現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ついにラリーアートがきた! EV軽自動車も出た! 東京オートサロンに出展した三菱自動車のコンセプトカーをチェック

ここから本文です

ついにラリーアートがきた! EV軽自動車も出た! 東京オートサロンに出展した三菱自動車のコンセプトカーをチェック

掲載
ついにラリーアートがきた! EV軽自動車も出た! 東京オートサロンに出展した三菱自動車のコンセプトカーをチェック

「RALLIART」アクセサリーパーツがこれから続々登場予定

 三菱自動車のワークスブランド「ラリーアート(RALLIART)」。ワークスとしてラリーでも活動し、WRCでチャンピオンを獲得。ランエボ黄金期を築き上げ、パリダカ常勝軍団としても活躍し世界に名を轟かせた。当時はカスタマイズパーツも手掛け、三菱車に「ラリーアート」グレードまで存在した。完全ワークスブランドだったが、景気悪化の影響もあり2010年に撤退してしまう。

ついに「ラリーアート」復活! 名門再始動で三菱ファンならずとも「期待すべき」理由とは

 しかし、長い沈黙を破り2021年春に復活を宣言。本日から千葉県・幕張メッセで開催される「東京オートサロン2022」にて、本格的に再始動したパーツと車両を展示する。

ヴィジョン・ラリーアート・コンセプト

 三菱自動車のエンジニアリング技術と情熱を結集したというコンセプトモデル「VISION RALLIART CONCEPT(ヴィジョン・ラリーアート・コンセプト)」がこちら。プレミアムで圧倒的な存在感のあるスタイリングを目指し、ボディ全体は光の入る角度によって表情と色味が変わるマット塗装とし、ブルーのハイライトが浮かび上がる特殊な加工を施してある。

 前後バンパーは力強い三菱自動車らしいイメージで、大胆でパワフルな造形を施す。前後ともオーバーフェンダー形状にすることでワイド差を強調し、タイヤは285サイズの22インチを履く。その奥にはフロントに6ポットの超大型キャリパーを装着。フロントグリルはラジエーターシャッター付きとし、リヤには迫力のディフューザーが備わる。

 特定のシーンを目指したコンセプトモデルではなく、これからの三菱自動車を表すような技術と情熱を凝縮した提案が「VISION RALLIART CONCEPT」だ。

アウトランダーRALLIART Style/エクリプスクロスRALLIART Style

「ラリーアート」ブランドが復活し、これから各種パーツがリリースされる予定とのこと。それらのパーツを装着したのがこの2台だ。フロントスキッドガーニッシュ、サイドアンダーガーニッシュはそれぞれの純正エアロ下部に取り付けるタイプとなり、迫力が増しデザイン的なアクセントに最適。リヤバンパーガーニッシュは両タイヤ後方に付けられるカナード的なパーツだ。

 テールゲートスポイラーは空力的な抵抗を抑えつつ、エレガントなスタイルを実現。ラリーイメージを彷彿とさせるマッドフラップもラインアップされるところが憎い演出だ。往年のイメージを現代的にアップデートした「ラリーアート」サイドデカールも製作されている。ブラックホイールロックナット&ラグナットセットは、シックに「RALLIART」の文字をあしらう。さらにナンバープレートフレーム、フロアマット、エンジンスイッチもロゴ入りの専用品がラインアップ。これらはすべて参考出品となるが、近いうちに製品化される予定であるという。

 インテリアはスカッフプレートやドアスイッチパネル、コンソールアクセントパネルなどを用意。これらの参考出品パーツがラインアップされていく予定で、いよいよ「ラリーアート」が本格再始動となるのだ。これらのコンセプトカーは特別仕様車としての発売ではなく、ラリーアートパーツを組み込んだ仕様のイメージサンプルとして「東京オートサロン2022」に展示される。

K-EV concept X Style

 2022年度初頭、つまり春ごろの発売を予定しているのがこの「K-EV concept X Style(ケーイーブイコンセプト・クロススタイル」。軽自動車ボディの電気自動車だ。取り回しがよく運転しやすい軽自動車のボディと、なめらかにトルク感あふれる加速のモーターの組み合わせは乗りやすい。さらに軽自動車に乗っていることを感じさせるエンジン音もEVであれば抑えられ、静かで上質な乗り心地を実現するという新世代の提案だ。さらに先進的な運転支援機能やコネクテッド機能を有し、環境に配慮した安全・安心で快適な三菱自動車らしい軽EVを目指すとしている。

 スタイリングは人気モデル「eKクロス」をベースにしており、三菱のDシリーズの流れをくむマッシブなデザイン。ハイトのある作りでアイポイントも高く、視界が広い。アーバンユースに最適な乗りやすさをもつ車体に、力強く静かなモーターを組み合わせた。ルーフは特徴的な波打つデザインでシャープさを引き立てつつ、空力的な効果からの電費削減にも効果がありそう。K-EVが街中を走る日も近いようだ。

こんな記事も読まれています

ショウエイ、フルフェイス『GT-Air3』に新グラフィック“DISCIPLINE”を追加。2024年7月に発売
ショウエイ、フルフェイス『GT-Air3』に新グラフィック“DISCIPLINE”を追加。2024年7月に発売
AUTOSPORT web
フェラーリ ランボルギーニ マクラーレン ポルシェ……MAX900ps・385km/h超!!? スーパーカー超絵巻
フェラーリ ランボルギーニ マクラーレン ポルシェ……MAX900ps・385km/h超!!? スーパーカー超絵巻
ベストカーWeb
日産「バネットバン」の内装をDIYで5回もカスタム! 内装に白木を全面に貼ってシンプルなリビング仕様の完成です
日産「バネットバン」の内装をDIYで5回もカスタム! 内装に白木を全面に貼ってシンプルなリビング仕様の完成です
Auto Messe Web
ポルシェがカイエン&カイエンクーペに500馬力の4L V8ツインターボを搭載した「GTS」を追加設定
ポルシェがカイエン&カイエンクーペに500馬力の4L V8ツインターボを搭載した「GTS」を追加設定
Webモーターマガジン
株式会社クリアストーンが楽天市場にて YADEA の電動キックボード「KS6 PRO」の販売をスタート!
株式会社クリアストーンが楽天市場にて YADEA の電動キックボード「KS6 PRO」の販売をスタート!
バイクブロス
トヨタ新型「カローラ“SUV”」実車公開! 鮮烈“赤内装”新採用! 斬新「豪華フェイス」はこれからの“トヨタ顔”? タイの最新カロクロから見えてくる事実とは
トヨタ新型「カローラ“SUV”」実車公開! 鮮烈“赤内装”新採用! 斬新「豪華フェイス」はこれからの“トヨタ顔”? タイの最新カロクロから見えてくる事実とは
くるまのニュース
ブレンボが再生可能エネルギー使用率75%を達成
ブレンボが再生可能エネルギー使用率75%を達成
バイクブロス
濡れタオルを瞬間氷結!「LOGOS 瞬間アイススタンプ」がロゴスから発売(動画あり)
濡れタオルを瞬間氷結!「LOGOS 瞬間アイススタンプ」がロゴスから発売(動画あり)
バイクブロス
カッコよくて目まいがする……JAOSパーツを付けた新型ランドクルーザー250が激シブな件
カッコよくて目まいがする……JAOSパーツを付けた新型ランドクルーザー250が激シブな件
ベストカーWeb
日産が新型「和製スーパーカー」初公開へ! 1300馬力超えの「“R36型”GT-R!?」! “匂わせ”デザイン採用の「Hフォース」中国登場へ
日産が新型「和製スーパーカー」初公開へ! 1300馬力超えの「“R36型”GT-R!?」! “匂わせ”デザイン採用の「Hフォース」中国登場へ
くるまのニュース
どんなセダンとも似ていない! [トヨタ アリスト]は最強の乗り物だった!
どんなセダンとも似ていない! [トヨタ アリスト]は最強の乗り物だった!
ベストカーWeb
「おもてなし精神」に敬礼! 日本人でも感心する日本人らしい「かゆいところに手が届く」クルマの秀逸装備5つ
「おもてなし精神」に敬礼! 日本人でも感心する日本人らしい「かゆいところに手が届く」クルマの秀逸装備5つ
WEB CARTOP
常識覆す「豪華すぎるマイクロバス」が登場!座席は「ほぼ全て窓側」特別仕様
常識覆す「豪華すぎるマイクロバス」が登場!座席は「ほぼ全て窓側」特別仕様
乗りものニュース
トランプ当選で、NATOが形骸化? ほくそ笑むプーチン、ロシア撤退の「日本車メーカー」は今後どうなる
トランプ当選で、NATOが形骸化? ほくそ笑むプーチン、ロシア撤退の「日本車メーカー」は今後どうなる
Merkmal
トヨタ新型「ヤリス」発表! 約460万円の「小さな高級車」仕様もアリ! “新”ハイブリッド“搭載の「ヨーロピアン仕様」波で公開
トヨタ新型「ヤリス」発表! 約460万円の「小さな高級車」仕様もアリ! “新”ハイブリッド“搭載の「ヨーロピアン仕様」波で公開
くるまのニュース
【インタビュー】2024年MotoE電動レーサー、ドゥカティ「V21L」はいかに進化したのか
【インタビュー】2024年MotoE電動レーサー、ドゥカティ「V21L」はいかに進化したのか
バイクのニュース
「#ワークマン女子」が北海道初出店! アリオ札幌に4/26オープン
「#ワークマン女子」が北海道初出店! アリオ札幌に4/26オープン
バイクブロス
最近のベンツってフロントガラスが青くない? どういう仕組み? 車検は通るの?
最近のベンツってフロントガラスが青くない? どういう仕組み? 車検は通るの?
ベストカーWeb

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

166.5202.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

61.8195.8万円

中古車を検索
eKクロスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

166.5202.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

61.8195.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村