MotoGPで好調が続いているドゥカティのマルク・マルケス。チームマネージャーのダビデ・タルドッツィは、ライダーがマシンに特別な自信を見出していると話した。
マルケスは今季からドゥカティファクトリーチームに昇格して以来、好調が続いている。特にここ最近は、ホンダ時代の成績からは特に鬼門となると見られていたふたつのグランプリでも結果を残している。
■「最速ではなかったけど、勝つことができた」マルク・マルケス、苦手オランダGPの勝利は予想外?
ムジェロでのイタリアGPは過去に最高峰クラスで1勝しか挙げていないコースであり、TTサーキット・アッセンのオランダGPも同様に彼自身あまり得意ではないコースだと認めていた。しかし実際にレースが行なわれると、マルケスはこの2戦を完勝。フルポイントをマークして、苦手なグランプリで74ポイントを荒稼ぎした。
絶好調のマルケスを、ドゥカティのチームマネージャーであるダビデ・タルドッツィは大絶賛。オランダGP終了後のDAZNのカメラに対して、次のように語っていた。
「とても嬉しいね。マルクはチャンピオンに相応しい走りだった。ブラボーだ。そして速さを見せたベッツェッキ(マルコ・ベッツェッキ/アプリリア)にも拍手したい。もちろん、ペッコ(フランチェスコ・バニャイヤ/ドゥカティ)が再び表彰台に乗ったことも、とても嬉しく思う」
そしてタルドッツィはGPOneに対してはマルケスがマシンに特別な自信を感じられていると語った。
「マルクはこのバイクに特別な自信を見出していると思う。我々は彼がどのサーキットでも勝利を争ってくれることを期待している」
「この数年間の苦戦を乗り越えて、彼は成熟しただけではなく、レースをコントロールする才能や精神力も手に入れた」
そんなマルケスに弱点はあるのか? という問いに対してタルドッツィはこう答えた。
「弱点は常に存在する。しかし彼がエンジニアとの取り組みにおいて発揮するプロフェッショナリズムがとりわけ素晴らしい」
なおオランダGPで3位となったバニャイヤについては、次のように言及した。
「ペッコはレースのある時点で一貫性が無かった。何かが欠けていて、彼のベストパフォーマンスを妨げていたのだろう。しかし彼は再びチャンピオンとしての実力と才能を示してきた」
「ペッコには速さがあると今季初めから言ってきただろう。問題は、ブレーキングやコーナーエントリーで彼に自信を感じさせることができるバイクを用意できていないことだ。何かを見つける必要があるが、それにだんだん近づいている。それがはっきりすれば、ペッコはレースでマルクと戦うことになるだろう」
史上最長のシーズンとなっている2025年は、残すところ12戦。マルケスは既に68ポイントのリードを築き、タイトル獲得に向けて邁進している。なお、次のMotoGPはマルケスの大得意なドイツ、ザクセンリンクが舞台だ。
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みんなのコメント
当初、今年マルクはプラマックで25年マシンに乗ることを勧められてたけど拒否してた
それに賛否両論あったけど、今のこの結果を見ると誰も失敗だったとは言えないでしょう
やはり、未だマルクのレーサーとしての資質は群を抜いているってことですね