■ホンキの「フル無限仕様」登場
ホンダ車のカスタマイズパーツランド「無限」を手掛けるM-TECは2025年10月30日、「シビック タイプR」用の新たな無限パーツ「Group.B」を発表しました。
【画像】超カッコイイ! これが「シビックタイプR ”フル無限仕様”」です! 画像で見る
順次ホンダ販売店や無限パーツ取扱店で発売します。
シビック タイプRは1997年に登場したスポーツカーです。ホンダのロングセラー車「シビック」をベースに、高回転版の高出力「VTEC」エンジンなど走行性能をチューニングしたハイパフォーマンスモデルです。
現行モデル(FL5型)は2022年9月1日に発表。11代目シビックをベースとし、同車の「タイプR」シリーズとしては通算6代目となりました。
動力性能の向上だけでなく、操縦安定性やドライバーに忠実なレスポンス性、先進運転支援システム「ホンダ センシング」の採用、スポーツドライビング時のログ記録機能など、正統な進化を果たしました。
搭載されるエンジンは先代(FK8型)と同じ「K20C」型2リッター直列4気筒VTECターボですが、10馬力と2.0kgmの出力向上が図られたことで、最高出力330馬力・最大トルク420Nmと、歴代シビックタイプRの中でも最強スペックとなっています。
そんなシビック タイプRに対し、無限は2023年1月開催の「東京オートサロン2023」で「シビック タイプR 無限 コンセプト」を公開しました。
ダクト付き専用ボンネットや大型リアウイング、リアアンダースポイラー、ドアミラーなどにカーボンパーツを使用したもので、よりスポーティさを強調。
さらに翌年の「東京オートサロン2024」では、このコンセプトモデルを発展させたプロトタイプパーツ「Group.A」「Group.B」付き車を出展。いずれのパーツともに市販化の予定を明かし、Group.Aは2024年4月に発売されています。
今回登場したGroup.Bパーツ群は、「Extreme “R”」をコンセプトに、サーキットでの走行性能向上を目標とし開発を行ったといいます。
徹底した解析による設計、こだわり抜いた素材選び、妥協のない品質評価と改善によって、パーツ群全体で約38kgの軽量化と標準車両比約3倍のダウンフォース増加を実現したとのことです。
エアロダイナミクスパーツでは、フロント用に「カーボンフロントバンパーロアスポイラー」(165万円/消費税込み・以下同)、「カーボンエアロボンネット」(132万円)、「カーボンフロントエアロフェンダー」(88万円)を設定。
カーボンフロントバンパーロアスポイラーは、徹底した空力性能と軽量化を追求。ブレーキダクトやラジエーターダクト、さらにはアンダーパネルに至るまで専用設計を行うことで、軽量化・冷却効率・空力性能を高い水準で実現しました。
カーボンエアロボンネットでは、エンジンダクトを最適な位置にレイアウトすることで、排熱効率の向上とフロントグリルからの流入風を利用しダウンフォースを獲得。
カーボンフロントエアロフェンダーでは、フロントフェンダー部分を全てカーボンで製作し、純正と交換することで軽量化を実現。加えて、ボンネットのエアアウトレットと角度・幅を合わせることで調律の取れたデザインをもたらします。
サイド用には「カーボンサイドスポイラー」(165万円)を設定しました。ダウンフォースの獲得と軽量化に寄与するとともに、フロントの無限パーツに追従した張り出しを持たせることで、レーシーなサイドビューを演出します。
リア用では、「カーボンリアバンパーディフューザー」(165万円)、「カーボンリアウイング」(110万円)、「カーボンテールゲートスポイラー」(22万円)を設定。
カーボンリアバンパーディフューザーは大型のディフューザー形状を採用したもので、空力解析のもと最適な形状を設定。
車体下部からの気流を整え、ダウンフォースを増大させ、さらにディフューザー上部に開口部を設けることで、リアバンパー内部に滞留する空気を後方へ放出し、空気抵抗の低減を同時に実現します。
カーボンリアウイングは、主翼の先端から後端にかけての幅を広く設計し、後端はガーニーフラップ形状とすることで、カーボンフロントバンパーロアスポイラーで増大したダウンフォースとのバランスを調整。可変式ウイングの採用により、走行ステージに合わせたダウンフォースの調整が可能です。
カーボンテールゲートスポイラーは、ダックテール形状を採用。空気抵抗を最小限に抑えながら、ダウンフォースの獲得に大きく寄与します。
カーボンフロントバンパーロアスポイラーとカーボンリアウィングとの同時装着により理想的な前後バランスの取れたダウンフォースを獲得できるように設計されています。
さらに、パフォーマンスパーツも3製品を追加しています。
「スポーツチタンエキゾーストシステム」(純正バンパーガーニッシュセット:88万円/単体:82万5000円)は、フロントパイプから専用開発を行い、パイプ径を拡大することで中間トルクを向上。
加えて、基本素材にチタン、フロントパイプにステンレスを採用し、フィニッシャをセンター1本出しとすることで、純正比約8.75kgの軽量化を実現しています。
「ハイパフォーマンスブレーキシステム」(110万円)は、国際サーキットでの使用を想定し、ブレーキへの負荷が高いサーキットにて、900度近いブレーキローター温度での走行テストを繰り返し行い開発。ブレーキタッチの剛性感向上と高い制動力を実現しました。
このほか、エンジンルームを彩る「カーボンエンジンカバー&チャンバーカバー」(19万8000円)を設定。
無限メタルロゴエンブレムを大胆に配したエンジンカバーと無限トリコロールを配したチャンバーカバーが、エンジンルームにも無限のレーシングスピリットを演出します。
なお、今回設定された新製品(スポーツチタンエキゾーストシステムは単体価格)をすべて合計すると1059万3000円となります。
販売中のシビックタイプR「RACING BLACK Package」(車両本体価格617万9800円)と合わせると、1677万2800円です。(くるまのニュース編集部)
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みんなのコメント
それだけ掛けるなら、エンジンと足回りをやった方が良いと思うのは私だけでしょうか?軽さは武器だとは理解してますが…