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クルマの「革素材」といってもさまざま! シートやステアリングでよく聞く4つの主流な革とその中身とは

 高級車の内装には本革製品が欠かせない

 シート、ステアリング、シフトノブ……、クルマの内装で、人が直接触れる部分は、本革が最上とされている。ロールスロイス、メルセデス・ベンツ、ジャガー、フェラーリ、ポルシェ、レクサス、マクラーレン、BMW、マセラティ、アストンマーティンなど、高級車の内装には、本革製品が欠かせない。

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 そんな本革製品だが、一言で本革といってもじつは種類がいくつかある。代表的なのはアニリンレザー、セミアニリンレザー、顔料仕上げの3種類だ。

 アニリンレザー

 アニリンレザーは、革本来の表情を活かし、質感や風合いを大切にするために、表皮に合成染料のアニリン染料を薄くコーティングしただけのレザー。素肌に近い状態なので、上質な革が選ばれ、風合いはベストだが、シミや汚れに弱く、デリケートな素材で、耐光性、耐柔性などの問題もあり、クルマの内装用素材には適していない。

 セミアニリンレザー

 革の持つ高級感を維持しつつ、直射日光や夏の高温、真冬の寒さ、雨などの水滴、衣服との擦れへの耐性を待たせるために、薄い塗膜(表面保護)をコーティングしたのが、セミアニリン。

 自動車用の高級本革シートの素材はこのセミアニリン。良質な本革には、牛が生きていた頃の傷やシワ、虫刺されの跡など生きた証が残っている。透明感があって、本革ならではのエイジング(経年変化=使い込んでいったことによる風合い)も楽しめる。

 肌触りがよく、ホコリがたたないので衛生的で、ペットを飼っている人や、喘息やアトピー性皮膚炎の人には、好ましい素材。さらに、静電気が起こりにくいのもメリットのひとつ。

 デメリットは、高価で、表面が滑りやすく、冬場や座ったときにヒヤリとしたり、通気性はいいとはいえない。また長持ちさせるためには、多少の手入れも必要だ。

 世界の高級車がこぞってアルカンターラを採用!

 顔料仕上げ

 一番身近なレザー製品。アニリンレザーやセミアニリンレザーよりも安価な革を使って、多少傷がついた革でも表皮を削って、ウレタン系の顔料でコーティングし、あとから型を押し当てて模様をつけたもの。

 アニリンとセミアニリンは、釜の中で染めて着色するのに対し、顔料仕上げは、表面を顔料で覆うので、色や艶は自由自在で、耐性は強いが、表面は硬く、肌触りや風合いは、革というより塗装の風合いになってしまう……。

 またエイジング=「革の育ち」も楽しめないが、安価で、均一というメリットがある。

 アルカンターラ

 もうひとつ、アルカンターラという高級素材もある。これはスウェード調の合成皮革のひとつだが、日本の東レが開発した、世界に誇る夢の素材だ。アルカンターラは、簡単にいうとポリエステルの不織布だが、質感がバックスキンのように柔らかくて滑りにくく、やさしい手触りで、それでいて耐久性が抜群。本革と違って通気性もよく、汚れにも強い。保温性にも優れ、難燃性が高いというのもクルマの素材に向いている。

 デメリットは製造コストが高いことだが、ロールスロイスやフェラーリなど、世界の高級車がこぞってアルカンターラを採用している。

 以前はエクセーヌ(日本)、ウルトラスウェード(アメリカ)、アルカンターラ(ヨーロッパ)と地域によって別々の商標で呼ばれていたが、2003年以降、自動車用の内装素材の名称はアルカンターラに統一された。

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