日産の中型SUV
text:James Attwood(ジェームズ・アトウッド)
【画像】日産キャシュカイ、ルノー・カジャー、フォルクスワーゲン Tロック、 BMW X2【ライバル比較】 全117枚
2020年後半に欧州で発表される見込みの日産キャシュカイ次期型。そのプロトタイプがテストをする様子が目撃された。
以前は、極秘の試験施設でしっかりカモフラージュされたモデルを、遠くから撮影することしかできなかった。今回はヨーロッパの公道でテストが行なわれており、モデルの詳細を確認することができる。
新たな写真では、カモフラージュが施されているものの、まったく新しいデザインではなく、人気の高い現行型を進化させたスタイリングにしたことが確認できる。
特にリアエンドは、現行モデルとの共通点が多くみられるほか、サイドビューは、ボディワークの変化が見られる。
また、ジューク風のノーズには、同社の新しいVモーショングリルを組み合わせた。
来年初めに発売されるのは3世代目にあたり、引き続きイギリス・サンダーランドの工場で製造される予定となっている。
幅広い電動パワートレインで提供か
新しいキャシュカイは引き続き、ルノー・カジャー、日産エクストレイルにも使用されているルノー日産三菱アライアンスのCMFプラットフォームを採用する。
ディーゼル・エンジンの搭載はないと予想されているが、48Vマイルドハイブリッドから、三菱・アウトランダーPHEVをベースとしたプラグインハイブリッドに至る、幅広い電動パワートレインが用意されると考えられている。
日産は、「CMF-EV」という電気自動車用プラットフォームで電動SUVを開発しているため、新型キャシュカイがEVで提供される可能性は低いだろう。
インテリアは、アップデートされたインフォテインメントシステムと、新しいダッシュボードデザインにより、刷新されることが期待されている。
主要なグローバルモデル
2018年にヨーロッパ全体で23万台以上が販売されたキャシュカイは、競争の激化にもかかわらず、昨年イギリスで5番目に売れたモデルとなっている。
米国ではローグ・スポーツとしてブランド化されているほか、多くの市場で提供されており、日産の主要なグローバルモデルの1つとなっている。
日産は、コスト削減の一環として、ヨーロッパのラインナップの大幅な削減を計画していることもあり、新型キャシュカイは同社にとってさらに重要なモデルとなるだろう。
なお、アライアンス3社の「リーダー・フォロアー」戦略への移行に伴い、日産はCMFプラットフォームのモデルの開発を主導していくことになる。
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みんなのコメント
初代デュアリスが国内では鳴かず飛ばずでビビったか??
世界的なSUVブームなのに、堅実なこのモデルを日本に導入出来ない日産は、やはり三流企業ですね。
導入済みのキックスと今後導入予定の新型エクストレイルとの競合を気にしてるんだろうが、ユーザーにとって選択肢が少ないメーカーは、はなから除外されますよ。
(実際日産は国内モデルを絞り過ぎて客を失ってるし)
企業の勝手な効率意識なんか、一般ユーザーはどうでもいいので、新型ジューク+新型デュアリス+新型エクストレイル+キックスで揃えて、「どうぞ、お好きなの選んで下さい‼️」って、どうしてやってみようと思えないかなぁ…
馬鹿だね日産て会社は。