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「日本勢、壮絶クラッシュの決定的瞬間!」第56回マカオGPをプレイバック!/番外編

予選ではナイトスポーツRX-8が、決勝ではスプーンNSX-R GTが餌食に…

カメラマン小林の撮影ポイントが絶妙だった!

「違和感が無さすぎるヴェロッサ顔のチェイサー!」あまりに自然すぎて大改造ポイントを気づかれない!?

KNIGHT SPORT RX-8[SE3P]

原因:ハーネスに気を取られてのペダル操作ミス

「始めから、なにか左足に当たっているのが気になってはいたんですけど、そのまま予選アタックに臨んだワケです。そうしたら…」と、その先は谷川選手に聞くまでもなく、写真を見てもらえば一目瞭然だ。

何のパーツ用か?ってことまでは確認しなかったけど、ダッシュボードの下にダラ~ンと垂れ下がったハーネス&リレー。これがアタック中の激しい前後&横Gでブラブラして左足を叩き、谷川選手の集中力をそいだことは想像に難くない。

それが、フィッシャーマンズコーナーで一瞬のブレーキングミスを誘発。もともとスピードが乗ってる5速からシビアな減速が求められるコーナーだったことに加え、この場合は軽量化を狙ったABSレス仕様だったことも、状況が不利な方向に向かってしまった理由のひとつと言えそう。

それらの条件が重なり、ブレーキングミスによるロック→スピン…を招いてしまったワケだ。

テールからコーナーを飛び出してきたあと、後ろ向きのまま目の前を滑っていく様子が克明に記録されている。説明がなければ「バーンナウトでもしてんのか?」と思ったとしても不思議ではない。

あまりも盛大なタイヤスモークによって、一瞬クルマが隠れてしまった。これを見ただけだと一体なにが起こったのか? 判断できないだろう。

しだいに煙が流れていって再びRX-8が姿を現すあたりは、まさに白煙のイリュージョンといったところ。

ほぼ真後ろからの写真にもかかわらず、フロントフェンダーの凹み具合と、アーム類が折れてあさっての方向に向いてる右フロントタイヤの様子がよくわかる。とりあえず、このままじゃ後続車に突っこまれる危険性があるのでガードレール際に寄せる。

公道を封鎖して誕生するサーキットゆえ、エスケープゾーンは皆無に等しく、リタイヤしたマシンはクレーンで吊られてガードレールの外に出されるのが基本。よって、コースサイドのあちこちに大型クレーンがスタンバイしてるのだ。

マシンから脱出する谷川選手。ガードレールが思いのほか高いから、向こう側に行くのもひと苦労だ。

トローリング開始! 吊り上げるためのベルトは4輪のホイールそれぞれに引っかけられる。この状態でクルマがほぼ水平状態を保っていることから「やっぱRX-8って前後重量配分に優れてるんだ!」と、ヘンなところに感心だ。

コースサイドにしゃがみこむ谷川選手の気持ちは推して知るべし。この状況、おそらく谷川選手の中では、大沢誉志幸の『そして僕は、途方に暮れる』がリフレインしてるに違いない。

SPOON NSX-R GT[NA2]

原因:落ちてたエキマニに乗り上げてのステア操作不能

想像しただけでも、これはかなりコワイ状況。曲がりたいのに曲がれないってのは、ブレーキがすっぽ抜けて止まれなくなるのと同じか、それ以上にヤバかったりする。

「リスボアを抜けてすぐ気づいたんだけど、初めはどうせゴム製のパイプだろうと思ってたのね。だったら踏んじゃえばイイやって。ところが、寸前になって“あ、B型エンジンのエキマニだ!”ってことがわかって。コブラみたいなカッコして立ってたから、間違いないよ」と市嶋サン。

その時、すでに回避する余裕もなく“エイヤッ!!”と思い切って行ったらこんなことに…。気合だけじゃどうしようもなかったってことだ。

そもそもの疑問は「なぜエキマニがコース上にあったのか?」ということ。市嶋サンは「その形状からホンダB型エンジン用で間違いない!」と断言するけど、もしそうだとしたらエキマニを脱落させたそのクルマが、スプーンNSX-R GTと同じ目に遭ってててもオカシくはないはずだ。

エキマニを腹下に飲み込んだ瞬間。割れたリップスポイラーが衝撃の大きさを物語る。うまく後方に吐き出せればいいんだけど…。

エキマニが完全に噛み込んでノーズが大きくリフトアップ。フロントタイヤのグリップ的にも空力的にも、非常にによろしくない状態だ。

フロントアクスルの下でスティックしたエキマニが、往年のF1マシンもビックリなほどの火花を散らす。アンダーパネルが後方に吹き飛ぶ。

エキマニが外れてくれる気配はまるでナシ。これだけ盛大に火花が出ると万が一、燃料系になにかあったときのことが心配になる。

数少ないエスケープゾーンに運び込まれたスプーンNSX-R GT。オフィシャルたちは、きっと仕事を忘れて「おぉーっ、NSX-R GTじゃんかよ!」なんて盛り上がってるに違いない。ちなみにココ、ホントはカメラマン立ち入り禁止区域なんだけど、カメラマン小林はリアルな現場の雰囲気を写真に収めるため、半ば強引に乱入。これまたグッジョブだ!!

エスケープゾーンには、スタート直後のリスボアコーナーで餌食となったR35とランエボも。ちなみにR35のボンネットは、前方からの衝撃を感知してヒンジ側をあげるポップアップ機能が作動してしまってる。これは滅多に見られない珍しいシーン(!?)だ.

もともとフラットなアルミ製のフロントアンダーパネルがこんなグニャグニャに。フロントサスメンバーに引っかかったエキマニがパネルを押し上げたと思われる。バンパーに貼ったOPTステッカーも悲惨な姿になってしまった…。

前年クラッシュした時は誰かに持ち去られて結局、見つけられなかった左側エアロミラー。「今回はちゃんと残ってました!」と城本メカ。

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