実戦で鍛えて市販車を強く育てていく
GRヤリスの進化はすでに始まっている!
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スーパー耐久レース(S耐)は限りなく市販車に近い車両でロングディタンスを走ることもあり、「最もチューニングカーに近いレーシングカー」と言われているほどだ。
そんなS耐に参戦し、デビュー戦となった富士24時間でいきなりポールトゥウィンを飾ったのが、トヨタ社長の“モリゾー”こと豊田章男氏や佐々木雅弘選手がドライブした「ルーキーレーシング」のGRヤリス。「実戦でクルマを鍛え、市販車にフィードバックしていく」というトヨタ(GR)の意気込みが詰まった、最先端のメーカー系チューニングマシンなのだ。
エンジン本体や補機類はノーマルとイコール。ただし、ECUのプログラムには手が加えられ、ブーストアップによって最高出力は約320psに達しているという。もちろん各種リミッターも引き上げられている。クラッチはORC製の強化品をセットする。
エキゾーストマフラーはフジツボのスペシャルで、テールエンドにはキャタライザーを装備。これはレギュレーションに即した仕様だ。
足回りはKYBのレース用ショックを軸で構築。組み合わされるスプリングはハル製だ。ちなみに、GRヤリスのリヤサスはダンパーとスプリングが分離した構造だが、レース車両ではセッティングの幅を広げるために一般的なコイルオーバーへと変更されている。LSDは、GRガレージで販売されている市販モデルを使用。
ブレーキはスリックタイヤとの相性まで考え、フロントにはアドヴィックスの6ポットキャリパー+2ピーススリットローターを、リヤには純正と同サイズのアドヴィックスキャリパー+2ピースプレーンローターをそれぞれセットしている。
不要なものが徹底的に排除され、シンプルかつレーシングに仕上げられた室内。中でも目に付くのがブリッドのドライカーボン製フルバケットシート。佐々木雅弘選手の話では、この採用はメーカー系レーシングカーでは異例だという。メーターはAIM社のロガーモニターMXL2だ。
元々、市販車としてはボディ剛性が高いとされるGRヤリスだが、スリックタイヤでサーキットを走るS耐というステージではボディにかかる負担は想像以上に大きい。そのため、室内を覆い尽くすロールケージは、応力集中部分を全てバーで連結して剛性を飛躍させている。
なお、燃料タンクは専用モデルを製作してフロア下に設置。燃料が低重心化に寄与するよう設計されているそうだ。
エクステリアで市販車と大きく異なっている部分は2点。レーシングスピードでは空力も重要なファクターとなるため、リヤにスワンネックマウントのウイングを装着。そして、フロントバンパーは両サイドの不要な開口部を撤去した上で2段の整流フィンをデザインしている。
これらは、レギュレーションに合わせて認定を受けたエアロパーツだが、現状は開発中とのとこ。しかし、将来的にはGR専売で市販化される可能性も十分にあるだろう。
「1600ccターボで4WDって聞いていたから、正直期待してなかったんですよ。ところが乗ってみたらピックアップが良くてトルクもある。ボディも軽いし、エンジンが小さいからバランスも抜群。良い意味で裏切られました」と佐々木雅弘選手。
GRヤリスオーナーでチューニングを楽しみたいと考えているオーナーにとって、このS耐スペックは注目の最先端チューンドなのである。
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みんなのコメント
\(//∇//)\
サイドも薄くて&真っ直ぐだし
何より…HPと同じく→ブレーキダクト」が空いてる
開けられる(オプション?のかな
シフトは?
クイックなのかな…ロングスティックなのが良い→欲しい
欲しいモン☆があり過ぎて…
直ぐに500万を超えそう
やっぱり☆ハイマウントが映えますね(欲しい