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ビモータ「テージH2テラ」発表 価格638万円で7月発売

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ビモータ「テージH2テラ」発表 価格638万円で7月発売

■怒涛の性能と独自の機構

 カワサキモータースジャパンは、イタリアのバイクブランド「bimota」が手掛ける新型モデル「TESI H2 TERA(テージ・エイチツー・テラ)」を2026年7月1日に発売することを発表しました。

【画像】ビモータ「Tesi H2 TERA(テージ・エイチツー・テラ)」を画像で見る

 このモデルは、革新的なデザインとパフォーマンスを兼ね備えた、ラディカルなクロスオーバーモデルとして市場に投入されます。

 TESI H2 TERAの心臓部には、カワサキ「Z H2」から受け継いだ最高出力200PS/11000rpm、最大トルク137Nm/8500rpmを発揮する排気量998ccのスーパーチャージドエンジンが搭載されています。

 このエンジンは低中回転域で力強いトルクを発生させ、高速回転域では卓越したパフォーマンスを発揮します。これにより、クロスオーバーというクラスの常識を覆すような、これまでにない加速感でライダーを未知の領域へと導きます。

 そのエンジンを支えるのが、bimotaのシンボルともいえる「TESIセンターハブステアリングシステム」です。

 TESI H2 TERAには新開発の「TERAステアリングシステム」が採用されており、フロントの操舵機能とサスペンション機能を分離させています。これにより、広いステアリングアングルを確保しながら、ライダーと前輪とのダイレクトな一体感を生み出します。

 また、ブレーキング時のノーズダイブを抑制するアンチダイブ特性と、加速時にリアが沈み込むのを抑えるアンチリフト特性を備え、滑らかで精密な操作性を実現し、ライダーの意図を正確に路面へ伝えます。シャーシレイアウトは、スーパーチャージドエンジンの搭載に最適化され、前後重量配分は52.5:47.5に設定されています。

 足回りには、厳選されたハイグレードなパーツが奢られています。エンジン後方にはオーリンズ製のショックユニットが2基搭載され、ブレーキシステムにはブレンボ製のStylemaラジアルマウントモノブロックキャリパーが採用されました。

 ホイールは専用設計された前後17インチのOZレーシング製鍛造ホイールで、タイヤにはアンラス社と共同開発したデュアルパーパスタイヤが装着され、270km/hまでの速度域で認証を受けています。

 スタイリングは、まさに「走る芸術品」と呼ぶにふさわしい仕上がりです。ボディは高品質なカーボンファイバー素材で構成され、その塗装はbimotaの本社があるイタリアのエミリア=ロマーニャ州で、現地の職人が手作業で仕上げたものです。緑、白、赤のトリコローレが連続的にあしらわれたイタリアンデザインや、赤く塗装されたスーパーチャージャーユニットが、その強烈な個性を際立たせています。

 ライディングポジションは、クルージングから未舗装路の走行まで良好な視界を確保するアップライトな設定です。ハンドルバーは前後に位置調整ができ、ウインドシールドも70mmの範囲で3段階に高さを調整可能です。

 さらに、カワサキが誇る先進の電子制御技術も多数搭載されています。IMU(慣性計測装置)からのフィードバックを基に緻密な制御を行う「KCMF(カワサキコーナリングマネージメントファンクション)」が、トラクションコントロール(KTRC)やローンチコントロール(KLCM)、インテリジェントアンチロックブレーキシステム(KIBS)などを統合的に管理します。

 その他にも、3段階から出力特性を選べるパワーモード、クラッチ操作なしでシフトチェンジができる「KQS(カワサキ・クイックシフター)」、スロットル操作をせずに速度を維持するエレクトロニッククルーズコントロールなど、ライダーをサポートする機能が豊富に備わっています。

 これらの特別なパーツ群と先進技術は、性能と審美性の両面から、bimotaの「最高であること」という哲学に基づいてエンジニアによって選定されたものであり、TESI H2 TERAを唯一無二の存在へと昇華させています。

 TESI H2 TERAの価格(消費税込)は638万円となっています。(くるまのニュース編集部)

文:くるまのニュース くるまのニュース編集部
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