アウトドローモ・インテルナシオナル・アイルトン・セナこと、ゴイアニアで開催されたSCBストックカー・ブラジル"Pro Series"第4戦『GP Chevrolet Sonic(シボレー・ソニック・グランプリ)』は、土曜スプリントレースで“初代SUVチャンピオン”のフェリペ・フラーガ(ユーロファーマRC/ミツビシ・エクリプスクロス)がポール・トゥ・ウインの完勝で通算25勝目。続く日曜メインレースでは、僚友ガエターノ・ディ・マウロ(ユーロファーマRC/ミツビシ・エクリプスクロス)が圧倒的なパフォーマンスで“ライト・トゥ・フラッグ”を決め、通算9勝目を飾ることに。
今季シリーズデビューを果たしたセルジオ・セッテ・カマラ(チームRC/ミツビシ・エクリプスクロス)や、フェリペ・バチスタ(スターリング・レーシング/ミツビシ・エクリプスクロス)らミツビシ勢が表彰台を独占し、連勝の強豪ユーロファーマRCが完璧な週末を締め括った。
トヨタ陣営の22歳がスプリントで初優勝。ピケJr.やバリチェロを抑え、サラスが日曜を制覇/SCB第3戦
前人未到5度目の『Indianapolis 500(インディアナポリス500)』制覇を目指し、エリオ・カストロネベスがクオリファイ・ウイークで不在となり、18歳のカイオ・チャベス(メルカド・リブレ・レーシング/トヨタ・カローラクロス)が代役デビューを飾った週末は、金曜走り出しのFPからフェリペ・マッサ(タイム・ルブラックスTMG/シボレー・トラッカー)が先頭に立ち、午後のセッションでトップタイムを記録してみせた。
明けた土曜の予選とスプリントレースに向けては「僕のアタックはそれほど良くなかったが、すでに重要な12台の中からスタートすることができ、それが結果に貢献した」と語ったチャンピオンが盤石のレースを披露。猛暑のなか、予選トップ12が逆転するインバーテッド・グリッド規定でリバースポールを得たフラーガは、スプリント開始直後の4周目にメインストレートにオイルが漏れたためセーフティカー(SC)が出動した機会を捉え、日曜メインレースに向け機材を節約する戦略的なレースを展開していく。
リスタートの9周目に義務的なピットストップのタイミングが到来すると、ここで間髪を入れずに先頭走者が動き、そのままリードを守り切った王者がネルソン・ピケJr.(スクーデリア・バンデイラス/シボレー・トラッカー)やゼジーニョ・ムジャティ(チームRC/ミツビシ・エクリプスクロス)らを従え、シリーズ通算25回目のトップチェッカーを受けた。
「ストックでは25回目の勝利、ゴイアニアでは3回目。大好きなコースで家に近く、家族もたくさん来てくれている点ではさらに特別だ」と喜びを語ったフラーガ。「セーフティカーがフィールドを圧縮したから、ポジションを確保するべくピットを出るときはプッシュ・トゥ・パスを何度も使う必要があった。リスクを冒さないことを考えているし、明日は集中してより多くのポイントを獲得し、チャンピオンシップでのリードを維持することに努める」
一方、その背後で勝利を目指して戦うペースがないことを認識していたピケJr.だったが、今季3度目となる2位表彰台獲得を高く評価した。
「主にコースの特性のせいで厳しいレースだった。グリップが高く、デグラデーションが厳しいから、ずっと限界にいて非常に高いレベルの集中力が必要だった。ポイントを獲得したので全体的にはポジティブだったが、前のクルマと戦うペースがなかった。今は今日起こったことから学び、明日の長いレースでより良いレースを探す時間だ」
その土曜に今シーズン3度目のポールポジションを獲得したディ・マウロは、前日のチームメイトを再現するかのようなレース展開で日曜メインを支配。2列目3番手発進だったセッテ・カマラのプレッシャーを受けながらも、そのリードを守り切り見事な勝利を収めた。
「レースは最高だったね。昨日のレースではプッシュ・トゥ・パスを多用せざるを得なかったが、それでもマシンの競争力の高さは分かっていた」とディ・マウロ。「綿密な作戦を立て、今日はすべてを完璧に実行できた。計画通りに100%の成果を上げることができたから、チーム全員の仕事ぶりにとても満足している。今回も非の打ち所がなかったよ!」
一方、レッドブル・ジュニアの育成ドライバーとしてF1にも進出し、日本ではコロナ禍に阻まれつつスーパーフォーミュラのスポットも経験したセッテ・カマラは、地元SCBのデビューイヤーで初の表彰台を獲得し、この結果が自信を深める上でいかに重要かを強調した。
「素晴らしい結果だ。ストックカーで初の表彰台を獲得できてとてもうれしいよ」と2位フィニッシュのセッテ・カマラ。「すでにこの順位を争えるだけのペースはあったと感じていたが、レースを重ねるごとにプレッシャーは増していく。ルーキーとして最初は期待値も低いが、レースを重ねるごとに状況は変わるんだ。今回表彰台に立てたことで少し肩の荷が降り、さらに自信がついた。これは重要な結果であり、安心感をもたらし、次のレースでさらに良い結果を目指すモチベーションを高めてくれるよ」
これで王者フラーガがチャンピオンシップ首位を維持し、シリーズ“3冠”のガブリエル・カサグランデ(A.マシアス・ヴォーゲル/シボレー・トラッカー)が追う展開へと変わった2026年のSCBシーズン。続く第5戦は6月19~20日の週末に、ブラジルの中西部マットグロッソ州のクイアバで争われる。
[オートスポーツweb 2026年05月21日]
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
フェラーリ勢が上位に並ぶなか007号車アストンマーティンがブラジルで最速発進【FP1レポート】
ザクセンリンクの支配者マルク・マルケスが最速! 小椋藍もQ2直行を確保|MotoGPドイツGPプラクティス
【MotoGP】その契約、無効だから……KTMが2週間でちゃぶ台返しとビニャーレス暴露。将来は鈴鹿8耐への参戦も?「ミラーは楽しそうだったね」
MotoGPドイツGP FP1|前戦ウイナーの小椋藍17番手スタート。チームメイトのフェルナンデスが最速
“2シーターのF1”RB17ハイパーカーの走行初披露を、設計者ニューウェイとともに角田裕毅が担当。グッドウッドを駆ける
みんなのコメント
昔々、WRCにギャラン~ランサーで活躍していた時代にランサーを9まで乗り継いだが、WRC撤退とコルトを海外生産したあたりから三菱車は個性を失い、そこから遠ざかった。実はエクリプスクロスにはレンタカーを借りて乗ったことがあるが、大きい、重い、デザインがゴタゴタ、ウインドウスイッチがドア取っ手の奥にあるなど内装の設計にも変なところが見られ、デザイナーなのか設計部門なのかセンス悪くて買う気にならなかった。
もうちょっと真面目に描いてくれたら三菱に戻ってもよい。
それに引き換え、日本の業界最大手は
モノマネパクリでゴミを販売して販売台数世界一とか、新興・途上・権威主義 国家企業じゃないんだから位情け無い