従来のメガーヌとは異なるモデル
text:James Attwood(ジェームズ・アトウッド)
【画像】メガーヌのEV、ではない【eビジョンをメガーヌやライバルと写真で比較】 全141枚
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)
ルノーは、来年発売予定の同社初の電動SUV、メガーヌEテック・エレクトリックの新しいティーザー画像を公開した。
ルノーは昨年、このモデルのコンセプトを発表し、ルカ・デ・メオCEOは「市販車の95%がこのような外観になる」としていた。このコンセプトカーは「メガーヌeビジョン」と呼ばれていたが、新たなリリースによると、ルノーのすべての電動車両を包括するサブブランドである「Eテック」の名称を使用することになっている。
今回公開されたティーザー画像では、ルノーの新しいロゴも確認できる。インテリアの画像には、縦型のタッチスクリーンとデジタル・インフォメーション・ディスプレイが写っている。
メガーヌEテック・エレクトリックのスタイリングは、既存のメガーヌとは全く異なる。以前、公道でテストしている様子が目撃されており、カモフラージュが施されているものの、細いヘッドライトや大径ホイールの装着も確認された。また、助手席側のAピラーには、充電ポートのカバーが見られた。
サイドから見ると、クロスオーバースタイルのプロポーションが見て取れる。ルカ・デ・メオは発表会で、「古典的なハッチバックをエモーショナルな方法で再発明する」ことを意図していると述べた。
航続距離は450kmか
コンセプトのメガーヌeビジョンは、ルノー・日産・三菱アライアンスの新プラットフォーム「CMF-EV」を採用したEVだ。CMF-EVは、日産アリアにも採用される予定。コンセプトでは、航続距離450kmを実現する60kWhのバッテリーと、前輪を駆動する218psの電気モーターを搭載していた。
アリアと同様に、複数のバッテリーサイズと、ツインモーターの全輪駆動が用意されるだろう。
メガーヌeビジョンは、デ・メオが最近発表したルノー・グループの大規模な変革計画の重要な一部となる。ルノーはEVラインナップを拡大し、収益性の高いCセグメント市場での地位を回復することを目指している。
メガーヌの名称を使用することで、これまでのルノー車とのつながりを持たせており、関連性のない現行の内燃機関搭載のメガーヌと並行して販売される。
生産は、先日発表されたEVハッチバック「5」とともにルノーのドゥエ工場で行われる予定だ。
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みんなのコメント
金さんが鎮座する場所のバックにある、あのギザギザ模様の襖(ふすま)
(ミニカー好きの方なら、京商サムライシリーズの外箱の模様でもありますねw)
あの模様、「紗綾形(さやがた)」というのだそうですが、今度のルノーの
新しいマーク(CI)、何だかこの「紗綾形」をタテにしたような感じに
見えるのは、ワタシだけでしょうか…?w