな進歩を遂げようとはしていない。徐々に改善していくことになるだろう」
「アラゴンではより強さを発揮できることを願っている。特にタイGPまでの間の2週間は良い回復の期間だし、ジムでより筋力をつけるためのトレーニングもできるだろう」
「上手く行けばアラゴンでは1位から30秒差にまで接近できるはずだ。それが身体のコンディションが整うまでの、僕の目標だ」
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