■ちいさな軽バンなのに「4人寝られる」!?
2025年10月18日から19日まで、パシフィコ横浜(横浜市西区)で「横浜キャンピングカーショー2025(YCCS2025)」が開催され、各社の個性豊かなモデルが並びました。
【画像】超カッコいい! これがホンダの“4人寝られる”軽バン「シーク“POP”」です! 画像で見る(30枚以上)
なかでも注目を集めていたのが、ルートシックスが手がける軽キャンパー「SEEK POP(シークポップ)」です。どのような特徴があるのでしょうか。
ルートシックスは、茨城県水戸市に本拠を構えるキャンピングカービルダー。軽商用バンをベースにした軽キャンピングカーの製作を得意としており、実用性と遊び心を兼ね備えたモデルを数多く手がけています。
今回展示されたのは2024年7月に発表された新型モデル「SEEK(シーク)」のポップアップルーフ仕様。
軽自動車サイズながら乗車定員4名・就寝定員4名を確保しており、日常使いと車中泊の両立を意識した設計が特徴です。
ベース車両となる「N-VAN FUN」は、ホンダの軽商用バンの上級グレードで、ボディサイズは全長3395mm×全幅1475mm×全高2000mm。駆動方式はFF、4WDから選択可能で、エンジンは658ccの直列3気筒DOHCを搭載しています。
最大の特徴は、オプションで装着可能なポップアップルーフです。
展開すると上段に2人、下段に2人が就寝できる構造となっています。ルーフ部のベッド長は180cmあり、大人2名でも快適に眠れるサイズです。
車内レイアウトは通常の「乗車モード」に加え、前席回転による対面式の「ダイネットモード」にレイアウト可能。
会場の担当者は、次のように話します。
「今、軽キャンピングカー仕様は対面式が流行っていますが、車種によっては床が高くて膝が折れ曲がって窮屈です。
でもN-VANベースだと膝を90度で自然に下ろせて、なおかつ頭の上にも余裕があります。こうしたクルマの特徴を活かした設計となっています」
またベッドモードでは助手席側長さ210cm・運転席側180cmのフラットベッドを展開可能となっており、軽キャンパーのなかでも最大級の広さを実現する設計となっています。
さらにリアハッチを開けてアウトドアテーブルを設置する「アウトサイドモード」にも対応し、4モードに切り替え可能となっています。
また、N-VANの低床構造を活かした収納力も魅力のひとつ。
ポータブル冷蔵庫などの積載にも余裕があり、担当者は「床が低いぶん、収納スペースがしっかり取れるんです」と話していました。
このほか天井には断熱処理が施され、調光式LEDスポットライト6灯と首振り式ライト2灯を標準装備。リアドア左右にはウッド製ボードが設置され、棚やネット、フックで小物類を整理できます。
価格(消費税込)は、「FUN」が296万8900円から、「FUNターボ」は309万2100円から。
ポップアップは別途オプションとして99万円(構造変更費用、8万8000円)です。
※ ※ ※
実際に購入されるユーザー層について、前出の担当者は以下のように話します。
「このタイプは若い方が多く、1人や2人で使うケースが多いですね。
ポップアップルーフ付きはファミリー層に人気で3人、4人家族の方、小さなお子様がいる30代後半?40代前半の方にお使いいただくケースが多いです」とのこと。
ただし「ポップアップだけでオプションで約100万円かかるので、なしで購入される方のほうが多いですね。標準仕様でも空間はかなり広いですから」とも語られており、価格と使い方のバランスを考慮した選択がされているようです。
YCCS2025会場では担当者と念入りに話す家族や、小さな子どもを連れた30代から40代前半くらいの来場者の姿も見られ、多くの関心を集めていました。(シープロダクション)
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