現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > BMW Mモデル最高峰のスーパーワゴン「M3 CSツーリング」が限定モデルで登場!【新車ニュース】

ここから本文です

BMW Mモデル最高峰のスーパーワゴン「M3 CSツーリング」が限定モデルで登場!【新車ニュース】

掲載 更新 2
BMW Mモデル最高峰のスーパーワゴン「M3 CSツーリング」が限定モデルで登場!【新車ニュース】

3.0L直6ツインターボは550psを発揮!

これまでM3セダンやM4クーペなどに設定されたことのある「CS」が、このたび初めてM3ツーリングに設定された。CSとはコンペティション・スポーツの略で、BMW Mモデルの中でも最高峰のパフォーマンスを持つ限定モデルに与えられるネーミングだ。
3.0リッター直列6気筒ツインターボエンジンは、サーキットでの優れたパフォーマンスを発揮するように設計されており、レーシングカーから多くの技術的知見が反映されている。これには、スリーブのないクローズドデッキ構造の非常に剛性の高いクランクケース、鍛造軽量クランクシャフト、3D プリントされたコアを備えたシリンダーヘッドが含まれている。同様に軽量化されたシリンダーボアには、摩擦損失を減らすためにワイヤーアーク溶射鉄コーティングが施されている。冷却システムとオイル供給も、サーキットでのハードな運転中に発生する持続的な高負荷に対応できるように設計されたものだ。
さらに、2基のモノスクロールターボチャージャーの最大チャージ圧力を2.1barに引き上げるなどにより、カタログモデル「M3コンペティションM xDriveツーリング」と比べて、20ps上乗せとなる550psの最高出力を実現(最大トルク650Nmは同じ)。0-100km/h加速タイムは、同モデル比で0.1秒短縮となる3.5秒をマークする。最高速度はリミッターにより300km/hに制限される。

日本発売は?トヨタとスズキが共同開発! 欧州で競争著しい電動コンパクトSUV市場に新型車投入へ。【新車ニュース】


エンジンサウンドはドライバーの感情を大いに揺さぶる音色で、電動制御フラップや軽量設計のチタン製リヤサイレンサー、そしてMの定番であるマットブラック塗装の2対のテールパイプを備えたM専用エキゾーストシステムによるもの。エンジンサウンドは、ドライバーがMセットアップメニューから選択したエンジンプロファイルに応じて変化する。SPORTまたはSPORT+モードでは、とくにギヤチェンジとそれに伴う回転速度の調整を通じて、ドラマティックなサウンドが生成される。
エンジンは、ドライブロジックを含む8速AT「Mステップトロニック」と連携。シフトセレクターに統合されたドライブロジックボタンの操作により3つの設定からシフト特性を変更できる。快適性重視のスポーティなモードだけでなく、サーキット走行に特化して最適化されたモードも選択可能だ。


駆動方式は「M xDrive」による四輪駆動。この四輪駆動システムではトランスファーケースに電子制御式マルチプレートクラッチを採用し、エンジン出力を前輪と後輪の間で完全に可変かつ極めてスムーズに配分。過酷なサーキット走行中でも疲れを知らない全輪駆動性能を発揮する。
後輪アクスルのアクティブMディファレンシャル(動作も完全に可変) と連動して、インテリジェント全輪駆動システムの後輪バイアスにより、M特有のハンドリングダイナミクスが向上する。さらに、Mセットアップメニューから4WDスポーツモードを選択することもできる。これにより、エンジン出力のさらに大きな割合が後輪に送られる。
一方、2WDモードでは、DSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)システムを無効にしたクラシックな後輪駆動を採用し、究極の純粋主義者向けのドライビングエクスペリエンスを実現する。
レッドまたはブラックに塗装されたキャリパーを備えるMコンパウンドブレーキは、抜群の制動力を発揮。また、ブレーキキャリパーがレッドまたはマットゴールドから選べるMカーボンセラミックブレーキがオプションで用意されている。
標準のホイールは、マットゴールドブロンズまたはマットブラック仕上げの専用ダブルスポークデザインの鍛造Mライトアロイホイール。フロント19インチ、リヤ20インチのホイールには、トラックタイヤ(フロント275/35ZR19、リヤ285/30ZR20)が標準で組み合わされる。これらのタイヤの代わりに、同じサイズのスポーツタイヤを無償で選択することもできる。


CFRPパーツの多用で約15kg軽量化

インテリジェントな軽量設計対策も、M3 CS ツーリングの比類ないパフォーマンス特性を形成するうえで重要な役割を果たしている。重量の最小化に関しては、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)の広範な使用が特に重要。ボンネットやフロントスプリッター、フロントエアインテーク、ドアミラーキャップ、リヤディフューザーはすべてCFRP製だ。
車内では、Mカーボンバケットシート、CFRPステアリングホイールシフトパドル、インテリアトリムストリップ、センターコンソールも重量軽減に役立っている。さまざまな軽量設計対策により、M3コンペティションM xDriveツーリングに比べて総重量が約15kg軽減。エンジンルームにオプションでMフロントエンドストラットブレースを追加すると、車体の剛性がさらに高まる。これも軽量化のために設計されたものだ。


ステーションワゴンモデルである「ツーリング」としても魅力を合わせ持っているのも、このモデルの特色。荷室容量は500L確保されており、分割可倒式リヤシートのアレンジで最大1500Lに広げられる。
そのほか、軽量化され極限まで簡素化されたフレームレスのMキドニーグリルや、GTレーシングカーと同じ特徴的な黄色の光を放つLEDヘッドライトが特徴的。ふたつの水平グリルスラットの上部にある黒いモデル名文字は、赤い輪郭線で縁取られており、フロントとリヤのモデルバッジも同様となっている。


SPECIFICATIONS
BMW M3 CSツーリング|BMW M3 CS Touring
ボディサイズ:全長4796×全幅1918×全高1447mm
ホイールベース:2857mm
車両重量:1925kg
総排気量:2993cc
エンジン:直列6気筒ツインターボ
最高出力:405kW(550ps)/6250rpm
最大トルク:650Nm(66.3kgf-m)/2750-5950rpm
トランスミッション:8段AT
駆動方式:4WD
※欧州仕様

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

テスラが嫌いならキャデラックを買えばいいじゃない! 初の電動SUV「リリック」が上陸【新車ニュース】
テスラが嫌いならキャデラックを買えばいいじゃない! 初の電動SUV「リリック」が上陸【新車ニュース】
くるくら
3代目新型メルセデス・ベンツ「CLA」が誕生! まずはBEV、年末までに48Vマイルドハイブリッド仕様を追加【新車ニュース】
3代目新型メルセデス・ベンツ「CLA」が誕生! まずはBEV、年末までに48Vマイルドハイブリッド仕様を追加【新車ニュース】
くるくら
レクサス、新型「RZ」を世界初公開! EVでマニュアル操作感を実現、航続距離も20%アップ【新車ニュース】
レクサス、新型「RZ」を世界初公開! EVでマニュアル操作感を実現、航続距離も20%アップ【新車ニュース】
くるくら
【10年ひと昔の新車】ビッグマイチェンしたホンダ CR-Zを「無限」がさらにスープアップした
【10年ひと昔の新車】ビッグマイチェンしたホンダ CR-Zを「無限」がさらにスープアップした
Webモーターマガジン
メルセデス・ベンツ新型『CLA』発表 EVは航続距離792km、ハイブリッドも「ディーゼル並み」の低燃費へ
メルセデス・ベンツ新型『CLA』発表 EVは航続距離792km、ハイブリッドも「ディーゼル並み」の低燃費へ
AUTOCAR JAPAN
シボレー・コルベット初の“ハイブリッド+4WD”! トータル664馬力の最強モデル「イーレイ」日本上陸から9か月 販売店へ寄せられる声とは
シボレー・コルベット初の“ハイブリッド+4WD”! トータル664馬力の最強モデル「イーレイ」日本上陸から9か月 販売店へ寄せられる声とは
VAGUE
レクサス 新型「RZ」世界初公開 BEVシステムを全面刷新&ステアバイワイヤ初採用
レクサス 新型「RZ」世界初公開 BEVシステムを全面刷新&ステアバイワイヤ初採用
グーネット
日本導入モデルはすべて右ハンドル仕様!キャデラックからラグジュアリーな電動SUV「LYRIQ」が登場
日本導入モデルはすべて右ハンドル仕様!キャデラックからラグジュアリーな電動SUV「LYRIQ」が登場
@DIME
フェイクじゃない4本マフラー 最新アウディSQ5へ試乗 3.0L V6ガソリンでしっかり「S」
フェイクじゃない4本マフラー 最新アウディSQ5へ試乗 3.0L V6ガソリンでしっかり「S」
AUTOCAR JAPAN
モト・グッツィを象徴する「V7」シリーズがアップデート! ベストセラーモデルに加えて“伝説のスポーツモデル”「V7スポルト」が復活
モト・グッツィを象徴する「V7」シリーズがアップデート! ベストセラーモデルに加えて“伝説のスポーツモデル”「V7スポルト」が復活
VAGUE
カワサキ「Z900 SE」が1,650,000円で4月12日発売!948cm³エンジンは新たに電制スロットルとIMUを搭載!   
カワサキ「Z900 SE」が1,650,000円で4月12日発売!948cm³エンジンは新たに電制スロットルとIMUを搭載!   
モーサイ
モーガン新型『スーパースポーツ』初公開 快適性と使いやすさを向上 約1950万円から
モーガン新型『スーパースポーツ』初公開 快適性と使いやすさを向上 約1950万円から
AUTOCAR JAPAN
メルセデス・ベンツCクラスクーペの躍動感のあるスタイルと走りに驚いた【10年ひと昔の新車】
メルセデス・ベンツCクラスクーペの躍動感のあるスタイルと走りに驚いた【10年ひと昔の新車】
Webモーターマガジン
【アメリカ】ホンダ新型「CB1000ホーネットSP」発表! パワフルな「リッター4気筒」&クイックシフター搭載で超楽しそう! 漆黒ボディに“上品ゴールド”がカッコイイ「ストリートファイターバイク」登場!
【アメリカ】ホンダ新型「CB1000ホーネットSP」発表! パワフルな「リッター4気筒」&クイックシフター搭載で超楽しそう! 漆黒ボディに“上品ゴールド”がカッコイイ「ストリートファイターバイク」登場!
くるまのニュース
【次世代の操舵感覚を採用】レクサスRZに新型モデル登場 新しいドライビング体験を提供
【次世代の操舵感覚を採用】レクサスRZに新型モデル登場 新しいドライビング体験を提供
AUTOCAR JAPAN
【極上の乗り心地に感動】レンジローバーが2025年モデルに進化!50psアップのディーゼルは大本命
【極上の乗り心地に感動】レンジローバーが2025年モデルに進化!50psアップのディーゼルは大本命
AUTOCAR JAPAN
新車120万円! ホンダ新「レブル1100」発表! 鮮烈すぎる「フレアオレンジ」採用した“カスタムモデル”も登場! 伝統ある最新「大型クルーザー」バイクが凄い!
新車120万円! ホンダ新「レブル1100」発表! 鮮烈すぎる「フレアオレンジ」採用した“カスタムモデル”も登場! 伝統ある最新「大型クルーザー」バイクが凄い!
くるまのニュース
トヨタとレクサス 欧州向けEVラインアップを拡充し3種類のニューモデルを発表【公式動画
トヨタとレクサス 欧州向けEVラインアップを拡充し3種類のニューモデルを発表【公式動画
Auto Prove

みんなのコメント

2件
  • plo********
    ALPINA B3 ツーリング、今年11月で最終となる生産枠がまだ空いているそうですよ。
  • sasa
    豚鼻が素晴らしい。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村