高級志向を強めたG90の派生コンセプト
韓国の高級車ブランド、ジェネシスは2台の新コンセプトカー『Xグラン・クーペ』と『Xグラン・コンバーチブル』をソウル・モーターショーで発表した。
【画像】市販化も前向き? 高級クーペ&コンバーチブル【2台のコンセプトカーをジェネシスG90と写真で比較する】 全13枚
ヒョンデから独立して今年で10年を迎えるジェネシスは、現行のフラッグシップモデル『G90』をベースに、ブランドの「新章」を示すものとしてこの2台を製作した。
将来的に、ラインナップに新たな派生モデルとして追加することも視野に入れており、フロントとリアのツインライトバーのデザインなど、ベース車のG90と共通する特徴が多い。
デザイン責任者のルーク・ドンカーヴォルケ氏は、モーターショーで記者団に、「人々が1つのタイプのクルマのことしか考えない時代において、ラインナップにさまざまな(バリエーションの)クルマがあることは重要だと思う」と語った。
「わたし達は単にショーのためのショーカーを作っているのではありません」
「このコンセプトカーでは、G90と同じプラットフォームを共有し、ラインナップに組み込める派生モデルを作ることを目指しました。(市販化が可能かどうかは)基本的にビジネスケースによって示されるでしょう。しかし、前向きに検討するのに十分な関心を集めています」
さらに、フレームレスウインドウ、ピラーレスドア、キルティング素材を多用した内装などは量産車に近い仕様であり、実際に発売される可能性をほのめかしている。
この2台は、ジェネシスが2021年と2022年に公開した3台の『Xコンセプト』シリーズを発展させたものだ。Xコンセプトは「ブランドの持つエクスクルーシブなスポーツ性とラグジュアリーなエレガンスを表現する」と説明されていたが、今回の2台はさらに高級志向を強めている。
例えば、ステアリングホイール、センターコンソール、エアコン吹き出し口にはクリスタルが散りばめられており、太陽光が当たると「魅惑的なディスプレイ」を作り出すという。
特にクロスルーフのXグラン・コンバーチブルは、上質なワインのスピリットを表現しており、外装色は圧搾されたブドウを、内装はイタリア・リボルノ地方のカベルネ・ソーヴィニヨンの深く豊かな色合いを表現している。
このラグジュアリーな位置づけは、アルミ製スポークのステアリングホイール、フロントシート後部に埋め込まれたスクリーン、マイクロパーフォレーション加工されたオリーブウッドの使用からも見て取れる。
ドンカーヴォルケ氏によると、2台はG90のプラットフォームのショートホイールベース版を採用し、最高出力415psのマイルドハイブリッドの3.5L V6ガソリンエンジンを搭載しているという。
現在、欧州ではG90はドイツとスイスでのみ販売されている。EV仕様の設定はなく、電動化の計画も発表されていない。
ジェネシスは最近、製品ラインナップの完全EV化計画を撤回し、代わりにハイブリッド車でグローバルラインナップを強化する方針だ。
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