■「鳥の“落し物”」 ツイてないけど「付いたまま」はNGです
クルマに乗り込もうとしたとき、ボディに500円玉くらいの大きな白い点を発見。「うわぁ、鳥の“落し物”だぁ~」。
【画像】「えっ…」 これが「鳥フン被害」多発する場所です! 画像で見る(20枚)
という経験を一度はしたことがあるのではないでしょうか。この鳥の糞、放置しておくと後々面倒なことになるのです。
急いでいるときや、洗車してピカピカの状態など、「よりにもよって」な状況に限って鳥の糞をくらうのは気のせいでしょうか。
いずれにせよ、ボディに鳥の糞が付着しているのを発見した場合、一刻も早く取り除いてください。
というのも、鳥の糞には強い酸性物質やアルカリ性物質が含まれていることが多く、放置すればするほどコーティングされている皮膜や、その下にあるクリア塗装を侵食していくからです。
そして大前提として、ボディに付着した鳥の糞を除去するときは「そっと行う」のが鉄則です。
なぜなら、鳥の糞には(鳥に限らずですが)さまざまな不純物が紛れ込んでいるからです。なかにはきちんと消化されず、固形物のまま排出されたものも含まれています。
もし鳥の糞が固着する前の「されたてホヤホヤ」の段階であれば、比較的除去は簡単です。
時間が経過して固着した状態を取ろうと、強くこすって取り除いたら、かなりの確率でコーティングの皮膜や塗装面に傷がついてしまいます。
もしも鳥の糞が固着していた場合、ウェットティッシュや、ティッシュペーパーを数枚重ねた状態で水を含ませたものを用意し、あせらず、ゆっくりと拭き取ればきれいに落とせます。お湯をゆっくりかけることも有効です。
初期段階であればウェットティッシュでそっと拭き取れば済むレベルのものが、やがて固着し、強くこすらないと取り除けないくらい状態となってしまうので、やはり早めに対処が必要です。
仮に、1回できれいに取り除けないほど固着しているときは、2~3回ていねいに拭き取り作業を繰り返すことで、たいていはきれいに除去できます。
その後は、コーティングの皮膜や塗装面にダメージがないかを確認します。可能であればスマートフォンで鳥の糞が付着していた箇所の画像や動画を施工業者の人に送り、プロの目でダメージを確認してもらうのもひとつの手です。
そこで部分的な再施工など、速やかに対処が必要なのか、次回のメンテナンス時まで様子見でよいのか、専門家のアドバイスをもらうことで、オーナーとしても対策の目処が立ち、精神的にも少しは気が楽になるはずです。
※ ※ ※
鳥の糞を何度も除去しても、少し時間を開けるとまたやられている、なんてこともあります。
もし、何度取り除いても鳥の糞が付着している場合は、近くに木があれば上を見上げてみてください。木の上の方に鳥の巣があるかもしれません。
鳥の巣から大量の鳥の糞が地面に落下して、その一部がクルマにも当たっている状態が考えられます。
市街地で見かけるツバメの巣の下にたくさんの鳥の糞が落ちていることがありますが、あの状態をイメージしてもらえれば分かりやすいと思います。
あるいは、クルマを駐車している場所が高速道路や電車の高架下などで鳥の巣があったり、ちょうど上に電線があって、トイレ代わりにされているかもしれません。
この場合は巣を除去するわけにもいきませんし、人間の方が対処するしかなさそうです。
クルマを駐車する位置を変えるか、ひんぱんに鳥の糞が落ちているあたりに簡易的なボディカバーを被せるか、新聞紙や毛布など、汚れたらすぐに捨てられるようなもので覆うのも対処法として有効です。
ある種の根比べですが、「鳥の落し物攻撃」はいかなる人にも被害をおよぼします。
もしかすると、乗り込む瞬間に頭に直撃するリスクもあります。
すぐに対処できるよう、最低でもウェットティッシュは車内に常備しておくことを強くおすすめします。(松村透)
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