■今出せば売れるかも?「Tjクルーザー」のスゴさ
トヨタが発表した「Tjクルーザー」は、現在でも話題が絶えず、発売を希望する声が上がる人気のコンセプトカーです。
【画像】超カッコイイ! これがトヨタの「スライドドアSUV」です! 画像で見る(39枚)
一体どのようなクルマなのでしょうか。
「Tjクルーザー」は、トヨタが2017年の「東京モーターショー」にて、「新ジャンルのクロスオーバーコンセプト」として発表した、ミニバンとSUVを融合させたコンセプトカーです。
車名の「Tjクルーザー」の由来は、アクティブに使い倒せる“TOOL-BOX”の「T」、クルマと様々な場所に出かける楽しさを意味する“Joy”の「j」、トヨタのSUV「ランドクルーザー」などで伝統的に使用してきた“CRUISER”の名称を組み合わせ、力強さを表現しています。
ボディサイズは全長4300mm×全幅1775mm×全高1620mm、ホイールベースが2750mmです。
取り回しやすいコンパクトなボディは、バンのように居住空間を最大化したスクエアな形状で、さらにミニバンのような両側スライドドアを備え、日常使いも良さそうです。
また、大径タイヤによるしっかりした足回りと、力強いフロントマスクを融合したエクステリアデザインを採用。ボンネットとルーフ、フェンダーなどは、上に物を置いても傷や汚れがつきにくいケアフリー素材(強化塗装)を用い、アウトドアでの使い勝手を追求しています。
内装は直線基調のインパネに、有孔ボードのようなデザインのドアトリムを備え、各部にはベルトをモチーフにした意匠をあしらうなど、マルチに使えるアウトドアギアのような雰囲気に仕上がっています。
また、シートの裏側やラゲッジのデッキボードなどに多数の固縛ポイントを採用。市販のフックなどのDIYアイテムを使って荷物の固定のほか、アクションカメラの設置なども行えるなど、マルチな楽しみ方を実現する、便利な機構が採用されています。
助手席シートは、後に登場したホンダ「N-VAN」のように、前後ともに折りたたんでフルフラット化が可能。
例えばサーフィンのロングボードなど、約3mまでの長尺物をそのまま積載ができるなど、アウトドアスポーツやレジャーに最適な設計です。
そして「Tjクルーザー」の特徴は、コンセプトカーとしては異例といえる、プラットフォームほかパワートレインの情報がフルで公表されていた点です。
プラットフォームには次世代の「TNGAプラットフォーム」を採用し、ユニットには2リッターエンジン+モーターのハイブリッドシステムを想定。駆動方式は前輪駆動および4輪駆動としています。
内外装が「いかにも実現しそうなデザイン」であったことに加え、あたかも市販を前提にしているかのごとく詳細なスペックまで公表されていたことで、発表当初は「ほんとうに登場間近なのではないか」と話題になりました。
しかし公開から7年以上が経過しても、未だにトヨタからの情報のアップデートは一切なく、登場する気配も見えません。
SNSでも、「Tjクルーザーずっと待ってる」「早く発売してくれ!」「今出せば売れそうなのに」など、発売を心待ちにする人や、「ミニバンだと大きすぎるからこれくらいでいい」「スライドドア付きが嬉しい」など使い勝手の良さを支持する人もいるようです。
2017年当時はニッチだったアウトドアレジャーパーパスのSUVも、現在はキャンプなどのアウトドアレジャーが一般化に浸透したうえ、田舎暮らしといった新たなライフスタイルも定着し、アウトドアスタイルのクルマが人気を獲得しています。
特に近年ではミニバンにSUVスタイルを融合されたモデルも販売されるなど、その勢いは留まるところを知りません。
こうした時代背景とともに、もしかするといよいよTjクルーザーの市販化も近づいてくるのかもしれません。
そんななか2025年10月には「ジャパンモビリティショー2025」が開催されます。2年に1度の「ショーイヤー」として、発売予定の新型車のほか、新時代のクルマを予感させるコンセプトカーも披露されます。
果たして「Tjクルーザー」の具体化に関する何らかの公開・発表があるのでしょうか。動向に注目です。(くるまのニュース編集部)
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ホンダ新型「“軽自動車”」初公開に反響殺到!「デザインが可愛い」「これがホンダの本命か!」「あのクルマに似てない?」の声が続々! めちゃレトロな「N360」モチーフの新型「N-ONE e:」に大注目!
車内に隠れている「謎の小型ミラー」何に使う? なかには“気づかない場所”にあることも…運転には使わない? 知ってトクする「めちゃ便利」な活用方法とは?
国交省ブチギレ!?「排除します!」 不正改造車「16台」をその場で“摘発”! 「すぐクルマを直しなさい!」命令も!? 「蓮田PA」に出現の“大迷惑”「爆音・シャコタン車」検挙 埼玉
「クルマが踊ってる!?」 運転席にある「謎のボタン」押したら何が起きる? 効果も存在も「知らない人」多すぎ! みんな意外と知らない「使い道」とは!
「リッター111km」も走れる「究極のエコカー」に反響多数! 「カブかよ」「給油いらないのサイコー」 全長3.9m“5ナンバー”サイズの「スーパー低燃費マシン」VW XL1が英で落札
「走行距離課税」は本当に必要? 税収1兆円減――なぜ25年度導入議論加速? 電動化シフトが財源危機を招く
ホンダのEV郵便バイク「連続火災」が相当マズい理由 625局で“使用停止” 電動化戦略にも痛手か
日産「新型スカイライン」登場へ 10年以上ぶりの“全面刷新”で「純ガソリン廃止」!? “急ピッチ開発”が進む「伝統と憧れのモデル」 販売店とオーナーはどう感じたのか
石破総裁「ガソリン暫定税率廃止」に否定的?「地方の財源が吹っ飛ぶ」とも!? 参院選直前に四国で演説! 結局“ガソリン減税”はどうなるのか
国交省ブチギレ!?「排除します!」 不正改造車「16台」をその場で“摘発”! 「すぐクルマを直しなさい!」命令も!? 「蓮田PA」に出現の“大迷惑”「爆音・シャコタン車」検挙 埼玉
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
試乗記事は、経費かかるのでプレビュー伸びないと赤字になるからね。
これなら出稿枠埋められるしウマーですから。
トヨタ斬新「スライドドアSUV」に注目! 全長4.3m“ちょうどいいボディ”&カクカクなタフデザインのTjクルーザーがスゴイ! フラットになる“めちゃ広ッ車内”も魅力の「SUVミニバン」コンセプトとは?(2025.05.28)
トヨタの斬新「“スライドドア”SUV」がスゴかった! カクカクデザイン×全長4.3mの「ちょうどいいサイズ」! “押し出し”強めでカッコいい「Tjクルーザー」とは
(2025.06.03)
トヨタ斬新「スライドドアSUV」に大反響! 「“ちょうどいいサイズ”なのに迫力ある」「めちゃ車内広い」「フルフラットになるの便利」の声も! カクカクデザイン採用の「Tjクルーザー」に熱視線!
(2025.06.09)