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英国版 短命に終わったモデルたち(3) 販売期間2年 いよいよ本番

アストン マーティン・シグネット(2011年~2013年)


シグネットとは、トヨタiQのアストン マーティン版であり、このアイデアはゴルフコースで産み出されたものだと言われている。アストンオーナーへの抜け道とも言える存在だった。
――何台残ってる?:140台
――アストンオーナーになれるならなんでもOK、いくらで手に入る?:新車ではまったく成功したとは言えなかったことで、その価値を維持することに成功している興味深い例だ。さらに、スターリング・モスも1台所有している(写真)。手に入れるには2万9000ポンド(390万円)以上を覚悟する必要がある。

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インフィニティQ60(2016年~2018年)


この新時代クーペのシャープなルックスも、時代遅れのインテリアと曖昧なステアリングフィール、そしてフロントマスクに取り付けられたよく分からないブランドから、ひとびとの目を逸らすことはできなかった。
――何台残ってる?:130台前後
――いくらで手に入る?:2万ポンド(269万円)から手に入れることができる。

フィアット124スパイダー(2016年~2018年)


4代目マツダMX-5(日本名:ロードスター)の姉妹モデルであり、つねにその陰に隠れた存在として、スポーツカーというよりも、クルーザーだと見做されてきた。

フィアットがその販売終了の理由を明らかにしたことはないが、低調なセールスと、WLTP排ガステストへの対応がその理由だったんだろう。

それでも、より高い収益性を誇るアバルト124は、まだラインアップにその名を留めている。
――何台残ってる?:2600台前後
――いくらで手に入る?:1万2500ポンド(168万円)から手に入れることができる。

キャデラックSTS(2009年~2010年)


絶えず欧州での成功を夢見るGMから登場したもう1台であり、GMでは右ハンドル仕様を用意するとともに、5シリーズ並みの価格で7シリーズ並みのサイズを実現することにこだわっていた。

だが、その結果は販売台数わずか45台という惨憺たるものに留まっている。
――何台残ってる?:24台
――いくらで手に入る?:非常に数は少ないが、見つけることができれば、その価格は9000ポンド(121万円)程度だろう。

シボレー・ボルト(2013年~2015年)


シボレーの英国撤退が理由ではない。その素晴らしい出来栄えにもかかわらず、セールスは低調なままだった。単に価格が高過ぎたのだ。
――何台残ってる?:118台前後
――いくらで手に入る?:非常に数は少ないが、低走行の車両を7500ポンド(101万円)から手に入れることができる。

クライスラー・デルタ(2011年~2013年)


酷い出来栄えの、短命に終わったバッジエンジニアリングの茶番とでも言うべきモデルであり、本来、ランチアを名乗るべきデルタにクライスラーの名を与えるという、フィアット・クライスラー(FCA)が定期的に行う過ちによって、ブランドの価値を棄損するハメになった1台だ。

この落ち着きのあるエレガントなハッチバックは、1978年以前、ラリーのイメージが付く前のデルタの再来とでも言うべきモデルだったが、誰もそんなことは気にしておらず、FCAではランチアのブランドよりも、クライスラーのほうが販売量を見込めると考え、このデルタにクライスラーのバッジを与えている。
いずれにせよ、デルタの価格設定は非常に強気なものであり(同じクラスのBMWのほうが、実勢価格は別として、カタログ上ではより安価なプライスタグを掲げていた)、そのキャリアは短命に終わっている。
――何台残ってる?:830台前後
――いくらで買える?:走行距離9万7000kmの個体を4000ポンド(54万円)から手に入れることができる。

クライスラー・セブリング・サルーン(2007年~2009年)


米国が誇る安価なレンタル用モデルであり、自分のクルマの良さを改めて教えてくれる。とんでもない出来だ。
――何台残ってる?:約1300台
――レンタル車両が好きなんだ、いくらで手に入る?:見た目に問題無い車両を1500ポンド(20万円)から手に入れることができる。

ダッジ・アベンジャー(2007年~2009年)


セブリングと同じようなモデルであり、アベンジャーが目指したのは安価なパフォーマンスモデルだったが、そうはならなかった。

歴史好きであれば、アベンジャーの名がクライスラーのモデルで初めて使用されたのがヒルマン・アベンジャーだったことに興味を持つかも知れない。だが、1970年代に登場し、大ヒットとなったこのモデルも、いまではほとんどが忘れており、1979年に欧州部門をPSAへと売却した際にも、アベンジャーの名はクライスラーが所有し続けていたのだ。
――何台残ってる?:約600台
――いくらで手に入る?:コンディション良好な1台も2000ポンド(27万円)もあれば十分だ。

ダッジ・ジャーニー(2008年~2010年)


MPV群雄割拠の時代に登場したジャーニーは不運なモデルであり、クライスラーを合併したフィアットは、ダッジブランドを英国へ導入することの是非に疑念を持っていた。
――何台残ってる?:約1400台
――いくらで手に入る?:それなりのコンディションの個体が3000ポンド(40万円)あたりから存在しているようだ。

ダッジ・ナイトロ(2007年~2009年)


ある意味では、力強い見事なルックスをしたモデルであり、その荒々しい乗り心地に相応しいスタイリングとも言える。もう1台の失敗したダッジだ。
――何台残ってる?:約2000台
――いくらで手に入る?:ほどほどの走行距離を重ねたそれなりのコンディションの車両を、4000ポンド(54万円)から見つけ出すことができる。

フィアット・クロマ(2005年~2007年)


不具合の多かった1980年代登場の初代が素晴らしく見えた。ダ・ビンチが活躍した国で産み出されたとは思えないモデルであり、死んだようなステアリングと心許ないハンドリング、生気のないギアチェンジが特徴だった。

姉妹モデルのヴォクゾール・シグナムも若くして死を迎えているが、それほど酷い出来だったということだ。
――何台残ってる?:約500台
いくらで手に入る?:当然、驚くほど安価に手に入れることが可能であり、900ポンド(12万円)がスタートプライスだ

MG XパワーSV(2003年~2005年)


新たに設立されたMGローバーは進退窮まっており、軽率にも失敗したデ・トマソ・プロジェクトを焼き直して、このカバのような恰好良さを誇るモデルにお金と時間を費やしたうえ、出来上がったこのクルマを、ポルシェ911ほどの価格で売ろうと考えたのだ。

初めてこのクルマのステアリングを握った英国版Autocarのアンドリュー・フランケルは、「思い出すなかで最悪のドライビングポジションを持つ1台であり、ヘッドルームにもギョッとさせられた」とリポートしている。

ローワン・アトキンソンは数少ない購入者のひとりであり、もっと長く販売される予定だったのかも知れないが、その前にMGローバー自体が破綻してしまった。
――何台残ってる?:20台ほどだろう
――いくらで手に入る?:それほどお目に掛かることの出来ないモデルであり、その希少性がこのクルマの価値を保っている。市場に出てきた場合、そのスタートプライスは3万5000ポンド(471万円)だ。

ルノー・ベルサティス(2002年~2004年)


必ず「何を考えていたのか?」と言われるモデルであり、何はなくとも傑出した存在であることに間違いはない。
――何台残ってる?:約230台。少なくとも、わずか195台が現存するに留まる2ドアの姉妹モデル、アヴァンタイムよりその数は多い
――いくらで手に入る?:非常に数の少ないモデルだが、1500ポンド(20万円)から手に入れることができる

ルノー・ウインド(2010年~2012年)


ルノースポーツが手掛けた、興味深いニッチなロードスターモデルであり、2011年後半にはルノーUKのモデルラインナップから徐々に姿を消していった。英国ではその名前にも問題がなかったわけではない。
――何台残ってる?:約2100台
――いくらで手に入る?:それほど走行距離が延びた車両は存在しておらず、コンディションにも問題はなさそうな車両を、2500ポンド(34万円)から手に入れることができる。

ローバー・シティローバー(2003年~2005年)


英国の残り物を使ってインドで生産されたモデルであり、少なくとも安価ではあったが、それにも理由があった。
――何台残ってる?:約940台
――シティローバー無しの人生は考えられないんだけど、いくらで手に入る?:希少だが、500ポンド(7万円)あたりから見つけ出すことができる。

TVRサガリス(2004年~2006年)


すべてのTVR製モデルを運転したり、所有したりすることは、気の弱い人向きではないが、サガリスは、今回ご紹介するなかで最高の1台であり、それはこのクルマを見ればご理解頂けるだろう。

もっと長く生き永らえるはずだったが、その前にTVRが破綻してしまった。
――何台残ってる?:2006年時点の190台から数を減らしており、いまでは112台となっている。その多くがスクラップ送りではなく、クラッシュしたに違いない。
――いくらで手に入る?:8万ポンド(1077万円)以上が必要だ。

ヴォクゾール・シントラ(1997年~1999年)


ヴォクゾール関係者でさえ、新たな名を与えられたこの米国製8シーターモデルの価格は高過ぎ、燃費性能も酷過ぎたと認識している。

1998年のクラッシュテストでのあまりにもお粗末な結果を受け、ラインアップから姿を消すこととなったが、それは発売からわずか2年後のことだった。
――何台残ってる?:26台
――いくらで手に入る?:もし見つけることができれば、500ポンド(7万円)前後を覚悟しておけば十分だろう。

デロリアンDMC12(1981年~1982年)


今回ご紹介した他の多くのモデルとは違い、デロリアンにまつわるストーリーは広く知られている。

当時の基準に照らせば、決して悪い出来ではなく、そのデザインは程よく熟成が進んでいるようだ。さらに、手ごろなスポーツカーでガルウイングドアを採用していたことも大きな特徴だった。

だが、その組立品質は決して褒められたものではなく、スキャンダルと財務問題によって会社は倒産の憂き目に会い、このクルマも早すぎる死を迎えている。
――何台残ってる?:非常に少数だ
――時速142km/hで1955年にタイムスリップするには、いくら必要?:希少なモデルであり、カルト的な人気も相まって、3万ポンド(403万円)以下で見つけ出すことは難しいだろう。

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