ジェッダ市街地サーキットを舞台に開催されているF1第5戦サウジアラビアGP。大会2日目の予選セッションでは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得した。
この前に行なわれたフリー走行3回目やFIA F2のスプリントレースとはうってかわって、ジェッダの街には夜の帳が下り、無数の照明で煌々と照らされた6.174kmのコースが闇夜に浮かび上がった。
現地20時の段階では気温29度、路面温度38度。日中から路面温度は10度以上下がったものの、依然として暑いコンディションの中、予選セッションがスタートした。
■フェルスタッペンがトップ通過|Q1
20台のうち下位5台がノックアウトされる18分間のQ1。狭く曲がりくねったジェッダでは、コース上でトラフィックに遭遇したり、赤旗でセッション中断となったりする可能性も高く、クリーンな周回を行なうことが難しいため、多くのドライバーが序盤からタイム計測を実施した。一方でレッドブルやレーシングブルズなどは少しコースインのタイミングをずらした。
ほとんどのドライバーが最初の計測を終えた時点ではマクラーレンのオスカー・ピアストリが暫定最速。チームメイトのランド・ノリスが2番手に続いた。レッドブル勢は3番手にマックス・フェルスタッペン、メルセデスのジョージ・ラッセルを挟んで角田裕毅が5番手に並んだ。
ただ、市街地サーキットが故に路面は周回を重ねれば重ねるだけタイムが伸びるという状況。複数回の計測を行なったドライバーも少なくなく、ノリスは2回目の計測でピアストリを上回った。
そして残り5分を切る頃には各車が再びコースイン。タイムの上がり幅を考えて、ノリス以外のトップドライバーもコースに姿を現した。
フェルスタッペンはユーズドタイヤながら1分27秒778のトップタイムをマーク。ピアストリはタイムを更新せずにピットへと戻ったことで、Q1トップ通過となった。角田は2セット目の新品タイヤを投入して1分28秒226をマークし、5番手通過となった。
Q1敗退となったのはアストンマーティンのランス・ストロール、アルピーヌのジャック・ドゥーハン、ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグ、ハースのエステバン・オコン、スピンのあったザウバーのガブリエル・ボルトレトの5台だった。
■角田裕毅がトップ10入り|Q2
トップ10進出を決める15分間のQ2。1セットのみでQ1を通過したフェルスタッペン、ピアストリ、ノリスなどを除き、ほとんどのドライバーがユーズドタイヤを履いてコースへと入っていった。
まずQ2最初の計測では、チームメイトのトウを得たノリスがフェルスタッペンを上回る1分27秒481でトップ。ユーズド勢のトップは4番手につけたメルセデスのジョージ・ラッセルで、角田が6番手でフェラーリ勢に分け入った。
残り時間が少なくなる中で、トップのノリスを除く14台がコースイン。2~3番手につけていたフェルスタッペンとピアストリ、そしてQ1で早くも3セットの新品タイヤを使い切ってしまっていたアストンマーティンのフェルナンド・アロンソもユーズドタイヤを履いた。
Q2最後のアタックで各車ともタイムを改善したものの、トップタイムを更新するドライバーは現れず、ノリスがQ2トップ通過となった。角田は最後に1分27秒990までタイムを上げて7番手通過となった。
ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは、10番手となったフェラーリのルイス・ハミルトンに0.007秒届かず11番手でQ2敗退。レーシングブルズのリアム・ローソンやアロンソ、レーシングブルズのアイザック・ハジャー、ハースのオリバー・ベアマンが姿を消した。
■フェルスタッペンがポール獲得!|Q3
ポールポジションを決める12分間のQ3。マクラーレン、レッドブル、メルセデス、フェラーリが2台で進み、ウイリアムズのカルロス・サインツJr.やアルピーヌのピエール・ガスリーがトップチームの戦いに食い込んだ。
Q3最初の計測では、マクラーレン勢とフェルスタッペン、ラッセルが新品タイヤを投入。残る6人はユーズドタイヤでのアタックとなった。
まずピアストリが1分27秒560のターゲットタイムをマーク。他ドライバーの動向が気になるところだったが、直後にノリスがターン5で縁石を乗り上げ、痛恨のクラッシュを喫した。これにより残り8分32秒というところでレッドフラッグが提示された。
10分の中断を経てセッションは再開。ピットレーン出口がオープンになると同時に、サインツJr.とガスリー、フェルスタッペンがユーズドタイヤでコースに入り、フェルスタッペンが1分27秒559でピアストリのタイムを0.001秒上回りトップに立った。
その頃から残るドライバーがコースイン。コース上にいた3台もピットへ戻り、チームは新品タイヤに交換して再びコースへ送り出した。
ピアストリはまず1分27秒304で暫定トップへ。ただ、隊列の後方でタイム計測を行なったフェルスタッペンが角田のトウの恩恵も受けて1分27秒294……わずか0.01秒差でマクラーレン最速の下馬評を覆して今季2度目のポールポジションを獲得した。
3番手はラッセル。フェラーリのシャルル・ルクレールを挟んでもう1台のメルセデス、アンドレア・キミ・アントネッリが5番手につけた。
サインツJr.は6番手の大金星、ハミルトン、角田、ガスリーを上回ってみせた。角田はQ2通過タイムよりも遅い1分28秒204で8番手。ここぞという時のアタックが課題になっているようだ。なおガスリーは9番手、クラッシュのあったノリスが10番手となった。
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