日常とレジャーをシームレスにつなぐ400ccモデル
400ccクラスは、街乗りでの扱いやすさと高速道路での余裕を兼ね備えたバランスの取れたカテゴリーとして知られています。
【画像】中免で楽しめるってイイね!バランスの良い400ccバイクを写真で見る(33枚)
各メーカーからは、異なるコンセプトのもとに多様なモデルが新車として販売されており、自身の用途に合わせた選択が可能です。
今回は、現行で購入可能であり、街乗りからツーリングまで幅広いシーンで活躍するモデルを3車種取り上げます。
●ホンダ「NX400」
まず紹介するのは、ホンダ「NX400」です。
NX400は、市街地からフラットダートまで幅広いシーンで使い勝手の良いクロスオーバーモデルとして開発されました。
外観デザインは、塊感のある造形とレイヤー構造でシンプルに構成され、アドベンチャー要素とモダンな印象を両立させています。
ヘッドライトとテールランプはコンパクトにデザインされ、スクリーンは防風性能を確保した形状となっています。
また、フラットな面構成のサイドカバーは、深く絞り込まれたフューエルタンク後端やシート前端形状とあわせて、ニーグリップを補助し良好な足つき性に寄与する設計となっています。
そして、エンジンは水冷4ストロークDOHC直列2気筒の399ccで、最高出力46ps、最大トルク38Nmを発揮します。
低中回転域での力強くトルクフルな特性と、高回転域での伸びのあるパワフルな加速を追求した出力特性を持たせています。
機能面および電子制御においては、クラッチ操作を自動制御するホンダEクラッチを採用し、発進や変速時のクラッチレバー操作なしでのスムーズな走行を可能としています。
また、後輪への駆動力レベルを必要に応じて制御するHSTC(ホンダセレクタブルトルクコントロール)や、アシスト&スリッパークラッチを装備しています。
さらに、急制動を後続車に知らせるエマージェンシーストップシグナルや、フロントにインナーチューブ径41mmのショーワ製倒立フロントフォークを採用するなど、車体構成にも力が入れられています。
くわえて、5インチのフルカラー液晶メーターや、スマートフォンと連携する機能も搭載しています。
車両重量は199kg、シート高は800mm、燃料タンク容量は17リッターに設定されています。
なお、価格は111万1000円です。
続いてはカワサキのスポーツモデルとトライアンフのモダンネイキッド
●カワサキ「ニンジャ 400」
続いて、カワサキ「ニンジャ 400」です。
ニンジャ 400は、同シリーズの頂点に位置する「ニンジャ H2」をモチーフにしたデザインを継承し、スポーツライディングを志向するモデルとして展開されています。
外観デザインは、ボリューム感のあるボディワークを採用し、存在感のあるスタイリングを構成しています。
フロントにはロービームとハイビーム、LEDポジションランプを内蔵したツインLEDヘッドライトを装備し、広く明るい視界を確保しています。
そして、エンジンは水冷4ストローク並列2気筒の398ccで、最高出力48ps、最大トルク37Nmを発揮します。
ダウンドラフトインテークを採用し、高回転域までストレスなく吹き上がる特性と、低中回転域での豊かなトルクを両立したエンジン特性を持たせています。
機能面および電子制御においては、軽量な高張力鋼トレリスフレームを採用し、車体の軽量化と高い安定感に寄与しています。
フレームは、剛性メンバーの一部としてエンジンを利用する設計となっており、スイングアームピボットもエンジン背面に設置することで、最適な剛性を得ながらフレームを簡素化しています。
また、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)や、クラッチ操作の負担を軽減するアシスト&スリッパークラッチを装備しています。
サスペンションはフロントにテレスコピック式、リアにボトムリンクユニトラックを採用し、軽快なハンドリングを実現しています。
くわえて、車両重量は167kg、シート高は785mmとなっており、容量14Lの燃料タンクを備えています。
なお、価格は81万4000円に設定されています。
●トライアンフ「スピード 400」
最後に、トライアンフ「スピード 400」です。
スピード 400は、トライアンフの伝統的なシルエットに、現代のテクノロジーを融合させたモダンクラシックモデルとして開発されました。
外観デザインは、特徴的な燃料タンクの形状や、アナログスピードメーターと一体型のLCDスクリーンを組み合わせたメーターパネルを採用しています。
排気システムにはステンレス製のツインスキンヘッダーとサイレンサーを採用しており、デザイン性と排気効率を考慮した作りとなっています。
そして、エンジンは水冷単気筒DOHC4バルブの398.15ccで、最高出力40ps、最大トルク37.5Nmを発揮します。
ボッシュ製の電子燃料噴射システムを採用し、電子制御スロットルによるスムーズなスロットルレスポンスを実現した特性となっています。
機能面および電子制御においては、切替式のトラクションコントロールシステムや、ボッシュ製ABSを装備しています。
また、減速時の車体挙動を安定させるスリップアシストクラッチや、前後LEDライトを搭載しています。
くわえて、サスペンションにはフロントに43mm径の倒立式ビッグピストンフォークを採用し、快適な乗り心地を追求しています。
ブレーキシステムには、フロントに300mmディスクと4ピストンラジアルキャリパーを装備し、確実な制動力を確保しています。
ホイールは前後17インチのアルミニウム合金製10スポークを採用し、軽快な走行感に寄与しています。
車両重量は170kg、シート高は790mm、燃料タンク容量は13Lに設定されています。
なお、価格は73万9000円です。
※ ※ ※
400ccクラスに属する今回取り上げた3モデルは、クロスオーバー、スポーツ、モダンクラシックと、それぞれ異なるコンセプトで作られた車両が揃っています。
いずれも日々の街乗りから長距離のツーリングまで、多様な用途に対応できる汎用性の高さが特徴となっています。
今後は、排ガス規制への対応や新たな電子制御技術の導入により、各メーカーがどのように進化させていくのか注目されます。(Peacock Blue K.K.)
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みんなのコメント
趣味だけでしか乗らず年間1~2万㎞超のロングライドをする人なら大型の方が良い場面も多い
その人のライフスタイル次第で最適な排気量は変わるのに、どっちが良いとか押し付けるのはナンセンス
400ccのベースになった
500〜650ccくらいがパワーも取り回しも
丁度いいけどね。