ヘレス・サーキットでMotoGP第5戦スペインGPの予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのは、ヤマハのファビオ・クアルタラロだった。
予選Q1が始まると、ジャック・ミラー(プラマック)が1分26秒630の暫定トップタイムをマーク。初日はプラクティスでの転倒もありQ1スタートになったが、速さはあると語っていたように、Q1突破に向けて良いスタートを見せた。
■ヤマハのクアルタラロ、好調なのに困惑?「速く走れる理由が分からない。理解しなくちゃ……」
ただその後テック3のマーベリック・ビニャーレスが1分36秒310、マルコ・ベッツェッキ(アプリリア)が1分36秒559を刻んでそれを上回ったため、ミラーはQ2進出圏外となる3番手でQ1前半を終えた。
日本の小椋藍(トラックハウス)はQ1前半を暫定トップから約0.7秒差の6番手タイムで折り返し。Q1後半のアタックで、この差を詰めていくことが期待された。
小椋は残り4分で一度アタックをまとめ上げるが、0.4秒差の4番手。Q2に進むためにはもう少しタイムを削る必要があった。
Q1終盤、暫定トップのビニャーレスがタイムを1分36秒284まで更新。ブラッド・ビンダー(KTM)やミラーがアタックをかけたが、このタイムを上回ることはできなかった。
結果、Q2に進んだのはビニャーレスとベッツェッキ。小椋もタイムを縮めきれず、暫定トップから0.416秒差の5番手でQ1を終えた。なおワイルドカード参戦のアレイシ・エスパルガロ(ホンダ)は0.697秒差の9番手タイムだった。
マルク・マルケス(ドゥカティ)が5連続ポールポジションとなるかが注目された予選Q2がスタートすると、そのマルク・マルケスがいきなり速さを見せた。
マルク・マルケスはファーストアタックで1分35秒643をマーク。これは1日目に弟のアレックス・マルケス(グレシーニ)が記録した新レコード(※1分35秒991)を、さらに0.3秒以上更新するものだった。
このアタックのあと、アレックス・マルケスも負けじと攻めていき1分35秒872を記録。初日の自分のレコードを上回ったが、兄マルクには0.2秒届かない2番手にとどまった。またFP2で転倒のあったフランコ・モルビデリ(VR46)が、その影響を感じさせない走りで35秒台をマークし、3番手に続いた。
Q2後半のアタックではまず、それまで暫定5番手となっていたフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)が大きく自己ベストを更新する走りを見せたが、これはトップまで約0.1秒届かず、暫定2番手タイムにとどまった。
さらにその後はファビオ・クアルタラロが1分35秒684をマーク。バニャイヤを上回り、わずか0.041秒差で暫定2番手につけた。
クアルタラロは連続アタックでさらなるタイム更新に挑戦。すると、マルク・マルケスを上回る1分35秒610を叩き出し、ついに暫定トップタイムをマークした。
マルケス兄弟など他のライダーは終盤にタイムを更新できなかったため、クアルタラロがポールポジションを獲得。2番手は5連続ポールとはならずとも、しっかりフロントロウを確保したマルク・マルケス、3番手はバニャイヤという並びだ。
なおクアルタラロのポールポジション獲得は、2022年インドネシアGP以来、実に3年ぶり(1134日ぶり)の出来事。この走りにクアルタラロも全身で喜びを表現し、ファンからは大歓声が送られた。
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