現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 実態はおぼろげに見えてきた!?「CBR500R FOUR」最新情報まとめ【2025年5月版】

ここから本文です

実態はおぼろげに見えてきた!?「CBR500R FOUR」最新情報まとめ【2025年5月版】

掲載 3
実態はおぼろげに見えてきた!?「CBR500R FOUR」最新情報まとめ【2025年5月版】



今なお復活が待たれているCB400スーパーフォアの後継モデル「新型CB400」。そのフルカウルモデルに、500cc版が登場するかもしれない。中国で登場が確実視されているこの一台について、現時点でわかっている情報をまとめてお伝えする。

【画像10枚】CBR500R FOURの実態は!?

●文:ヤングマシン編集部

4気筒CBRシリーズの末弟として登場か

EICMA 2024が盛況のうちに終了し、各メーカーの2025年モデルが出そろったのち、ホンダが「CBR500R FOUR」なる商標を出願していたことがわかっている。以前にお伝えした「CBR400R FOUR」のグローバル版と思われ、噂通りであればいずれ中国で発表を迎えるだろう。

CBR500Rの車名が表すもの、そして『FOUR』の名称を真に受けるなら、4気筒エンジンを搭載したフルカウルスポーツの新登場を思わずにはいられない。

カワサキ「ニンジャZX-4R」の登場から、ホンダは4気筒CB400の復活が待ち望まれている。これを受けて新型CB400の登場がほぼ確実とのスクープ記事はこれまでにもお伝えしてきたが、いよいよ具体的な車名が絞り込まれてきたと見ていいだろう。

今ある情報としては、CB400スーパーフォアの後継となりうる新型4気筒400のネイキッドモデルが登場するであろうということと、これをベースとしたフルカウルモデルが並行して開発中ということ。

WEBヤングマシンでも、フルカウルで400cc4気筒エンジンを搭載するホンダ車とくれば、名前は誰もが想像する「CBR400RR/CBR500RR」だろうと当たりをつけていたので、意外なネーミングではあるのだが……。

とはいうものの、4気筒CBRとしてはフラッグシップモデルに「CBR1000RR-R FIREBLADE / SP」があり、ミドルクラスにはスーパースポーツモデル「CBR600RR」、汎用性を持たせたフルカウルスポーツの「CBR650R」がある。それらの末弟としてアジア圏や日本をターゲットにするなら、「CBR400R FOUR/CBR500R FOUR」というのは妥当なのかもしれない。

―― CBR1000RR-R FIREBLADE SP

―― CBR600RR

―― CBR650R

―― CBR500R(北米仕様)

2気筒のCBR500Rは北米のみ2025年モデルが発表されており(カラーリングは前年から変更なし)、欧州仕様ほかの2025年モデルがどうなるのかも注目されるところだ。

―― 本田技研工業株式会社として出願している商標がこちら。

ちなみに現CBR400Rと言えば、NX400と同じ2気筒エンジンを共有するフルカウルスポーツモデル。2013年に登場したのち、倒立フロントフォークの装備やデザインのアグレッシブ化などでスポーティさを高めてきた。

いっぽう、かつてはCBR400Rの名で4気筒モデルも存在した。1986年7月15日に発売されたCBR400Rは、CBR750Fなどに近いエアロフォルムが特徴で、サイドカウルには大きく『AERO』の文字も。このモデルのために新設計された水冷4エンジンは、カムギャトレーンシステム(当時表記)や新型4連キャブレター、集合管マフラーなどを採用し、最高出力59ps/12500rpmを誇っていた。

これらの車名を継承しながら、末尾に4気筒を意味するであろう“FOUR”が付く。これは期待せずにいられない!

◆4気筒のCBR400Rは1980年代に存在した

最新のCBR400Rは2気筒エンジンを搭載していて、ライディングポジションは前傾がきつくない。ツーリングにも使いやすいオールラウンダーだ。対する1986年式のCBR400Rは、空冷4気筒モデル・CBR400Fの後任として誕生し、新設計の水冷4気筒エンジンを搭載。当時の自主規制値いっぱいの最高出力を誇ったが、のちのCBR400RRに比べればオールラウンダーな性格だった。

―― CBR400R[2024] ■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 46ps/9000rpm 3.9kg-m/7500rpm 車重191kg(装備)■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=160/60ZR17 ●価格:86万3500円 ●2024年3月21日発売

―― CBR400R[2016] ■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 59ps/12500rpm 3.8kg-m/10000rpm 車重184kg(装備)■タイヤサイズF=100/80-17 R=130/70-18 ●当時価格:66万9000円 ●1986年7月15日発売

トガッた最新デザインに専用チューンを熱望!

これまでの情報によれば、最大の注目はそのスタイルになりそうだ。“ニダボ”=現行CBR250RRに近いエッジの利いたデザインを採用するという。CBR1000RR-RやCBR600RRのようなガチSSスタイルではなく、若者の支持も根強く、ストリートで見かける機会も多い現行CBR250RRとの共通性を持たせる戦略なのだろう。トランスミッションはMTのほか、クイックシフター的にも使えるEクラッチ仕様が登場するのも確実視されている。

エンジンや車体のパッケージは次期CB400と共通になりそう。つまり“史上最強ヨンヒャク”ZX-4Rとガチンコ対決するのではなく、トータルバランスを重視した万能キャラの可能性が高い。登場時期は新型CB400とほぼ同じ、2025年秋頃になるか!?

―― 【2024 ホンダCBR250RR】電制スロットルやパワーモードなどライバルを圧倒する装備で2017年にデビュー。クラス最強級の速さとスピード感のあるエッジィなデザインが人気だ。●86万9000円~

―― 【HONDA E-Clutch】CB&CBR650Rを皮切りに採用拡大が期待されているEクラッチ。機構は軽量&シンプルで、既存エンジンへの後付けも容易だ。価格はCB&CBR650RではMT車の+5万5000円となっている。

◆CBR400RRコンセプトを想定したスクープCGはコチラ↓

※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

赤の差し色良すぎな2019年モデル!カワサキが放った鮮烈なネイキッドといえば?
赤の差し色良すぎな2019年モデル!カワサキが放った鮮烈なネイキッドといえば?
WEBヤングマシン
「日常から飛び出したくなる」カワサキの400アメリカン【2023~2025年モデルの変化】
「日常から飛び出したくなる」カワサキの400アメリカン【2023~2025年モデルの変化】
WEBヤングマシン
2024年から登場した、スタイリング良すぎなヤマハのネオレトロ125ccといえば?
2024年から登場した、スタイリング良すぎなヤマハのネオレトロ125ccといえば?
WEBヤングマシン
2024年モデルでコスパがヤバイことになった、ホンダの操りやすい600ccスーパースポーツといえば?
2024年モデルでコスパがヤバイことになった、ホンダの操りやすい600ccスーパースポーツといえば?
WEBヤングマシン
チャート比較で見るヤマハPG-1国内販売の可能性!
チャート比較で見るヤマハPG-1国内販売の可能性!
WEBヤングマシン
「AT免許で運転できる!」Vツイン搭載の軽二輪クルーザー! QJMOTOR「SRV250A」が69万8000円で登場
「AT免許で運転できる!」Vツイン搭載の軽二輪クルーザー! QJMOTOR「SRV250A」が69万8000円で登場
WEBヤングマシン
水冷V型2気筒エンジンの原付二種、新型登場!! ヒョースン「GV125Xロードスター」7月上旬発売へ
水冷V型2気筒エンジンの原付二種、新型登場!! ヒョースン「GV125Xロードスター」7月上旬発売へ
WEBヤングマシン
「マツダのクルマだけじゃないの!?」 1970年代に存在した幻のロータリーバイク3選
「マツダのクルマだけじゃないの!?」 1970年代に存在した幻のロータリーバイク3選
WEBヤングマシン
【魔改造スポーツ】トヨタエンジン搭載のフェラーリ風カスタム! テキサスの名コレクターが手がけたMGAの正体
【魔改造スポーツ】トヨタエンジン搭載のフェラーリ風カスタム! テキサスの名コレクターが手がけたMGAの正体
WEBヤングマシン
国内導入が待ち遠しいヤマハPG-1、ライバル徹底比較試乗インプレ【オンロード編】
国内導入が待ち遠しいヤマハPG-1、ライバル徹底比較試乗インプレ【オンロード編】
WEBヤングマシン
ホンダの”猿”は2021年モデルでどう変わった?(相場情報つき試乗レビュー)
ホンダの”猿”は2021年モデルでどう変わった?(相場情報つき試乗レビュー)
WEBヤングマシン
【最高速330km/h超】フェラーリ 296 スペチアーレ徹底解説! サーキット直系エアロ×880馬力ハイブリッドの全貌
【最高速330km/h超】フェラーリ 296 スペチアーレ徹底解説! サーキット直系エアロ×880馬力ハイブリッドの全貌
WEBヤングマシン
「世界へ打って出る“夢”を託して」ホンダ初の4ストローク・ドリームE型[’52年製造]〈走行映像あり〉
「世界へ打って出る“夢”を託して」ホンダ初の4ストローク・ドリームE型[’52年製造]〈走行映像あり〉
WEBヤングマシン
【ルパン三世も羨む! 】フィアット500のカスタムマシン「お宝モデル」4選:伝説のチンク”激レア車”に迫る
【ルパン三世も羨む! 】フィアット500のカスタムマシン「お宝モデル」4選:伝説のチンク”激レア車”に迫る
WEBヤングマシン
[ハーレーカスタム] パンヘッドスプリンガーチョッパー:フロントに珠玉のVLスプリンガー!〈遠藤自動車サービス〉
[ハーレーカスタム] パンヘッドスプリンガーチョッパー:フロントに珠玉のVLスプリンガー!〈遠藤自動車サービス〉
WEBヤングマシン
RB26や13Bに匹敵する「名機」はあるのか? 現行モデルのなかから「将来伝説になりそう」な名エンジンを探してみた!
RB26や13Bに匹敵する「名機」はあるのか? 現行モデルのなかから「将来伝説になりそう」な名エンジンを探してみた!
WEB CARTOP
「俺達の青春!」「2ストといえばコイツ」青島文化教材社より伝説の’89MC18型が完成品スケールモデルとして登場
「俺達の青春!」「2ストといえばコイツ」青島文化教材社より伝説の’89MC18型が完成品スケールモデルとして登場
WEBヤングマシン
<最新号>ドライバー2025年8月号が発売。ムーヴ、カローラ クロス、RAV4、フォレスター/BMW X3/CX-60、リーフ、アコード、レクサスRX、ゴルフR、ジムニーシリーズカスタムパーツ特集ほか<6月20日>
<最新号>ドライバー2025年8月号が発売。ムーヴ、カローラ クロス、RAV4、フォレスター/BMW X3/CX-60、リーフ、アコード、レクサスRX、ゴルフR、ジムニーシリーズカスタムパーツ特集ほか<6月20日>
driver@web

みんなのコメント

3件
  • *****
    𝕄𝕒𝕕𝕖 𝕚𝕟 Chinaなら日本には要らないよ👋🏻‪
  • なし
    cbr650Rのエンジン使いまわせばいつでも復活は早いだろ
    4発エンジン新規開発しなくていいし、リミッターつければいいだけだろ
    cb400のエンジンもnc23のCBR400RRのエンジン使って色々やってただけだし
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村