日産自動車は6月17日、第3世代となる新型『リーフ』を世界に向けて発表した。クロスオーバータイプのEVとして刷新された新型リーフは、インテリアにおいても快適性と機能性との両立を図った。
プラットフォームには「CMF-EV」を採用。空調ユニットをモータールームに配置することで、前席足元の開放感を確保した。フラットなフロア構造とあわせて、広々とした車内空間を実現している。
インテリアデザインのテーマは“フィジタル”。田勢プログラム・デザイン・ダイレクターは「人の体、物理的な存在のphysicsと、デジタルdigitalとの融合だ」と説明する。
●横方向に広がるフローティングデザイン
インストルメントパネルは、横方向(左右)に広がるフローティングデザインを採用。ブッシュボタン式のシフターを組み合わせ、ミニマルで落ち着いた空間を意図した。
メーターとセンターディスプレイを統合したモノリスデザインのデュアルスクリーンは、12.3インチまたは14.3インチを設定。背景デザインは最大5種類から選択可能で、日本建築に由来する「Engawa(緑側)」テーマも用意されている。日本の建築思想である「緑側」は、内と外の空間を自然に繋げることを目的としており、その哲学がディスプレイにも反映されたという。
Googleビルトインの最新インフォテインメントシステムは、ワイヤレスApple CarPlay、ワイヤレスAndroid Auto、車内Wi-Fi、NissanConnectサービスに対応。さらに、ワイヤレス充電、最大4口のUSBポートを備え、利便性を高めている。オーディオにはBose Personal Plusプレミアムオーディオ(10スピーカー構成)を採用。前席ヘッドレストにもスピーカーを内蔵し、没入感のある音響体験を提供する。
●64色から選べるアンビエント照明
シートは前後ともに“ゼログラビティ構造”を採用し、快適性の向上を図った。後席は6:4の分割可倒式で、ISOFIX規格のチャイルドシートにも対応する。
内装カラーはブラック、ライトグレー、ホワイトの3種類。シート素材はファブリック、レザー調、合成皮革(TallorFit)から選択可能で、パネルやアームレストにコントラストアクセントを配し、上質感を演出する。
64色から選べるアンビエント照明と連動し、ユーザーの嗜好に合わせた室内演出も可能だ。
●「LEAF」のロゴが投影される仕掛けも
新型リーフは、赤外線反射コーティングを施した調光式パノラミックガラスルーフを採用。透明度はボタン操作で調整可能で、4種類(全閉・前側のみ・後側のみ・全開)に設定できる。日産デザインセンターは、日本の伝統文様「霞」からインスピレーションを得て、シェードの模様を開発したという。外光の加減で「LEAF」のロゴが室内に投影される仕掛けも施されている。
荷室容量は日本および北米仕様で最大420リットル(VDA方式)、欧州仕様では437リットルを確保。パワーテールゲートの採用により、荷物の出し入れも容易だ。一部仕様にはルーフレールが備わり、アクセサリーのクロスバーなども装着可能。
なお、これらの仕様は2025年6月時点の情報であり、仕向け地やグレードにより異なる場合がある。詳細は、各市場での発売時に発表される。
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