この記事をまとめると
■農業機械はトラクターや田植え機などが有名だ
凄いぞ発泡スチロール! なんと日本の道路を支える土台となっていた
■農業機械は種類が多くて奥が深い
■農業機械の最新事情や変わり種を紹介する
農業機械は種類が豊富で奥が深い
土木・建設工事の現場の近くをとおれば、迫力のある建設機械に出会うことがある。多くは自走型であり、ナンバープレートを付けて公道を走っている車両を見かけることも珍しくない。自身が運転をしたり操作をしたりすることはあまりないために、つい見入ってしまったという経験をもつ人も多いのではないだろうか。
建設機械に比べれば小さくて地味で、一般の人はあまり見ることのない車両が農村部では多数活躍している。それが、農業機械だ。なかにはトラクターや田植え機のように、比較的メジャーなものもある。しかし、農業機械はたいへん種類が多く、奥が深いといわれているのだ。
農業機械で種類が多いのは、運搬用の車両であろう。大別して、クローラータイプとホイールタイプがある。前者は悪路走破性に優れているから、畑や斜面などで使用されている。後者は走行性能に優れているので、比較的平坦で路面整備がされている場所に、活躍の場があるようだ。荷台は平ボディやダンプ、昇降式など、収穫物に合わせてさまざまな選択肢がある。
作付け前の田畑や荒れ地などの除草用に、草刈り機もよく使用されている。一般に多く見かけるのは手押しタイプだが、作業者が乗車するバギータイプが増えてきた。刈刃をボディ下に装備しており、高性能タイプであれば150mm程度の高さの雑草まで、きれいに刈り取ることができるのだ。
また、土手のように斜めになった場所での横転事故を防ぐため、5秒を超えて車両が30°以上の傾斜状態になった場合には、自動的にエンジンが停止するといった安全装置を備えるものもある。
自動運転型の農業機械も登場
少し変わった車両としては、ウニモグの小型版のようなトラックである「M31ユーロVI」がある。ドイツで製造されており、ベースはダンプ式の小型トラックだ。この車両は必ずしも農業専用というわけではなく、アダプターやオプションの組み合わせでさまざまな用途に対応が可能。農業では作物、農機具、肥料などを運搬するほか、車両前方に専用アダプターを装着することで、除草や除雪をすることができるようになるのだ。
近未来的な車両としては、自動運転型、スマートタイプの農業機械が登場している。たとえば、運搬車として使用されているものでは、台車のような形状をした車両がある。自動運転といえば、カメラやミリ波などのセンサーを使用して障害物を認識し、プログラムされた目的地に自動的に移動するといったイメージかも知れないが、それではコストがかかって農業用運搬車として成立しにくい。
本車両にもカメラなどのセンサーは装備されているが、それは前を歩く人の姿を追うためのもの。すなわち、先行する人に追随するタイプの車両なのだ。くわえて、リモコンでの操作も可能になっている。20°の登坂能力をもち、4WD、4WSを装備しているので路面の柔らかい畑や凹凸の激しい道でも、200kgの荷物を載せて走行が可能だ。バッテリーを搭載した電動車で、満充電時の連続稼働時間は約8時間に及ぶ。
さらに、遠隔操作で動く草刈り機なども登場しているほか、AIを用いたロボット運搬車の開発が進められているなど、農業機械は短期間で著しい進化を遂げている。農薬散布などではドローンが積極的に導入されており、これらが融合して発展することは疑う余地がない。
農業機械が今後どのように発展していくのか、いまから楽しみである。
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