【メキシコ】日産が新型「最小・“最安”SUV」発表！ 全長４m以下の「ちょうどいいサイズ」＆1.0リッターエンジン採用！ タフ顔も超カッコイイ「マグナイト」登場

■新型「最小・最安SUV」登場！

　日産のメキシコ法人は2025年4月25日、コンパクトSUV「マグナイト」を現地で正式に発売しました。

　メキシコで17年連続乗用車販売台数1位を誇っている日産のSUVは、これまで3車種（「キックス」「エクストレイル」「パスファインダー」）で、そのエントリーモデルとして新たに加わったのが今回発売されたマグナイトです。

　マグナイトは2020年にインドでデビュー。以来、世界累計15万台以上を販売してきた人気モデルです。当初は右ハンドル市場（インド、東南アジア、アフリカ諸国など）が中心でしたが、2025年からは左ハンドル市場が加わり、メキシコはそのひとつとなります。

　ボディサイズは全長3990mm×全幅1760mm×全高1570mm、ホイールベース2500mm。扱いやすいコンパクトな設計ながら、堂々としたプロポーションが特徴です。外観デザインには大型のフロントグリル、L字型LEDデイタイムランニングライト、16インチアルミホイール、シルバーのロアガードを採用し、見栄えのするスタイルとなっています

　内装はブラックとベージュのツートーンカラーを採用し、視覚的にも上質な印象をもたらしています。8インチのディスプレイオーディオ、ワイヤレススマホ充電、アンビエント照明、後席用エアベントなど、日常的な使い勝手を向上させる機能が充実しています。ただ、先進運転支援システム（ADAS）は非搭載です。

　パワートレインには、1リッター直列3気筒ガソリンエンジンを搭載。最高出力は99馬力、最大トルクは5速MT仕様で118Nm、CVT仕様では112Nmを発生します。

　ボディカラーは、ビビッドなオレンジやブルーを含む全7色が用意され、さらにルーフ部分をブラックとしたツートーン仕様を含めると全12色となります。価格は37万8900メキシコペソ（約270万円）からです。

　なお、今回の正式発売を前に、4月4日からキャンペーンが実施され、先行予約した場合は1万ペソ（約7万円）の割引が適用されました。また期間中、2900人以上が日産ディーラーを訪れ、反響を呼んだといいます。

　同社の幹部は次のように述べています。「日産のラインナップに新たなモデルが加わることを大変嬉しく思います。素晴らしい反響は、私たちが現代の消費者ニーズに合ったクルマを提供していることを裏付けています。このモデルは、シティSUVセグメントのベンチマークになると確信しています」

Comments

[tai********]

日本仕様があれば欲しい。

[やむやむ]

日産の新しい社長は、利幅の大きい高額な車をメインに売りたいようだけど、この車は国内に持ってこれればキックスより売れると思う。ダイハツ製のSUVといい勝負できると思いますよ。