現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > フェラーリ・アマルフィ(1) 12チリンドリへ寄せた姿に640ps ローマの改良版ハードを概説

ここから本文です

フェラーリ・アマルフィ(1) 12チリンドリへ寄せた姿に640ps ローマの改良版ハードを概説

掲載
フェラーリ・アマルフィ(1) 12チリンドリへ寄せた姿に640ps ローマの改良版ハードを概説

ローマの改良版 3.9L V8は640psへ

フェラーリは、既存モデルのフェイスリフトを好まない。通常は、技術的な改良を数多く受け、名称も改められ、新モデルとして登場する場合が多い。

【画像】極上に魅力的な二面性 フェラーリ・アマルフィ 競合する上級グランドツアラーと比較 全162枚

今回ご紹介するアマルフィも同様で、ローマの改良版となる。ただし、技術的な進化は従来ほど大きなものではない。最新のアストン マーティン・ヴァンテージとの比較で優勢なほどだったから、早急に手を加える部分があったわけではないだろう。

フロントに載るエンジンは、3.9L V8ツインターボ。レッドゾーンは7600rpmへ上昇し、最高出力を20ps増しの640psへ高めつつ、新しい排気ガス規制へ対応させている。エンジンオイルは0W30が指定粘度で、ターボは17万1000rpmで回るとか。

排気系も改良。アイドリング時は静寂性が増し、触媒は温度上昇が早まった。シャシーは、オプションの磁性流体を用いたダンパーを再調整。タイヤは、ピレリとブリヂストンの他に、グッドイヤーも選択可能になっている。

12チリンドリへ雰囲気を寄せたボディ

滑らかなシルエットに格子状のフロントグリル、緊張感ある面構成で仕立てられたローマの見た目を、好ましく受け止めていた人は多いはず。個人的には、近年で最も美しいフェラーリだと思っていた。勢い不足に感じていた方も、いらっしゃるかとは思うが。

アマルフィでは、フェラーリ12チリンドリへ雰囲気を寄せている。グリルは、見慣れたエアインテークへ変更された。写真ではトヨタのハンマーヘッド・ノーズへ似ているように見えるかもしれないが、現物はより精悍。ご感想はいかがだろう?

試乗車のボディカラーは、ヴェルデ・コスティエラ。サイドのキャラクターラインが、筋肉質な締まり感を生んでいる。テールライトはクールな表情で、リアスポイラーは展開式。空力特性も磨かれた。

角度で表情を変えるシルバーのアルミホイールも、躍動的な印象を醸し出す。ローマのスタイリングの方がお好みなら、スパイダーならまだ注文はできるようだ。

横に長く、主張が控えめなタッチモニター

インテリアは、ボディ以上に刷新。従来のセンターコンソールは、グロスブラック・トリムが目立ったが、アルマイト加工されたアルミニウム製へ置き換わった。指紋が残りにくく、実用性は改善している。

ダッシュボードの中央下部には、横に長いタッチモニター。これは、12チリンドリと共有する。以前は、縦に長かったことをご記憶だろうか。メーターパネルも、モニター式。アナログのタコメーターを恋しく思うのは、筆者だけではないはず。

エアコンの温度やシートの調整など、一部の機能は直感的とはいいにくい。それでも、タッチモニターの主張が控えめなのは好ましい。

ステアリングに物理スイッチ復活 広い荷室

ステアリングホイールには、実際に押せるハードスイッチが帰ってきた。以前はタッチセンサーで、操作性で劣ることは否めなかった。レッドのエンジン・スタート/ストップボタンも蘇っている。

ちなみに、このステアリングホイール上のボタンパネルは、既存のローマや296、12チリンドリ、プロサングエにも後付けで組めるという。英国では7000ポンド(約143万円)請求されるが、カーボン製のボディトリムより有効なお金の使い道では。

それ以外の内装は、ローマから継承。素材はくまなく高品質で、お好みの色を指定できる。特別なクルマだと実感させる、繊細で大人な空間へ仕上げることも難しくない。

張りのあるシートは、座面が若干高めながら、座り心地は素晴らしい。身長が高いと、天井からの圧迫感が少なからずありそう。後席は、子どもか荷物用。荷室は見た目以上に広く、開口部の下端も低く、使い勝手が良い。

気になる走りの印象とスペックは、フェラーリ・アマルフィ(2)にて。

文:AUTOCAR JAPAN AUTOCAR JAPAN
【キャンペーン】第2・4金土日は5円/L引き!ガソリン・軽油をお得に給油!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

1968年式ダットサン「521」は1年限りのレア車! 左ハンドル北米仕様の「帰国子女」が放つオーラ
1968年式ダットサン「521」は1年限りのレア車! 左ハンドル北米仕様の「帰国子女」が放つオーラ
Auto Messe Web
スズキ「“超軽量”800ccターボ」搭載! “リッター32km”走る「斬新クーペ」に反響殺到!「“昭和レトロ風”デザインがサイコー!」「スズキの“軽量化技術”はマジで凄い…」の声も! 軽より“軽い”傑作モデル「レジーナ」とは!
スズキ「“超軽量”800ccターボ」搭載! “リッター32km”走る「斬新クーペ」に反響殺到!「“昭和レトロ風”デザインがサイコー!」「スズキの“軽量化技術”はマジで凄い…」の声も! 軽より“軽い”傑作モデル「レジーナ」とは!
くるまのニュース
150台しか生産されなかった最終進化型“まつ毛なしミウラ”がオークションで落札 55年前の赤いランボ「ミウラSV」の気になる落札価格とは
150台しか生産されなかった最終進化型“まつ毛なしミウラ”がオークションで落札 55年前の赤いランボ「ミウラSV」の気になる落札価格とは
VAGUE
『クラウンクロスオーバー』のボディ剛性をアップ! タナベ「サステック・アンダーブレース」を発売
『クラウンクロスオーバー』のボディ剛性をアップ! タナベ「サステック・アンダーブレース」を発売
レスポンス
電動キックボードと同じ規格で物流問題を解決! 荷物の配達に注目される「電動小型モビリティ」のいま
電動キックボードと同じ規格で物流問題を解決! 荷物の配達に注目される「電動小型モビリティ」のいま
WEB CARTOP
なぜ新型フェラーリは元Appleのデザイン責任者が担当したのか? 電動スポーツカー「ルーチェ」のインテリアの一部を先行公開【新車ニュース】
なぜ新型フェラーリは元Appleのデザイン責任者が担当したのか? 電動スポーツカー「ルーチェ」のインテリアの一部を先行公開【新車ニュース】
くるくら
イマが狙い目!予算150万円で買える人気の中古コンパクトカー8選
イマが狙い目!予算150万円で買える人気の中古コンパクトカー8選
グーネット
アルトワークスが牛丼ってどういうこと!? 人気フードっぽいクルマって一体なんだ!?
アルトワークスが牛丼ってどういうこと!? 人気フードっぽいクルマって一体なんだ!?
ベストカーWeb
XCRスプリントカップ第2戦、ヨコハマタイヤ勢が大健闘で5クラス中4クラスを制覇
XCRスプリントカップ第2戦、ヨコハマタイヤ勢が大健闘で5クラス中4クラスを制覇
レスポンス
首都高の「くねくね区間」でトヨタやスバルが自動合流!?  交通量が多く合流区間が短い場所で…実証実験を開始
首都高の「くねくね区間」でトヨタやスバルが自動合流!? 交通量が多く合流区間が短い場所で…実証実験を開始
くるまのニュース
視線を奪う足元へ!? ルイ・ヴィトンから新作メンズスニーカーが登場 “品格と個性を宿す”アイテムの数々とは
視線を奪う足元へ!? ルイ・ヴィトンから新作メンズスニーカーが登場 “品格と個性を宿す”アイテムの数々とは
VAGUE
「Zめっちゃカッコいい」アネスト岩田のSUPER GT新体制発表に、SNSでは「応援しなきゃ」と期待の声
「Zめっちゃカッコいい」アネスト岩田のSUPER GT新体制発表に、SNSでは「応援しなきゃ」と期待の声
レスポンス
第2回バーレーンF1テスト初日午前:フェラーリのシャルル・ルクレールが最速。レッドブルに問題発生ピットに籠もる
第2回バーレーンF1テスト初日午前:フェラーリのシャルル・ルクレールが最速。レッドブルに問題発生ピットに籠もる
motorsport.com 日本版
卒業制作のカスタムカーで大阪オートメッセに挑戦! これぞ青春な2台が胸熱!! 【大阪オートメッセ2026】
卒業制作のカスタムカーで大阪オートメッセに挑戦! これぞ青春な2台が胸熱!! 【大阪オートメッセ2026】
WEB CARTOP
ホンダ「N-BOX」サイズの新型「軽ハイトワゴン」“新情報”を公開! めちゃ便利な「両側スライドドア×背高ボディ」で“長距離”走れる! ガチで「日本の軽」作ったBYD“新型ラッコ”公式サイト公開!
ホンダ「N-BOX」サイズの新型「軽ハイトワゴン」“新情報”を公開! めちゃ便利な「両側スライドドア×背高ボディ」で“長距離”走れる! ガチで「日本の軽」作ったBYD“新型ラッコ”公式サイト公開!
くるまのニュース
日本旅行とホンダカーズ島根、災害時の試乗車提供で協定締結…移動手段確保へ
日本旅行とホンダカーズ島根、災害時の試乗車提供で協定締結…移動手段確保へ
レスポンス
使い捨てだったオイルに「これじゃいかん!」 Moty’sが再精製基油でオイル業界の未来を切り拓く【大阪オートメッセ2026】
使い捨てだったオイルに「これじゃいかん!」 Moty’sが再精製基油でオイル業界の未来を切り拓く【大阪オートメッセ2026】
WEB CARTOP
フェラーリがエキゾースト後方にウイングを付けてきた! 排気ガス増える新規則PUの特性活かす狙いか
フェラーリがエキゾースト後方にウイングを付けてきた! 排気ガス増える新規則PUの特性活かす狙いか
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2870 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

2110 . 0万円 3580 . 0万円

中古車を検索
フェラーリ ローマの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2870 . 0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

2110 . 0万円 3580 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村