F1メカ解説｜2026年のF1は、パワーユニットとシャシーだけじゃない……ブレーキも大きく変わる！ 高パフォーマンス実現のため、これまで以上に重要に？

　2026年のF1は、テクニカルレギュレーションが大きく変更される。この変更は各チームに様々な技術的課題をもたらしているが、その中でもブレーキの変更も「最も困難な」要素のひとつとなるだろう。

　現行のF1マシンのパワーユニット（PU）は、エンジンで発生するパワーと電気モーターのパワーは8:2の比率である。しかし2026年は、エンジンと電気モーターの出力が均等となる。このため、F1マシンに搭載されるMGU-K（運動エネルギー回生システム）の出力は、120kW（約161馬力）から350kW（約469馬力）に引き上げられることになる。

Comments

[jmk********]

なるほど
現状でもブレーキやタイヤの温度管理が上手くいかない事が多いのに今度はリアの回生制動が倍以上になりディスク容量が小さくなるのだから全体最適化ポイントを発見できないで一年中いじり回して終わるなんて事も起こりえるという事でしょうか？

[よしたろう]

電欠をどう防ぐかがキモなんだろう。ブレーキ回生はもちろんだがブレーキング時にもエンジン回転上げて電気作るんじゃと言う話あったがどう制御するかがポイントになるか。
どんどん複雑になりトラブル出たら面白くないな。