オッシャースレーベンで開催されたDTMドイツ・ツーリングカー選手権の2025年シーズン開幕戦にあわせて発表され、2026年よりBMW Mモータースポーツの新しいエントリーモデルとなる新型『M2 Racing(M2レーシング)』が、発売前最後の主要耐久テストの実施をアナウンス。BMW Mワークスドライバーの3名がステアリングを握り、6月21~22日に開催されるニュルブルクリンク24時間レースのSP3Tクラスに参戦することが明らかにされた。
歴代モデルの『M235iレーシング』『M240iレーシング』『M2 CSレーシング』と同様に、カスタマーレーシング分野のサポートを最重要課題とするこの新型は、現行『BMW M2』のシャシーをベースに数々のレーシング・コンポーネントで強化され、最高出力は313PS(230kW)を発揮、最高速度は270km/hを超えるパフォーマンスを誇る。
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すでにこの新型カスタマーレーシング車両は3万km以上のテスト走行を完了しており、2026年からBMW Mモータースポーツのカスタマーチームに理想的なエントリーレベルのレースカーとして提供される。
この最後の主要テストでは前述のとおりSP3Tクラスに参戦し、耐久レースの極限状況下でドライバーとチームによってその性能が試され、ベルギー人ドライバーのウーゴ・デ・ヴィルデとシャルル・ウィーツ、そして車両のテストと開発に当初から携わってきたドイツ人ドライバーのイェンス・クリングマンがステアリングを握る。
そこへモータースポーツジャーナリストでもあるミヒャエル・ブラウティガムも合流し、実働部隊をFKパフォーマンス・モータースポーツが担当する。
「ニュルブルクリンク24時間レースをもって、新型エントリーモデル『BMW M2レーシング』の徹底的なテストと開発フェーズが終了する」と語ったのは、BMW Mモータースポーツでカスタマーレーシング部門の責任者を務めるビョルン・レルマン。
「ワークスドライバーたちは、最後の最後までデータとインプレッションを収集し、カスタマーに最高の状態でマシンを届けられるよう尽力する。アイフェルでの耐久レースは究極の試練だからね」
同じく新型開発のあらゆる段階に積極的に関わり、発売に向けた準備において重要な役割を果たしてきたクリングマンも「ニュル24時間は『BMW M2レーシング』にとって最後の重要なドレスリハーサルとなる」と意気込む。
「長く集中的なテストと開発フェーズを完了し、多くの距離を走行してきた。今はとくに完璧な開発を終えたM2レーシングをカスタマーに届けるべく、ふたたびレースコンディションで車両の性能を試すことを心待ちにしている」と続けたクリングマン。
「準備は万端だと自負している。ノルドシュライフェ(ニュルブルクリンク北コース)、その他の選手権、そしてサーキット走行など、あらゆる使用シーンを想定したあらゆるシナリオをシミュレーションしてきた。もちろん、実際のレースコンディションでは状況がつねに少し異なる。例えば、ドライバー交代がどのように行われるか、ソフトウェア側ですべてが完成しているか……などについてね。だからこそ、これはまさに量産開始前の最後の大きなテストと言えるだろうね」
[オートスポーツweb 2025年05月22日]
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